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新型コロナの状況整理③

2か月の籠城生活、

楽なところもあるけど、とにかく情報不足感が気になるところ。

さて、コロナの状況がだいぶみえてきた。

・「最低1年はこの状況が続き、オリンピックもまず無理」、ということが専門家の間では言われるようになってきた。

・そして、政府は地方自治体も含めて、第一波のことしか考えていないことも見えてきた。

・死亡率は、全体で0.5%前後と類推できるようになってきた。

・鎖国は、中国が解除の動きが見えてきた。

・欧米も「極端なロックダウン」から、「工場くらいは稼働する」というスタンスになってきた。


要するに、「2-3か月で終わると思って支援策を準備してオリンピックも1年後にしたけど、たぶん2-3年続くから経済が持たない。死亡率もたぶん0.5%くらいだし、現役世代に絞ると0.1%程度くらいになりそう。ただ無策でやると世論もあるし、医療崩壊するから、最大限の対策を施して稼働させる」というのが今の欧米の雰囲気。


日本は幸いにも感染拡大を遅らせることができたので、そういうことを倣えることが最大の財産。

まず、第一波の対策として「接触8割減」はいいけど、次の波に向けて、もっと工夫が必要。

具体的には、「どういう条件であれば、ホテルが運営できるか?」、「どういう条件であれば、飲食業を運営できるか?」などを徹底的に分析する作業が必要。

当然、製造業も同じ。

「徹底的なコロナ対策の模索」というのが第一波を終えたときのキーワードになりそう。

「8割減」というデータでの説明は分かりやすいし、数値目標の設定は、これまでの日本政府にはない戦略性を感じるけど、それだと経済はつぶれて第二波まで会社は持たないと考えられる。


今の粗い戦略はあくまで時間稼ぎなのだから、みなしっかり頭を働かせてしっかり対策を考えるべき。

政府が頼れないなら、個人からボトムアップで具体策を提示すべき。

今回はSNSや世論の影響がかなり強いのだから。


・・と思うのであります。


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