健全にTwitterをしてない
『遅いインターネット』著:宇野常寛を読んでいまして(まだ読み終わってない)ハッとさせられました。
気持ち悪いTwitterの使い方に片足ツッコんでることに気づいたのです。
あなたは健全じゃない、気持ち悪いTwitterの使い方、してませんか?
(※あくまでも個人の思いとして読んでください)
数至上主義のTwitter
Twitterは何といっても数が一番。
やっぱり数至上主義です。
至上主義とは言わないものの、
皆、欲として『数』は欲しいのです。
中身だろ?と言ってもやはり行き着く先は皆、数を求めます。
いいねがずっと0のTwitter、やりますか?
拡散がずっとされないTwitter、やりますか?
フォロワーがいくらやっても増えないTwitter、やりますか?
多分やらないんですよね。
ボクもやりません。
いやいや、
私はやるよって方はもう日記をつけてください。
動画が主流のSNS
今は動画でほとんどの情報を手に入れられますね。
文字主体のTwitterだって動画が流れてるほどです。
動画でマネタイズ成功している方だっています。
それくらい動画がアツい。
じゃあ文字メインのTwitterは何が理由使われてるのかというと、『集客』で使われてる気がします。
活字離れなのにTwitterをしている人は多いのです。
それは集客に繋がるからなんです。
ビジネスにしてもなんにしても
拡散機能があるTwitterは集客ツールにはかなり便利。
じゃあビジネスに限らず表現しているものや伝えたいことを拡散してもらうにはどうすればいいかというと、
第一に『認知・信用』なんですね。
それは赤の他人のツイートなんて面白くない限り見向きもしないし拡散しようとも思わないからです。
(する場合もあると思いますがそれはまたTwitter上で拡散マネタイズをしている方など)
そして他にも拡散されやすい方法があります。
それが次です。
コメンテーター的立ち位置のツイート
コメンテーター的ツイートです(以下コメテンツイとします)
このコメテンツイが注目されやすいんです。
コメテンツイとは以下2つです。
1、Twitter運用に対するご意見のツイート
2、ムーブメントのあるツイートに対する批判やご意見ツイート
主にこの2つです(あと思いつきせぬぬぬ。)
2つともTwitter内で話題になってることです。
ここがポインツなのです。
例を出して言いますと『1、の場合』
「1日30ツイートすればフォロワーが伸びるよ!」
「おはようツイートはいいねが多くつく」等々…に対する
自分の意見をのせたツイートがコメテンツイ。
例えば…
●30ツイートもする必要なんてないよ。
●おはようツイートも無理はしなくていい。みんな朝方じゃないんだから…等々。
そして『2、の場合』最近だと、
①「フォロワー〇〇人達成しなかったらTwitter辞めます!」
②「インプ〇〇人の私にリプするとインプバカ上がりするから絶対しちゃだめですよ?いいですか?絶対ですよ?」
主にこの2つをよく見ますがこれに対する、
自分の意見や批判的なツイートがコメテンツイ。
例えば…
勝手に辞めなよ。勝手にやっとけよ等々。
以上がコメテンツイの一例の紹介でした。
これが注目されるんです。なぜか?
コメテンツイは認知と信用が上がりやすい
それはみんなが求めてる内容だからです。
1、のTwitter運用は常に関心度が高いです。そして
2、はムーブメントになってるのだからもちろんみんな、嫌でも注目しています。
つまりそれに乗っかって自分の意見をツイートすると注目されてるのでいいねやRTがされやすいんですね。
そしてラッキーなのが、なんとも的を得ている意見をツイートすると信用度もぐっと高まります。
さらに言うと意見的なようで実は批判的なツイートは、
正義を掲げられるしその正義を
正義と信じてる人たちの共感もぐっと集まります。
ファンも集まり数も増える。一石二鳥です。
だいたいそういった方々のコメント欄を見るとほぼ共感の嵐。
Twitterではなかなか意見を言える風潮はありません。現実世界と同じですね。意見はあるけど言わない(ボクやけど)。
だから意見はコメント欄にはありません。
的を得ているので当たり前でもありますけど。
正直、Twitterで数を増やして信用度も上げていきたいなら、この2つに乗じて自分の意見をそれとなくかっこよく述べるだけで自然と上がっていきます。
そしてこの図式が、冒頭に書いたボクが思ってる気持ち悪いTwitterの使い方なんです。
コメンテーター的ツイートの横行
ボクはTVで見るコメンテーター的人がキラいです。
なんでそこに座って自分の意見を言うだけで飯食ってんだろう?と。
もちろん専門家の方もいます。が、
東出昌大の不倫に対してのコメンテーターているんですか?
