北海道長沼町に37MWの系統用蓄電所が建設される!脱炭素化と再生可能エネルギーの有効活用に貢献
ポイント
城洋商事が北海道長沼町で37MWの系統用蓄電所を建設
落札は電力広域的運営推進機関(OCCTO)の長期脱炭素電源オークション
固定費用回収制度を活用し、20年間の安定運用を実現
しろくま電力がEPCとO&Mを担当、EMSとリン酸鉄系リチウムイオン電池を採用
2027年度完成予定、JYSグループ初の系統用蓄電所となる
詳細
城洋商事株式会社は、北海道長沼町にて37MWの系統用蓄電所事業を展開します。EPC(設計・調達・施工)とO&M(運用・保守)はしろくま電力株式会社が担当します。
本プロジェクトは、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が実施する2023年度長期脱炭素電源オークションにおいて落札されました。落札容量は3万7515kW(37.515MW)で、固定費用回収制度を活用することで、20年間の安定運用が可能となります。
蓄電池システムの制御には、しろくま電力のエネルギー管理システム(EMS)を採用。蓄電池セル(充放電素子)には、安全性の高いリン酸鉄系リチウムイオン電池が導入されます。2027年度の完成を目指し、再生可能エネルギーの有効活用と電力系統の安定化に貢献します。
本プロジェクトは、JYSグループ(城洋、城洋商事、光遊社)が2023年から参入した系統用蓄電事業における初の案件となります。2024年9月~12月に完工予定の3つの案件と合わせて、今後も積極的に事業を展開していく予定です。
脱炭素化と再生可能エネルギーの有効活用
本プロジェクトは、再生可能エネルギーの出力変動を抑制し、電力系統の安定化に貢献します。また、CO2排出量削減にもつながり、脱炭素化社会の実現に大きく貢献することが期待されます。
今後、JYSグループは、更なる系統用蓄電事業の推進を通じて、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいくことでしょう。
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北海道長沼町で37MWの系統用蓄電所、オークションで落札 https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/news/00001/04318/?ST=msb&n_cid=nbptec_tectw
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