未来を支える!東京ガスのデマンドレスポンスサービスとは?
東京ガス株式会社が展開する「蓄電池制御サービス」は、再生可能エネルギー(再エネ)の普及拡大と電力供給の安定化を目指す重要な一歩として注目されています。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県(富士川以東)の地域を対象に、家庭用蓄電池を活用した電力需給バランスの調整を実現するこのサービスについて、詳しくご紹介します。
東京ガスが提供する「蓄電池制御サービス」の概要
「蓄電池制御サービス」は、東京ガスが家庭用蓄電池の充放電を制御し、電力需給バランスを調整することで、電力供給の安定化と再エネの普及拡大を支援するサービスです。
このサービスは、2023年度の夏・冬に実施された「東京ガスデマンドレスポンスサービス機器制御オプション」を基にリニューアルされ、2024年4月より提供が開始された「IGNITURE蓄電池」の一環として位置付けられています。
デマンドレスポンス(DR)とは、電力需要を調整することで電力の安定供給を図る仕組みです。特に、再エネの不安定な供給を補うための手段として注目されています。東京ガスの蓄電池制御サービスは、このDRに対応するため、2つの側面から貢献します。
下げDR(ディマンドレスポンス)
太陽光発電の出力が低下し、電力が不足する夕方以降の時間帯に、家庭用蓄電池を活用して電力会社からの供給を減少させる。上げDR(アッパーデマンドレスポンス)
再エネの出力が高まり、供給過多になる場合に、余剰電力を蓄電池に蓄えることで需要を増加させ、再エネの無駄を防ぐ。
これにより、蓄電池の持つ「停電時のバックアップ電源としての安心感」や「太陽光発電の余剰電力の効率的な活用による電気代削減」といった基本的な価値を損なうことなく、さらなる社会的貢献が可能となります。
「IGNITURE」ブランドとその意義
東京ガスが展開するソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」は、2023年11月に立ち上げられた新たなブランドです。このブランドの下では、ご家庭や法人、地域コミュニティに対し、「経済性・利便性・効率性向上」と「脱炭素・レジリエンス向上」を両立するソリューションを提供しています。これにより、サステナブルで豊かな未来を無理なく実現することを目指しています。
蓄電池制御サービスは、「IGNITURE」の核となるサービスの一つであり、再エネ普及の推進と、安定した電力供給の実現を目指す取り組みです。このサービスは、地域のエネルギー需給バランスを調整する役割を果たし、災害時にも強いインフラを構築するための一助となります。
申し込み方法と対象地域
「蓄電池制御サービス」の申し込みは、東京ガスのウェブサイトを通じて行うことができます。対象地域は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県(富士川以東)であり、これらの地域にお住まいの方は、この新しいサービスを利用することができます。
また、サービスの詳細や申し込みに関する情報は、東京ガスの公式サイトで確認できます。再エネの活用をより一層進め、電力供給の安定化に貢献するために、ぜひ「蓄電池制御サービス」をご検討ください。
未来のエネルギーを共に創る
東京ガスの「蓄電池制御サービス」は、個々の家庭が持つエネルギーリソースを最大限に活用し、社会全体のエネルギー効率を向上させるための革新的な取り組みです。これからのエネルギー社会を見据え、私たち一人ひとりができることは、こうしたサービスを積極的に利用し、持続可能な未来を共に創っていくことです。
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お客さまが所有する家庭用蓄電池の充放電を制御する「蓄電池制御サービス」を開始:東京ガス株式会社
https://www.tokyo-gas.co.jp/news/topics/20240826-01.html