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マレーシア日記~クアラルンプール編②~
1月15日。クアラルンプール2日目。
ホテルの29階の部屋からの景色。建物が高い。
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友達は外せない作業があったので、午前中は1人でクアラルンプール散歩。
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現金下ろすためにATMへ。Wiseカード便利。
都会の雰囲気という意味では東京と似てるかも。
店員さんの対応の仕方とか、ちょっとした違いなんだけど何となく都会の空気ってあるよね。
私が東京から丹波に移った時に「店員さんの人間味」を感じたように、マレーシアもクアラルンプールの繁華街より他のとこの方が"対 人間"を感じる。
あとタバコ吸ってる人が他の地域より多い印象。
昼はチャイナタウンのワンタンミー行こうとしたけどやっておらず、次に行ったホーカーでも食べようとしたカレーミーは売り切れ。突然楽隊が入ってきて演奏してた。愉快。
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結局セントラルマーケットのレストランでニョニャラクサを食べた。んだけど、や、まぁ美味しかったけど、なんかマラッカのチャイナタウンで適当に入ったお店のやつの方が美味しかったかも。
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セントラルマーケットはほんとに観光客向けという感じであんまりグッとくるものはないかな、、。
チャイナタウンも同じく。商品で溢れてて通って見る分にはわ〜となる(?)けど欲しいものはないみたいな。
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この後友達がチェックしてた雑貨屋さん回ろうということでまずはThe LINK。綺麗なとこだったけどピンとくるお店はなかったため次へ。
次行ったのがギャラリーのギフトショップなんだけど、ここ楽しかった!!
アーティストの方の作品がグッズになってるから素敵なの多い。色使いが可愛い。
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そして最後に寄ったお土産屋さんがとっても良かった!!
日本語だけの看板出てたから日本人のお客さんも多いのかも。
昼に行った観光客向けのとことは違って、店主の方がちゃんと好きな物を商品として売ってるんだなって言うのが伝わるお店だった。その分お値段はするんだけど、たとえ同じものだったとしてもどこでどんな人から買うかって大事だよね。
自分へのお土産を購入できました。
長居して満足満足〜と外出るとねこちゃんがすごい体勢で寝ていた。隣の服屋の
かわいいねぇ☺️☺️☺️
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で、一旦帰って休憩後はアロー通りの夜市へ。
平日の夜だというのにすごい賑わい。
夜市自体も大きくて楽しい!昼間通った時とはまるで違う空間。アメ横でかくしたみたいな。
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まずは焼売。スイートチリソースが基本なのだな。うまい。
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マレーシアで見かけるよく分からぬフルーツたち。
今度来た時は食べてみたいな。
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色々迷ったけど、クアラルンプール来る時に乗ったGrabの運転手さんが、アロー通りの蒸し魚が好きって言ってたので、魚推してるとこに入ってみた。
魚料理はなんと、料理ごとに魚の種類と魚の調理法選べる。なんだそれ楽しい。
結局、シーバスのニョニャ風の揚げと、バナナリーフ焼きゴールドマナガツオ、あと空芯菜のニンニク炒めを注文。
や〜おいしかった!夜市は今まで当たり少なかったからそんなに期待値高くなかったけどここはおいしかった〜〜
ニョニャ風の方はニョニャラクサと同じくカレーぽい味付けで、インゲン、オクラ、ナス、パクチーなど野菜もたっぷり。揚げた魚とよく合う!
バナナリーフの方も、写真がでかく載っていたので推し料理なんだろう、こちらもふわふわで周りのスパイスとの相性もよく、骨も剥がれやすくて美味しかった。ニョニャ料理については最後の方まで読んでくださいな。
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この店入ってすぐ雨降り出したんだけど、店員さん達の動き素早かった〜おっきいカラフルな傘がどんどん出てきて、お客さんいる中設置してくの。ついでに電球も設置して、傘と傘の隙間から水入らないように長い棒噛ませてた。お見事〜
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で、雨降り出してからすぐに傘を売る人たちがたくさん出てきて、なんかたくましいなと思った。
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あとね、ここで働いてる店員さん、何人かすごく若く見えたの。18歳だって。
お客さん来たら自分が案内できるように頑張ってて、背伸びしてつけてるように見えるアクセサリーとかなんかすごくかわいく見えてきちゃったのね。謎に涙目。やーまずい、素でそんな感情になるなんていよいよだよ。すごく尊い存在に見えちゃったもん。はやいな。
18歳がめちゃくちゃ若く見えるのも、若者が頑張ってるに泣けてくるのも歳とったということなのかな……。でも多分35になったら25歳が尊い存在に感じるのだろうな。
まぁ、そんなよい夜でした。
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さて、マラッカ、ペナン、イポー、クアラルンプールと来て、ちょいちょい出てくるニョニャ料理を少し解説。合ってるといいんだけど。
ニョニャ料理は中華系移民が地元のマレー人と結婚し産まれた男の子をババ、女の子をニョニャと呼んだことがルーツ。こうして生まれた中国とマレーのミックスカルチャーがババニョニャ文化。料理の特徴としては、見た目、具材は中華系だけど味はエスニックでスパイスが使われる。
例えばさニョニャカリーラクサは中国の麺料理に、ココナッツやスパイス、ハーブを使ったスープを合わせてる。
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ちなみに、プラナカンという呼び方もよく使われるけど、これは欧米列強に統治下にあったマレーシア周辺に移住した移民を括った上で、更にその中で現地の風習を受け入れたグループのことらしい。
プラナカンは中華系の移民だけではなく、インドからの移民も含まれる。よく「MAMAK」という文字が入った飲食店の看板を見かけたけど、これはインド系イスラム教徒の人やその料理を指す言葉らしい。
そもそもマレーシアは、ポルトガル、オランダ、日本、イギリスなどの植民地を経て、1957年に独立した国。
イギリスにとって重要な植民地だったインドと中国を結ぶ海上ルートの中継地がマレー半島。私が行ったマラッカやペナン、あとはシンガポールは海に面してるからその三港を海峡植民地にしたそう。
そういう歴史を知ると、街中でマレーシア国旗をよく見かけたり、食文化が多様で混ざりあっていたり、建物の造りがヨーロッパ風だったりすることの背景が見えてくる。
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学生の時は正直全く歴史に興味が持てなかったけど、体験から入ると歴史も知りたくなるね。