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「新謎解きはディナーのあとで」を読んで

本記事は、あくまで著者個人の記憶及び感想に基づく内容です。解釈に誤りや不正確な部分が含まれる可能性がございますが、ご了承いただけますと幸いです。

読む前の感想

謎解きはディナーのあとで」の続編!これは読まないわけにはいきません。お金持ちお嬢様の麗子と、その上司である風祭警部のやり取りは面白く大好きです。最後にはいつも麗子の執事(兼探偵)である影山が事件の真相を明らかにしてしまう。。お決まりのパターンが有名な一作だと思います。
今作では個性的なキャラクターが成長した姿?が見られるのでしょうか。今まではストーリーの流れが決まっているものがありましたがその辺りに変化があるのでしょうか。どんでん返しがあるミステリー小説というよりかはコミカルな短編推理小説集であり、キャラクターの個性に注目が当たる作品だと思うので、「新」の方は今までとどのような違いが気になるところです。

裏表紙の概要を読んだ感想

早速衝撃的な展開?前作でいなくなったと思われた風祭警部が舞い戻るとのこと!しかも新キャラクターが登場する模様です。
構成としては以前と変わらず短編集のようなのでお決まりの展開が期待できます。

前半を読み終えて

風祭警部の推理力が成長している!?結構事件解明に迫りそうなところまで行きますが、、、やはり最後は麗子の執事である影山が解明してしまいますね。。
影山のお嬢様を小馬鹿にする事件の真相解明シーンについてもこれまでとは少し変化が生じていそうです。
新しく登場した麗子の後輩も加わり、麗子は上司からも後輩からも振り回される立ち回りとなっていました。
物語の構成としてはお決まりの展開。真相解明後は特に犯人の心情などに細かく言及していないので、やはりメインキャラクターたちの個性を楽しむ小説のようですね。

最後まで読んだ感想

物語の面白さはもちろんですが、推理小説としての面白さもありました。ネタとしては「第四話 五つの目覚まし時計」が一番好きでしたね。
各回で殺人事件を扱いながらもそこまで重い内容ではないので非常に読みやすい。
前半部分では影山による真相解明シーンが今までとは違うなと思っていたのですが、後半部分はそうでもなかったような?私の気のせいだったのでしょうか。。
今後も風祭警部、影山をはじめとした各キャラクターの面白おかしい振る舞いに期待したいですね。「新謎解きはディナーのあとで 2」も出版されているので手に入り次第読みたいと思います。

今回の記事は以上です。次からは私なりの紹介文とかも書いてみたいな

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