大事なのは「恩返し」の心。～新入社員に全お客様のテストを行う理由～

株式会社パズルでは、「関西活性化プロジェクト」というビジネスコミュニティを運営しています。
その名の通り、関西の経済を活性化させるためのコミュニティ。
企業のマッチングで相乗効果を生み出すことを目的としています。

おかげさまで、この「関西活性化プロジェクト」のお客様は今、約200社です。
パズルでは、入社してくれた社員にはまず、この200社のお客様すべてに関するテストを出題しています。

なぜテストを行っているのか？
それは、お客様に「恩返し」をしていきたいという想いから。

僕は常日頃から、お客様からお金をいただいている以上、「恩返し」をしていかなくちゃいけないと思っています。
お客様がいてくださるおかげでご飯が食べられる。
家族全員、不自由なく幸せに暮らせている。
だから、恩返しがしたいんです。

私たちの仕事は、200社のお客様の中から相乗効果が出そうなお客様をお繋ぎして、喜んでいただくこと。
当然、この仕事をするうえで欠かせないのは、お客様についてよく知ることです。

社員の給料は当たり前ですが、既存のお客様からいただいたお金から出ます。
だからこそ、まずはお客様のことを知る努力をしてほしい。

そんな想いで行っているのが、お客様に関するテストです。
社名、社長名、事業内容、支援内容について、週に10社ずつ出題をしています。
満点をとれたら、次週は別の10社。

そしてこのテスト、回答は用意していません。
テストするからホームページ見といてな～っていうだけ。
ただの「テストのための暗記」にしてほしくないんです。

ただの「暗記」ではお客様に恩返しできない。
ちゃんとホームページで調べ、想像して、どんなことをやっている会社なのか自分で納得しながら解釈してほしいと思っています。

業務だから、テストがあるから覚えなくちゃいけない、ではなく、
「このお客様はどんなことをしたら喜んでくれるだろう？」と想像しながら、ワクワクしてやってもらいたいと思っています。
そんな気持ちを持って取り組んでもらえればきっと、これからお客様への恩返しをしていくことができるはずです。

すべての仕事はお客様への恩返し。
この心を、パズルの看板を背負って一緒に働く社員にも持ってもらいたいと思っています。