カンタン!読むだけ!明日から使える謝罪メソッド
みなさん謝ってますか?
謝るのって嫌ですよね。
中には綺麗なお姉さんに詰られて謝りたい、謝るの好きって人もいるかもですが、それだって小汚いオヤジに頭下げたいわけじゃないでしょうしね。いや世の中広いのでそういう性癖もあるかもですけど、レアケースに言及し出すと話が進みません。
今回は効果的な謝罪についてお話しましょう。これで明日怒られてももう大丈夫。
あ「俺は誰にも頭なんて下げねえ」って人は組織とか向いてないので早いとこ財産作って頭下げなくていい位置に行くことをオススメします。
誰のために頭を下げるのか
原因の部分ですね。 ここを切り分けましょう。
1.自分のせい
自分のせいなら仕方ありません。腹括って誠心誠意頭下げてください。大丈夫、一般社会なら命までは取られませんから。
2.他人のせい
納得いかんでしょう。営業が無理な納期を約束してきた結果か。現場が出来ると言ったのに見込みが全然甘かったのか。部下が全てほっぽり投げて行方をくらましたのか。来るはずの商品が来なかったのか。
自分は悪くないけれど誰かのために頭を下げなきゃいけない場面、きっとあるはずです。そしてこっちの方が厄介。
だって自分のせいじゃないんだもん。下手すると原因がのほほんとしてるのに、自分が矢面に立たなきゃいけない。
謝罪と言い訳
つい原因だったり理由を説明しがちですけど、えてしてくどくなります。何故なら自分のせいじゃないから。相手に「俺のせいじゃないんですよ他人のせいなんですよ」というオーラを伝えたくなりますけど、それやっても事態は好転しないので。むしろお前は謝罪に来たのか言い訳に来たのかどっちなんだってなります。
そもそも組織なり集団なりを代表して謝罪している場合、目の前のあなたが組織であり集団です。
もちろん無実の罪を被る必要はありませんが、事実関係だけ伝われば良いのです。相手は謝罪と言い訳の違いに敏感です。
謝罪する時は謝罪。言い訳は別の段階です。そもそも謝罪しなきゃいけない場面では、まず相手の怒りを抑え冷静にさせるのが先決です。
腹の中から申し訳なく思え
分かります。なんで自分のせいじゃないのに謝らなきゃならないんだろうって気持ち。ただ、腹の中にその気持ちを持っていると相手に伝わります。よほどのサイコパス気質ならともかく、常人が思ってもない謝罪をしても空々しくなるだけなんです。
そんな謝罪は火に油ですよ。燃えろよ燃えろよ、炎を燃えろ。あなたは事態収拾のために来ました。相手を煽ってどうするんですか。
相手先を出てから思う存分愚痴っても嘆いてもいいですから、謝罪ゾーンにいる間は腹の中も謝罪モードで。
どうすればいいか。簡単です。具体的なことは考えなくて良いので、心の中で「申し訳ないな。いや本当に申し訳ないな」と考えててください。頭が勘違いして申し訳ないモードになりますから。そうすると全身から申し訳ないオーラが出ますから。ついでに顔も申し訳ない表情になってたらもう完璧。
言葉遣いは丁寧に
社会人が謝罪するんです。「すみません」じゃあダメですよ。それはExcuse meだ。すいませんでもないよ。ごめんなさいもビジネスでは使わないよ。
「申し訳ありません」しかありません。さらに丁寧さ出すなら「申し訳ございません」でいきましょう。
開幕「大変申し訳ございません」連打からの、相手の言葉を受けての「仰る通りでございます」に、ダメ押しの「お詫びのしようもございません」を。さらに何か言われたら「お言葉肝に銘じます」で返して、そこまでいくと相手も多少こちらを気遣ってくれるので「そう仰っていただくと救われます」でフィニッシュだ。去り際に「本当にこの度は申し訳ございませんでした」を飾れればあなたもプロの謝罪マン。