オデが見た久保建英選手

久保選手を初めて

自分の目で見たのは2016年の6月のマリ戦だった。

当時バルセロナから日本に帰ってきて

心配される声も大きかったぶん

この世代別の日本代表の試合も注目度が高く

平日の夜、しかもとんでもない強風の中の試合だったけど

中国地方や関西方面の学校やクラブで指導をしているコーチが多く観戦していた。

それぞれにメモを取ったりスマホや

ビデオカメラで撮影したりその話し声も隣りで

聞き取りながら観戦していた。

マリ代表に知っている選手はいなかったので

当然、注目していたのは久保選手だったけど

結果として勝ったのはマリ代表の方だった。

強風と雨というコンディションの中

若い日本の選手たちは苦戦していたが

マリの選手たちは高い身体能力を活かし

日本からゴールを奪っていた。

自分が見たのは三戦ある中の二戦目で

マリ戦で初めて久保選手を見て

その数日後にあったメキシコ戦でまた久保選手を見た。

この写真はそのメキシコ戦後に

サポーターに挨拶をして周った時のものだ。

メキシコ戦はBSでテレビ放送があり

子どもたちの中に混じり自分の姿も映し出されていて

同じ画角の中に久保選手と自分が映っていたことに歓喜した記憶がある。

久保選手の背番号は9番で

彼がボールを持つとチームメイトが信頼して

動き出していたのが印象的だった。

マリ代表の選手とも試合中に何か話しをしているのも見かけた。

マリ戦では負けてしまったが

メキシコ戦では快勝し

とりぎんバードスタジアムでの久保選手の想い出は

悪くない思い出となってくれたと今も思っています。

このスタジアムに行くまで5時間ちかくかかって

疲れたけど

今、レアル・ソシエダで輝く久保選手を見ると

あの15歳の久保選手を二度も

目の前で見られた喜びに感謝しています。

久保選手のこれからの活躍を願っています。