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キセレゾの写真を撮ってた話

今月,2024年の9月はSanrio Vfesがありました.このSanrio Vfesにはパレードがあり,その中の一つに「SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!! キセキかもしれないレゾナンス」の公演がありました.このパレードはVRChatで行われているライブの中でも一番と言って良いほど素晴らしい出来のライブになっていて,初見のときには圧倒されました.

今回の公演は再演ということなので,内容は知っていましたが,写真を撮るようになって様々なカメラを使うようになった今,改めてこのキセレゾを見たり撮影したりするとどういうものが撮れるのだろうと気になりました.前回のパレードは撮影をしようと思ってパレードを見ているわけではなかったので,今回はどこをどのように撮影するのかを考えながら初めて見ました.

integralの撮影

まずはじめにintegralでの撮影を考えました.integralでライブを撮影するとなると,演者はほぼ必ず動き続けているのでまずブレます.そのブレを表現として吸収できるような写真が撮れるかどうかという話になってくるかと思います.が,ましゅまいれっしゅの方たちの写真をぼかしてうまく表現として吸収させることは自分には難しく,結局茶柱さんを守っていた子をブレさせて輪郭をぼやけさせ,不気味さみたいなものを出させることしかできませんでした.

Virtuallens2での撮影

このキセレゾのライブはドローン機能を使えないので手持ちのものでいろんなところから移動して撮るをひたすら繰り返しました.とはいえやはりVL2は慣れているのもあって撮りやすいので,個人的に好きなデルミンの写真をよく撮っていました.自分の手元からかなりアップで撮影することもあって望遠での撮影が主なものになりました.

FlexFishEyeでの撮影

一番今回お世話になったのは魚眼でした.魚眼カメラは全体が見えやすいということと,その人にフォーカスしたときに映えやすいというのがあって,自分自身が良いなと思える写真を撮りやすく感じました.

撮っての感想

この写真はこういうのを撮りたくてという話を書ければよいのですが,ガッツリライブを撮影しようと思って撮影したのは今回がほぼ初めてのようなものなのでとりあえずいい感じにして撮影しまくるというのを行いました.実際に仕事でライブ撮影している人に聞くと,逆に撮らなくなったとは聞きました.しかし,やはりそれは大量に写真を撮ってきてこういう風に撮影すれば良く見えるというノウハウを積んだからこそできる芸当だと思ったので,その人たちの後を追いかけるでもないですが,当初その人たちもしてきたように写真を撮りまくってそこから良さげなものを選定するという作業をしました.

とはいえ自分は仕事でライブ撮影とかをしたわけではないので,気持ち的にはゆるく自分の好きな感じで撮影しただけです.この写真たちの中でこの場面はこのカメラみたいに決めて撮影したのはintegralの一部の写真だけだったと思います.それ以外はVL2で撮ってみようかな,魚眼で撮ってみようかなとそのときの気分で撮影していました.

また,キセレゾ以外のパレードも撮っていたのですが,そちらに関してはドローンを飛ばしてもokということだったのでドローンを飛ばして撮影をしていました.しかし,ドローン撮影がokとなるとZOOM操作やボケ操作のほかにドローンの操作が入ってくるので,非常に難しく枚数を撮るのもままならないし,この場面撮りたいと思ってもすぐに対応できないというもどかしさを感じることもままありました.

ライブの撮影は自撮りとかとは異なり,一瞬一瞬がすぐに過ぎていくのでその場面でのベストフォトが刻一刻と変化していく,そういったものの違いに難しさを感じました.自撮りでも背景のワールドについては変化していくものだとは思いますが,被写体は他人が動いている所でもない限りそうではないと感じます,Silent Clubとかで踊っている人を撮影していれば動いている人を撮る知見なんかも増えるのかなとそんなことを感じました.


もしかしたら自分の推しであるヒメヒナがVRChatでライブするときが来るかもしれないから,いろいろ研鑽を積んでおきたいところですね.

なお,これらのキセレゾの写真に関しては枚数が枚数だったのでいつものぴょこっとぎゃらりーとは別のワールドを用意しました.リンクはこちらです.良かったら見ていってくださいね.

― 了 ―

pyocopel


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