amazon広告で利益を最大化する実践記録 1

amazon広告は、ネット通販業者にとって、もっとも重要な広告となりつつあります。amazonは昨年(2018年)楽天の注文数を抜き去りました。今後、圧倒的なシェアをとっていくことになるでしょう。GoogleやYahooは、ネット通販というよりも、情報を取得するサイトとして使われることになりそうです。

私は、もともとWeb系のエンジニアですが、2010年から自社でネット通販サイトを起ち上げ、運用してきました。会社でドメインを取得し、SEOやリスティング広告で集客する方法です。また、楽天やYahoo!ショッピング、amazonにも出店してきました。

自社ドメインのネット通販の売上がもっとも大きく、メルマガ発行によるリピータ客からの注文が主な収入となります。しかし、SEOの不確実性やリスティング広告の広告費用対効果 (RoAS)から売上を拡大することに限界を感じていました。もちろん、広告費用をかければ売上も拡大しますが、採算性や資金的に難しい選択となります。

そのようななか、amazon広告の「スポンサープロダクト広告」をはじめてみると、なんと1か月で自社サイトの売上を超えてしまいました。それも、見込み客の注文率(CVR)が、自社サイトの4倍という驚異的な数字です!

これは、amazonに流入する見込み客の多さと購入意欲の高さと思います。

ただし、広告費用対効果 (RoAS)からみると、まだ採算にあうレベルではありません。

そこで、これからamazon広告で利益を最大化するためにどうすればいいのか、アクションを記録していきます。

amazon広告にはいくつかありますが、もっとも一般的な広告は「スポンサープロダクト広告」です。

先月の1か月間の状況です。広告の設定は「オートターゲティング」で現在はキーワードや単価の調整を含め対策を全くしていません。
それでも、「スポンサープロダクト広告」実施前より、売上は約2倍増えていますから、キャッシュも2倍増えています。

広告の考え方としては、
 ステップ1:広告費をかけ、新規顧客を増やし、リピータ(再注文)を増やす。
    ステップ2:広告の効率化、つまり 売上高に占める広告費の割合 (ACoS)を下げ、広告費用対効果 (RoAS)を追及する。

amazon広告は、キャンペーン単位に広告グループがあり、広告グループのなかにターゲティングがあります。ターゲティングとは、キーワードのことです。

また、キャンペーンは、自動でターゲティングしてくれるオートターゲティングと自分でキーワードや単価調整と行うマニュアルターゲティングがあります。

次のように、「スポンサープロダクト広告」画面から概略を説明します。

上部メニューの、広告 > 広告キャンペーンマネージャ > すべてのキャンペーン > キャンペーン > 広告グループ

ターゲティング > 
オートターゲティング
商品情報に基づいて、買い物客が入力した検索キーワードに対し、Amazon が自動的に関連商品を選択して広告を掲載します。キャンペーンが 1 日間実施された後、広告のクリックにつながった検索キーワードおよびキーワードのレポートをダウンロードできます。

広告の結果や分析を行う場合は、レポートを取得します。

レポートを取得する >

レポート期間を指定し、検索されたキーワードとクリック単価、注文数など分析用に使用します。

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