東出さんを例に出して申し訳ないんですが、
NEWS全般で言えます。
「コメンテーターのコメントいるんけ?」って。
じゃあなんでいるのかっていうと、国民が言いたいことをコメンテーターが代弁することで、
国民の共感を得て、TVの視聴率を上げるのに一役買ってるからかと思います(完全イメージ)。
ぶっちゃけ国民が共感を得れそうなニュースをコメンテーターがうまいこと料理すればどんなニュースでも視聴率があがりやすい。(と思う)
コロナのニュースなんかより
もっと視聴率が稼げそうなニュースがあれば
きっとそっちが多く放送されるんじゃないでしょうか?
話が遠回りしましたが、これがまさにTwitterでも行われてる気がしてならないんです。
1、であれば、常に需要(視聴率)があるからツイート(TVでコメント)を行うアカウント(コメンテーター)。
2、であれば突発的にできた大ニュース(大物芸能人の不倫とか)をツイート(TVでコメント)を行うアカウント(コメンテーター)。
全部が全部そうではないです。
だけど『多い』のはあきらか。
TLを流し見すると1000%見ます。
そしてかくいうボクも、まさにこの1、に当てはまったことをしていました。
確実にいいねは増えるし、認知もされる。
承認欲求が満たされます。
批判的なことは言ってませんでしたが、
遠まわしに意見をしていました。
『Aさんがこんなツイートをしてたから
それに対するボクの意見をいいます!』と
名指しで意見をしない。
まさに仲のいい人(フォロワー)にしかしない、
陰口。
ボクは直接意見を物申すコメンテーターがキラいです。
にも関わらず、誰に意見をしてるか分からない間接的なツイートをしていたんです。
そんなコメンテーターよりも
よっぽどみにくいとツイートをしてました。
この本を読んだとき(本の内容は伏せます)にハッとさせられました。
(なんとも気持ち悪いTwitterの使い方をしていたな)と。
ボクの仲の良いフォロワーさんでそういった使い方をしてる方はお見かけしません。
さらにいうとそれでもフォロワーが増えてる方が多いです。
これこそが健全なTwitterの使い方だろうなと
ボクは思うしすごいなと尊敬します。
健全なTwitterの使い方
ボクはそんな形でいいねや拡散がされたいんじゃないんです。
そんな意見拡散されたってそれで信用度が上がったってなにも嬉しくないのです。
ボクが認知されたいことや承認欲求の対象は
マンガやイラストです。
「ぷいんさんのまんが最高にいいですね!」
「イラスト最高にかわいいですね!」
そんな言葉が一番欲しいんです。
そしてツイートに関しては、
他者を利用した意見や批判や、
他者を利用した信用度を上げるツイートに対する共感ではなくて、
完全なボクの考えをボクの言葉で発言するツイートに対する
「ワロタwww」
「あほくさクソワロタwww」
これです。
これだけが混じりっ気のない本当の欲しい承認でした。
そして応援してくれたり、応援しあったり、
そんな関係性が欲しい。
コメンテーター同志のリプのやり取りは他者がいないと、てんでダメ。そう思いました。
コメテンツイはTwitterの中だけでおさまる
Twitterの理念は、
表現の自由を信じ、世界に影響を与える力を持っていると考えています。
です。
だからどんな表現方法をしてもいいですし、
コメテンツイを否定することもありません。
だけどそれはTwitterの中で完結する表現方法だと思ってます。
1、も2、も、どれだけ共感を得ようが、
Twitterから外の世界に影響をあたることは出来ない。そう思ってます。
できるかもしれませんが、ボクはそれを武器にして影響を与えようとするのは嫌いです。
なぜならコメンテーターのコメントに共感した!ということはたまにありますが、
コメンテーター自身のファンになることはないからです。
ボクはボクを見てほしいんです(おっさん、おいおっさん)
だからボクは先ほど挙げた4つの言葉を
言ってもらえるような表現をし続けたいと思います。
「し続けたい」と、断定できないのは、
意識してツイートしないとコメテンツイを完全に排除するのはむずかしいだろうなと思ってるからです。
やっぱり数至上主義が無意識でもある。と思います。
最後に余談も余談
健全ではない、「あぁ気持ち悪いな」と思った
コメテンツイのやり取りがあったので
最後に気持ち悪くなって終わって頂きたいと思います
(え?)
2、のムーブメントに対する批判をしていた方が、
ムーブメントツイートをしてる方に対し、
『応援しています』とリプをして、さらには
フォローまでしているのを見たときは
気持ち悪いなと思いました。
カゲでは批判をする。表上は中身のない応援をする。
うーん現実と変わらないな。と。
SNSでしかできない表現をしたいし、
それがいつかパンデミック(時期的に失礼)を起こして、
いつか現実世界に0.1ミリでも影響を起こしていける
Twitter活用をしたいです。
最後まで真面目一辺倒になりましたので
最後にお伝えしますね。
ちんちん。
※あくまでも個人の思いとして読んでください。
読んでくださりありがとうこざいました(*థ౪థ)