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再エネの出力制御回避へ、ローカルフレキシビリティの研究を開始

pvlabo2020

エナリスと北海道大学

株式会社エナリス（以下、エナリス）と北海道大学大学院情報科学研究院（以下、北海道大学）は、2024年度にローカル・配電系統の混雑緩和に向けた分散型エネルギーリソース（DER）の活用を共同で研究することを発表しました。

課題背景

再生可能エネルギー（再エネ）の普及が進む中で、天候に左右される再エネ発電の特性により、電力需要が追いつかず系統が混雑し、再エネ出力を抑制する「再エネ出力制御」が頻発しています。これにより、太陽光発電設備の設置場所に近い「ローカル・配電系統」での局所的な混雑が予想されることが課題となっています。

研究内容

本研究は、ローカル・配電系統における再エネ余剰や混雑が発生するタイミングと場所を解析し、DER（特に電気自動車）を活用してこれを吸収する手法を検証します。さらに、ビジネススキームや経済性の調査も行い、ローカルフレキシビリティの実現を目指します。

エナリスは、混雑予測技術や群管理/群制御技術を提供し、北海道大学は電力・エネルギーシステムの解析技術を活用します。これにより、再エネ出力制御の回避と送配電設備の増強回避に貢献します。

研究の意義

ローカルフレキシビリティを活用することで、再エネ出力制御を避け、再エネの効率的な利用を促進します。これにより、再エネの主力電源化と脱炭素社会の実現に向けた電力システムの新たな構築が期待されます。

エナリスと北海道大学の知見

エナリスは、再エネアグリゲーション実証事業で得た知見を基に、群管理/群制御技術を活用してリソースの集約と制御を行います。北海道大学は、自然変動型の再エネ発電と協調した電力システムの創造に取り組んでおり、今回の研究でもその技術を活用します。

エナリスと北海道大学は、引き続き産官学の連携を強化し、再エネ主力電源化と脱炭素社会の実現に挑戦します。

お問い合わせ先

再エネの出力制御回避へ、ローカルフレキシビリティの研究を開始
【@PRTIMES_JPより】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000070390.html


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