【レポート】「部下の、子供の「ひらめき(創造性)」と「ポテンシャル」を見逃さないあなたになる!」クリエイティブ感度を引き上げる体感型トークイベント『コミュニティ・オブ・クリエイティビティ出版記念 』
皆さん、こんにちわ。ビジネススパイラルオフィス『パズル一番町』です。
先日開催させていただきました『コミュニティ・オブ・クリエイティビティ出版記念 』「部下の、子供の「ひらめき(創造性)」と「ポテンシャル」を見逃さないあなたになる!」クリエイティブ感度を引き上げる未だかつてない体感型トークイベント。
おかげさまで大変素晴らしいトークイベントとなりました!
ご登壇いただきました先生方、関係者の皆さま、そしてご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
本日は、こちらの開催レポートをご紹介させていただきたいと思います。
●日時と場所:2023年1月27日(金)18:30~開催 @パズル一番町
開始前のBGMに「コミュニティ・オブ・クリエイティビティ」の中でご紹介されている『自分ラップ』が流れる中、15分ほど前から開場参加の方が、少しずつパズル一番町に到着され、18時30分よりオンラインともにスタートしました。
まず最初に主催者挨拶から始まり、モデレーターの樋野さんにバトンタッチをさせていただき、早速編著者兼パネラーの先生方(奥村先生、阿部先生、有元先生※席順)の自己紹介から始まり、事前にいただいた質問等にご回答いただきました。
次は「ひらめきストレッチ①」として、「カウントアップ」をさせていただきました。
カウントアップとは、5人ひとグループくらいで、順番を決めずに10カウントするというシンプルなワークです。
会場では、先生方の実演後、4人ひとグループ、オンラインでは10人ほどのグループで始まりました。初めての方同士ということもあり、最初は皆さん慣れないご様子でしたが、少しずつ笑い声が聞こえ始めました。すると急遽、先生のご提案で会場全員でカウントアップすることに。すると、徐々に会場での笑いが大きくなり、表情がにこやかに、そして大人の楽しそうな空間が生まれ始めました。
カウントアップのあとは、モデレーターの方と先生方によるカウントアップと「創造性」とどう関係するのか?をディスカッションいただきました。
その中でのポイントは、『IではなくWe』という視点でした。
そして「さすが私たち」という感覚の大切さについてお話しいただきました。
ディスカッションのあとは、ひらめきストレッチ1.5「ペンのダンス」。
二人一組でペンを一つ持ち寄り、指先でもって、司会の人の指示にあわせて二人でペンを動かすというシンプルなものです。
簡単そうに見えて、やると思っていたようにいかない。でも何故か会場は、カウントアップから更に笑い声が溢れ、その場に「子供が遊んでいるようなような空間」が広がり始めました。このワークも、「We」を体感するものでした。
※「ペンのダンスについて」書籍P139より
(二人の間で)リードしすぎても、フォローしすぎてもつまらない。
ちょうど間、フォローし合う共同の楽しさを理解する。
フォロー・ザ・フォロー、つまり自分をフォローしている人をフォローする、そうすると二人の中にアイディアが生まれてくる。その時の主語は、「I」ではなく「We」。
まさにこれを皆さんに体感いただきました。
(オンラインの方には会場の方々のワークを視聴いただきました。)
ペンのダンスのあと、この感覚について実験心理学ご専門の阿部先生から「選択盲」「こっくりさん」のお話をいただき、まったく異なる視点からの「We」についてお話しいただき、皆さん興味深くお話を聴いていらっしゃいました。
※選択盲(チョイスブラインドネス):人は自分が好きなものを選んでいると自分に思い込ませているという現象。*TEDにて実験心理学者のペター・ヨハンソン氏が発表。*参考URL https://www.youtube.com/watch?v=HqekWf-JC-A&t=111s
