今日も大岡山のマクドナルドにて_20220206
16時。
店内、混雑。
北の方ではまたもっさり雪が降っているらしい。
この辺ももっさり寒いわけでそりゃ店で暖まりたくなるのであろう。
たぶん。
混雑していて、人も多いからか?
今日の店内の人間観察は飽きずに色々と起こる。
とある高齢の女性。
くすんだ金髪に染めた長い髪、細見でやや派手ないでたちはケバ目。
記憶を辿ると恐らく何度か目撃してるはず。
夏頃に向かいに座った時に、ものすごい角度に足を拡げて
見てはいけないものがまっすぐに僕の目にアプローチしてきて
物理的にも精神的にも激しく目を覆ったインパクトの強い記憶がある。
その女性が立ち上がりゴミ箱の前で金髪の若者とバッティングした。
女性は突然その若者に
「寂しいのよー。」
と言い放った。そして肩からかけた黒いポシェットを見せて言葉を続けた。
ポシェットの全面はメッシュになっていて、そこに1枚の写真が入っていた。
「彼がね、いなくなっちゃって、私とても寂しいのよー。」
「出かけることも無くなっちゃって、私とても寂しいのよー。」
「あー、寂しいー。」
若者はハハハと笑う表情の見せてやり過ごした。
「いなくなっちゃって」の理解を間違わぬように冷静に考えた。
写真持っているくらいだからそういうことだろう、と思うも、
違うケースでも未練で写真持っていることもあるなと思うも、
前者に解釈でとりあえず受け止めた。
あ、
思い出した。。。。。。
一昨年、まだ制限がかかってなくて夜中まで開いていたこのマックで
割と頻繁に遭遇する恒例のカップル。
一緒に来るではなく、待ち合わせ。
2人で来ているのに席は向かい合わせには座らず、隣同士か、別の席へ。
特に会話も弾むことなく、スマホ見てたり、ボーっとしていたり。
で、適当な感じで帰っていく。
夫婦の待ち合わせ、かと思っていた。
家でテレビ見ながらずっと過ごすのも飽きるのでマックでまったり、という感じの。
しかし、、、時を超えて知った。どうやら「恋人」だったようだ。
この恋人という関係が双方どういうプロセスと辿って行きついたのかはわからない。
歳を重ねてもこういう付き合いがあるのは素敵だなと思う。
僕的にスマートな見た目の二人では無かったので、大きな共感は無かったのだが、
それでも「片割れ」が「いなくなった」喪失感は伝わってちょっと切なくなった。
こういう喪失感とセンチメンタルの過ごし方には共感する所はあるので
こんな風になる可能性もあるな、、、、、と自分ごととしても映してみた。
お、今度は左斜め前の高齢の母とそれなりの年齢の個性的な性格の息子。
息子が手悪さでゴミを取れないところに入れてしまい、それを取ろうとしてドツボにハマる事態。
母は「また悪い癖始まるか―!」と声を荒げだした所で
なんと、息子がサブリミナル効果的なペースでちょいちょい中指を立てる。
これは!目が離せない。。。。。。
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