"忘れないプロジェクト3.11" 2022公開!
自社プロジェクトにも熱心なパズルで広報・採用担当をしている竹村です!
"忘れないプロジェクト3.11"の2022年版を公開しました!
毎年、東北に足を運んで撮影を重ねている「3.11」プロジェクト。
社内の有志が集い撮影、編集を行い、復興の様子をWebサイトで紹介しています。
3県7都市で定点撮影しており、今回で11回目の更新です。
「忘れないプロジェクト」と呼ぶ理由
まず、どうして「忘れないプロジェクト」と呼んでいるかというと、パズルの代表岡田自身の経験からきています。
2011年3月11日の震災直後、当時盛り上がった支援やボランティアのブームに乗ることなく、地に足をつけて、パズルとして何ができるか?どう向き合うべきか?を考えていました。
岡田自身は当事者ではなかったですが、阪神大震災の時の経験から「いつまでも忘れない。」「平常のままでいること」という想いを大切にしようと考えたところから「忘れないプロジェクト」と呼んでいます。
いつまでも忘れない。
震災を思い出すきっかけづくりをできればと思い、このプロジェクトは始まりました。
こちらのプロジェクトの詳しい発足経緯については代表岡田のnoteをご確認ください。
そんな想いを引き継ぎ、今年は4月に入社し、研修を終えたばかりの新入社員3名と2年目社員が1名、4年目社員が2名、先輩のビデオグラファー、ディレクターに加え、広報・採用担当の私が初めて撮影に参加したので、その撮影の様子をお届けできればと思います。
撮影前に先輩から若手社員へカメラのレクチャーを行う
出発前日に、チケットの手配や抗原検査、現場で必要な備品や機材の準備を行います。
その際に、今回使うティルトシフトレンズや、カメラの設定について先輩社員よりレクチャーがありました。
パズルでは、さまざまな機材を取り揃え、社員一人ひとりが年次や職種を問わず、カメラや最新機器に触れられる環境を整えているので、積極的に学べる環境があります。
いざ東北へ!
さて、いよいよ出発です!
以下の前半と後半に分かれメンバーが入れ替わるのですが、石巻で全員集合した際の写真です。
前半:福島県いわき市、宮城県石巻市、松島町
後半:宮城県気仙沼市、岩手県大船渡市、大槌町、陸前高田市
今回の撮影での動きを紹介します。
まず、撮影現場に行く道中、カメラレンズのセッティングを行います。
撮影現場に着いたら、毎年撮影しているポイントで同ポジを取るため、去年の記録をもとにカメラ位置、高さを調整し、F値、ISO、シャッタースピード、色温度を設定して撮影を行います。
移動中は、撮影済みのデータを取り込み、またカメラのレンズのセッティングを行います。
各撮影現場に移動しながらこれを繰り返していきます。
今回は7月に撮影に行ったので猛暑が続き、とても暑い中での撮影でした。
映像を見ていただければわかるかと思いますが、高台、山の上から撮影しているので、道なき道を行くこともあり、帰りはみんな疲れ果てていました。
また、撮影していると、現地の方に温かく声をかけていただくこともあり、
復興している様子や、現地の生の声を聞くことができました。
2012年に初めて撮影した際はまだ日が浅く、震災直後で被害の様子が生々しかったこともあり、ティルトシフトレンズを使用したジオラマ風タイムラプス撮影を採用しました。
それから毎年同じ方法で撮影を行っていますが、本当にこの11年で土地が整備され、建物がたち、生活が送れるような風景になっているなと体感することができました。
撮影後の編集、Web更新作業も若手社員が行う
撮影同様に先輩社員に教わりながら、若手社員が編集、更新作業を行いました。
このように自社プロジェクトだということもあり、
若手社員が撮影から編集、Webの更新について、改めて時間をかけて学べる良い機会になっていると思いました。
3.11のサイト紹介
最後に、Webサイトの仕様について簡単に紹介します!
まずTOPページは、年代別に横並びに各地点のサムネイルが並んで一覧になっており、この画面だけでも復興の様子が見て取れるようになっています。
画面左側のMAP画面では、地図上に撮影ポイントがカメラマークで記載されており、カメラマークを押すとその地点の映像を見ることができます。
各地点のページにいくと左右の矢印マークがあり、年代を行ったり来たりしてタイムラプス映像を見ることができるようになっています。
このようにして出来た"忘れないプロジェクト3.11"、是非ご覧ください!
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