そして有元先生、阿部先生のお話を聴き、奥村先生が「ペンのダンス用のペンを思いつきました」ホワイトボードに書かれ、「創発」が生まれました。
そして最後にひらめきストレッチ②「3つに切れない俺たち」を実践。
こちらはオンラインの方にもご回答いただく形で行いました。
このワークは、参加者全員が「会場のメンバーが3等分に意見が分かれるような三択」を考え、全員の提案を実際に選択し、三等分に近い三択を出せた提案者が勝利というものです。
最初は、サザンオールスターズ、ミスターチルドレン、B’zという3択。
会場もオンラインも回答をいただきました。
このあと2つほど実施しましたが、結果よりもワークをしているプロセスにおいて参加者の皆さんが更に「楽しい」「ワクワク」されているのを横で感じました。参加いただいたお子さんたちも、この3択については、一緒になって手を挙げて参加してくださり、大人も子供も一生懸命、その「場」を楽しまれるいる姿に、筆者個人としてですがひとつの未来、そして世代を越え、年齢関係なく皆がワクワクする「場」の可能性を感じました。
最後はQ&Aで「チームスポーツをしていたというビジネスマンが、なぜ今ビジネスのチームをまとめられないのか?」という質問がありました。
この問いに「ビジネスに関係のないことをたくさんやってみたらどうだろう。」といったご意見とともに「そもそもビジネスとスポーツの世界は構造が違う。スポーツでは大きい声を出したり、ぶつかることも許されることがあるが、ビジネスにそのまま転移するのは無理がある。スポーツで培ったものを抽象化して、エッセンスを取り出して実践してみるのはどうだろうか」といったおは話もいただきました。
そして「結局、人間関係が大切になる。上司が自分のことを自虐的に笑えるチームは、生産性が高くなると思う。そうすることでWeになっていくんじゃないでしょうか。」など大変貴重かつひらめきと気づきを大いにいただくことができました!
最後に、筆者のフィルターを通した感想より、参加者の皆さんのお声が「本物」だと思いますので下記にご紹介させていただきます!
■皆さまからいただいた終了後のアンケート内容
Q. イベントの中で、一番心に残った言葉や内容について
・私たち
・集合的な時は主体性がなくなって別の何かの存在のせいだと思う。いい時はさすが私たち!悪い方に行くとコックリさん。/3つにきれない俺たち
・IではなくWe
・私ではなく、私達という生き物
・質問したら、10秒待つ
・こっくりさん
・選択盲、ヒーローインタビュー
・IをWEで考える
・ひらめきは他人と共有することで生きるというお話に、その通りだと思った。
・さすが私たちという感覚の大切さ!子どもたちをどう見るか?という見方
コックリさんの話!(本には書いてない話だったので)
・部下とのコミュニケーション
・教室全部で一つの脳
■イベントのご意見・ご感想
・「私たち」という考え方がレゲエの精神「I&I(アヤナイ)」に通ずると思った。
・楽しかったです!ありがとうございました。
・アクティビティのベースの考え方が改めて実感を持って納得できた。
・「この場を楽しもうとする共同の意思」を持った先生方が自然体で楽しんでいらっしゃるのが画面を通しても伝わってきて楽しかった。
・子供とのコミュニケーション、待つ時間大事にしようとおもう。
・身近な話題に置き換えて理解することができ、非常に贅沢な内容でした。
・参加型でとても楽しく拝聴させて頂きました。
・いろんな分野のお話が自由に飛び交うトークスタイルが新鮮で面白かったです。
・大変勉強になりました!司会の方、講師の先生方のお話はとても知的で奥が深く、とても興味深いものでした。子どもたちのひらめきは日常の中にたくさん溢れていて、それを見ようとしたり、見つけようとしたりする見方の部分がとても大切なのだと思いました。ストレッチの数々もとても楽しく心がほぐれました!素敵なご機会をありがとうございました!
