国譲り
前回の国生みで登場した神代七代の末っ子、伊耶那岐神と伊耶那美神。
これで日本の国土が誕生しました。その後の物語。
伊耶那岐神は、最後に身を清めます。左目を洗うと天照大御神、右目を洗うと月読命、鼻を洗うと須佐之男命が現れました。いずれも尊い神なので三貴子と呼ばれます。
天照大御神は、父の伊耶那岐神から、高天原(神様の世界)を治めるように命ぜられました。
一方、葦原中国(地上世界)は須佐之男命の子孫である大国主神が立派な国を作り、治めてましたが、天照大御神と話し合うこととなりました。
高天原の神々は、建御雷之男神を葦原中国に遣わし、大国主神やその息子である八重言代主神ヤエコトシロヌシノカミと建御名方神タケミナノカタノカミを、かたや納得させ、かたや力ずくで理解させ、建御名方神は恐れおののき、長野県諏訪湖から他の地へ行かないことを誓うこととなりました。
その後、建御雷之男神は大国主神に尋ね、大国主神は神々の意に背くつもりはないことを伝え、葦原中国は天照大御神が治めることになりました。
これが国譲りです。
この国譲りの際、大国主神は出雲の地に高天原に届くほどの柱をたてた上に壮大宮殿を作り住み、祭られることを許可をもらいました。
それが出雲大社。
宮司は確か千家家、これも歴史を感じる。また、勉強してみよう。