君の金木犀の匂い

死ぬ気がない君の死にたいに振り回されて、君に響く言葉を探してる。脳をフル回転させて君に届けても君には届いてないみたい。
あーそう言えば、好きなアーティストのライブに行くより君と会う方が楽しいからライブに行くのをやめたよと言った時も、君には何も伝わらなかったっけ。私にとってたった1人の大切な人でも、君にとっては友達の中の1人って言うだけだもん。勘違いしてごめんね。気づきたくなかったなあー、まだ勘違いしてるフリをしていてもいい?ああ、勘違いしてるふりをしても、君には何も伝わらないんだっけ。なんて残酷なんだろう。君は本当に死にたいの?君の言葉を信じているよ。エモさに惹かれて口から出た「死にたい」でも、私は信じ続けられるのかなあ。君は死ぬ方法を教えてと言ってきたよね、死ぬ方法なんていくらでもあるしいくらでも調べられるのに、なんで聞いてきたの、なんで私に聞いてくれたの。本当はまだ生きていたいのかなあ。
まだ引き止めてもいい?

いいなと思ったら応援しよう!