羨む気持ち
こんにちは。ぷゆです。
''いいなぁ''と思うことは世の中にたくさんある。
理想の朝というだけでも何通りあるだろうか。
''朝少し早起きして、おしゃれな部屋でホットサンドとスムージー、それから少し本を読んで出勤''
''早起きして海辺のランニングで朝日を浴び、シャワーを浴びて清々しい気持ちになってからカフェでモーニング''
''温泉で朝風呂に入った後、旅館の朝ごはん''
どれも憧れるけれど、実際は朝なんて一分一秒多く寝たいという気持ちが優先だ。
私は実際このどの選択肢よりも、一秒でも多く寝ることを望んでいるのだ。
もちろんたまにはおしゃれな朝を迎えたいけれど、毎日この為に早起きするほど望んではいない。
そう考えるとどれだけ羨むことがあったとしても、私がしてきた選択は私が幸せになる選択でしかなかったのだと思う。
もしかしたら失敗したなと思う選択もあったかもしれないけれど、それで違う選択をして成功したとも限らない。
ただ、最近思うのは、これからはもう少し長い目で見た選択をしていきたいと思う。
その時々が幸せであれば一生幸せだと考えていた。
それは本当にその通りだとも思うのだけれど、あまりにその考えに振り切ると、粘り強さや継続したからこそ見える景色を私は見ることができない。
理想はいつだって継続の先にあったりする。
理想の朝だって、早起きの習慣、おしゃれな自宅、ランニング、旅行、それら全てが普段生活の上に成り立っていて、それらはすぐに手に入るようなものではない。
私は今まで、何も続けてこなかった。
続けられることだけ。続けたくなくなったらそこで終わり。
私は飽き性で、気がよく変わるのでこういう生き方の方が合っていると思うし、一つのことを続ける人よりも沢山のことに触れられると思っている。
そういう一面もある。
でももしかしたらそれは、私が本気でやりたいことに出会ってこなかったからかもしれないし、やりたい事に正面からぶつかれなかった証拠なのかもしれない。
私はいつだって口だけで、有言不実行。その場で簡単に変えることができる表面ばっかり取り繕って、結局何もしてこなかった。
私は私に正直でいたい。
それは甘えるという意味ではない。
楽を望んでもいい。
でもそれはほんとうに私が楽を望んだ時だけがいい。
一時的な感情じゃなくて、本当の私の気持ちとちゃんと向き合いたい。
私は何がしたい?
理想の生活をしたい?
楽をしたい?
今いる場所は私の本当の望みか?
これから何がしたい?
どんな自分になりたい?
それは羨む気持ちではない?