・著者の方々から、直接お顔を見ながらお話を聞くことができ、よりひらめきを実感することができました。
ひらめいたことを実践に移すにはそれなりにエネルギーが必要。
・ワークもあって楽しく参加できました。運営の皆様はご準備から当日の運営まで大変だったかと存じます。ありがとうございました。また機会がありましたら、参加させていただきます。
・子供も学生時代お世話になった先生のお話を伺いたいと、ワクワク参加しました。奥村先生、阿部先生、有元先生との3人のトーク、素敵なこの空間での学び、そしてパズル一番町さんのあたたかいスタッフさん、最高でした。
「創造性」をどのように育成し伸ばしていくのかというテーマなのかなと自分なりに考えて参加したが、自分と他のだれかがつながっていて、認め合ってみんなで共鳴しながら何かができていくような・・・何とも表現できませんが、何か捉え方が変わった感じが・・・本当、学生時代の学びのような脳の違うところで考えているようなひとときでした。
普段方法論に頼りがちだけれど、本質を考えたり感じたりすることは必要ですね。短くともとても充実して大切な時間となりました。
以上、とても嬉しいお言葉をいただき感謝でいっぱいです。
なお、オンラインでご参加いただきました皆さまには、音声が途切れる場面があったり、現場のような体感をお届けできず申し訳ございませんでした。
皆さまのお声をもとに、次回のイベントでは、オンラインの皆さまにももっと楽しんでいただけるように、オペレーション含め、更にブラッシュアップしていきたいと思います。たくさんのアドバイス・ご意見ありがとうございました。
沢山のご意見・感想をいただき感謝でいっぱいですが、この楽しい空間を創り出されのは、誰でもない皆さんお一人おひとりであり、先生方の「まなざし」だったのだと思います。
この日に初めて顔を合わせた方々も少なくなかったと思いますが、それでもこれだけの「創発」そして「FUN」を体感できる、、、。
組織、コミュニティーとは特別なものではなく、人が二人以上集まればそれは組織であり、コミュニティー。
それは、家族、会社、そこかしこに、皆さんの周りに存在しています。
ぜひ皆さんの身近な人たちと「コミュニティ・オブ・クリエイティビティ」そして「創発」を楽しみながら実行していただければなと思います。
かくいう筆者も息子に創発を生み出してもらえるような「まなざし」が持てるよう、精進しつつ「FUN」を忘れないようにしたいと思いますm(__)m
改めまして、お越しいただきました奥村先生、阿部先生、有元先生ありがとうございました!またこの「場」を創っていただきました参加者の皆さまに心より感謝いたします。
パズル一番町では今後も、「クリエイティビティ」「創発」をキーワードに、それらを生み出す学びやワークなど、ビジネスパーソンをはじめ、あらゆる方にお届けできるイベントを開催させていただきたいと思っています。ぜひお気軽にお越しいただければと思います。
と、早速ですが、第2弾が3月1日に共催で、またまたすごいイベントを開催させていただきます!
==【3月のトークイベント】==
【eトーク】第1弾-First Shot-
VUCAの時代を生きるこれからのリーダーが養うべき要素とは
‐クリエイティブな視点と思考からのアプローチ‐
「VUCAの時代にビジネスパーソンが養うべき視点」を第一線のプロフェッショナルとの対談から学ぶ
人と組織の”創造性”を引き出す、組織開発のプロフェッショナル 株式会社リバースフロウ代表取締役 清原氏が、世界で最も権威のあるデザインAWARDを受賞したクリエイティブディレクターをゲストに迎え、VUCAの時代を生きるこれからのリーダーが養うべき要素について、クリエイティブな視点と思考からのアプローチと題し、対談します。
■OUTLINE(開催概要)
・開催日時:2023年3月1日(水) 19:00〜20:15
・開催方法:会場参加のみ
場所:ビジネススパイラルオフィス パズル一番町
東京都千代田区一番町10-8 一番町ウェストビル 5階
→https://puzzle-ichibancho.jp/ Googleマップ
・参加人数:20-30名
・参加費無料
・対象:若手~中堅のビジネスパーソン、そしてリーダー層のビジネスパーソン
※イベント終了後、希望者で懇親会を開催します。費用は実費になります。申し込みフォームにて、参加・不参加を選択ください。
▼お申込みはこちら
https://forms.gle/Q4DnNF5HoPBQFGJz7
==========
是非ご参加ください!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?