喪主はイベント主催者
葬儀、執り行ってますか?
今日は喪主がイベント主催者としていかに無茶かを、自分の経験に照らし合わせてお伝えしたいと思います。
1.準備期間が短い
まず準備期間がほとんどありません。喪主をするということは、イベントの主役は近しい人のはずです。が、悲しんでいる暇はありません。すぐにハコを押さえましょう。だいたいハコに付随してプロの運営がいるので、初めてでもまあ安心です。2Daysのイベントをダブルヘッダートリプルヘッダーでサポートする猛者揃い。
2.規模が難しい
ケースバイケースですが、主役がこれまでどれくらいイベント参加をしてきたか、主催者の仕事や交友関係によっては数十人~千人規模で参加者が変動します。ここらへん読みが難しいところですが、過去にイベント主催した時の記録などを元に運営と相談になります。チケ代も1人5,000円~10,000円とかなので、結構な額が動きます。最近はメンバーだけのクローズドなパーティも人気ですね。
3.決めることが多い
とにかく決めなきゃならないことが多いです。イベントのプランからパーティーでサーブするミールやドリンク、VIP招待者の席順、主役が安らぐベッドもランクが色々です。ブースをシンプルにするかデコラティブなイメージにするかでも開催費用が変わってきます。当日のゲストプレイヤーの出場の順番も大事です。お世話になった人から演奏リクエストも届くので、職位や社会的地位でセットリストの順番を組み立てていきます。イベント開始直前までセトリ変更に追われたりします。通常DJは1人が多いですけど、たまに4人くらいいる時もあります。みんなスキンヘッドなので区別は付きません。
イベント後の打ち上げの準備ももちろん必要です。日本ではキャンプファイヤーをすることが多いです。学祭文化でしょうか。たまにイベント日程の具合によっては打ち上げを先に済ませたりします。
4.トラブルが起きたりする
メンバーが衣装を忘れたりします。具体的に言うと黒タイ忘れた叔父がいました。オーディエンスの方も気を抜いてはいけません。元上司は運転時にサンダルだったのを忘れて、喪服にadidasのシャワーサンダルで葬儀場の玄関入りかけました。
それ以外にもメンバー同士が喧嘩を始めたり、急に主役の家族も知らなかった新メンバーがイベント会場に現れたりすることもあります。
5.まとめ
色々書きましたけど、当事者になったら何とかなるので大丈夫です。多分。喪主は何かとやることが多いので、葬儀前の弔問客のお相手とか諸々は振れる家族に振るのがいいです。それと死亡が伝わるとすぐ銀行口座が凍結されるので、困る人は即座に引き下ろしに行った方がいいと思うよ。
それとこれは感心したことなんだけど、祖母が亡くなった時に親しかった友人の方々が弔問に来てくださって、皆が花等を手配してくださる中、1人の方は弁当屋からお弁当を手配して持ってきてくれたんです。家族はテンパってご飯の用意どころじゃないでしょうってことで。よく気が付くなあと思って、その後それは真似してます。最後にいい話しちゃったな。