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深夜の書き散らし【2024年5月25日】

今年は珍しく、母の命日近辺を調子よく過ごした。
過ごした――と思ったら、今になって反動が来たのか。ここ数日、すこぶる調子が悪い。
なにが駄目だか分からないけれど、「なんか駄目だなー」と思わず口を突いて出てしまう。
不安になることなどそんなにないはずなのに、一日中言いようのない焦燥感に襲われている。

こんなの、パワハラクソ上司の顔色を毎日窺いながら、死にゆく母の姿に怯えながら、下を向いて生活していたあの頃と比べればなんてことないはずなのに。
一度挫かれた心は捻挫した足のように、ふとした瞬間にズクズクと痛み出すから困ったものである。

原因があるとすれば育児が原因でなかなか取れない執筆時間と、そんなことなどお構いなしに迫り来る締め切り。
あとは先日、夢に母親が出てきて(なにを言われたかは忘れたが)酷いことを言われて泣きながら目覚めたことだ。

前者はそうはいっても遊んでる時間もあるので、うまく時間を使えばどうにかなりそうな気がする。いや、して。頼むから、して。
しかし後者はどうにもならない。そんなこと言わないでよと文句を言うことも、あるいはもう少し話そうよと甘えることも出来ない。
死んだ父親は夢に出てくる度、(相変わらず的外れなことを言ったりやったりしているけど)ニコニコしていることが多くて、目覚めるとこちらも笑ってしまうことが多いのに。なんだこの雲泥の差は。

母よ、私になんの恨みがある。
七回忌をやれていない件については、弟に文句を言ってくれ。そういういい加減なやつに育てたのは、間違いなく貴方なんだから。
育て方を間違ったと貴方は私に言ったが、貴方が育て方を間違えてるのは弟もなんだから。そこのところ自覚してほしい。
だってあいつ、未だに赤子に会いに来ねぇぜ。そういう薄情なやつなんだよ、あいつ。

少しだけソワソワが落ち着いてきたのでおしまい。

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