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天和通りの快男児 2024.2.2

たまーにあるこのまま家に帰りたくない欲が、職場の人と飲み終わった後にムクムクと湧き上がってきた。
一人でどこかで飲んで帰ろうかとも思ったが、近辺で0時を過ぎて開いているお店となると大衆居酒屋かバーあたりになり、なんだかそういう気分でもなかったので、ネカフェに行くことにした。

というのも、『銀と金の続きが気になりすぎていたからだ。
最近行った温泉施設に漫画が置いてあり、ふとアカギを見たいと思って物色していたところ、そういえば読みたいと思って読んでなかったこっちの福本作品にもアカギが出てくるんだよな、と読み始めたらまあ面白くて。風呂も早々に切り上げてのめりこんでいった。
※ん?と思った方もいるかもしれないが、この時私は勘違いをしており、アカギが作中に出てくるのはまた別の『という作品だった。


よーし今日は一晩読み明かすぞと意気揚々と快活クラブへと足を運んだ。
最寄りの行きつけの快活に行くか、行ったことのないところかで迷ったが、高ぶった気持ちはチャレンジ精神を奮い立たせ、結果未開拓の快活へ行くことに。
行く前に同じビルの下にあるセブンイレブンに寄る。
特にお目当てのものはないけれど全体の棚を一通り見て巡回する。
最近はめっきりコンビニ飯というものを食べなくなったが、金曜の深夜はジャンキーな飯が合う。
そしてさすがセブンイレブン、どの商品も自分の心を刺してくる。
野菜を一切取らず、自炊もせず、コンビニ飯かピザで三食回す(朝食べてなかったから実質2食)という終わっている生活をしていた時、最寄りのコンビニがセブンイレブンだから、という理由で引っ越し先を決めたこともあった。
もう今は同じような過ごし方はできないけれど、あの時確かに大好きで楽しい時間だったよな、と大切な時代を共有した元恋人のような存在なのが私にとってのセブンなのだ。
(花束みたいな恋をしたって、私とセブンイレブンの話?
ちな私が菅田将暉でセブンが有村架純。)

セブンイレブンのラインナップも魅惑的だったが、快活クラブの最高ポテトを思い出してここはグッと我慢した。我慢しているけれどポテトというジャンキーには変わらないものを深夜にむさぼるという所業には我慢できていないのが皮肉なもんだ。



結果、銀と金はなかった。
フード・ドリンクも22時~9時まで休止していた。

私の胸の高鳴り、返してくれ。

なんでか福本作品の中で唯一銀と金だけ置いていなかった。
零は置いているのに・・?二階堂地獄ゴルフは置いているのに・・・?
(他意はないです)

福本作品関係ないけど、とりあえず呪術廻戦の新刊を読めたので最悪の休日の始まりは避けられた。

あと、そうは言ったものの、金曜夜なのに人も少なく飲み放題カフェは私だけがしか利用しておらず、深夜帯で店員さんもいなくてセルフレジでの対応となっており、いつも行く快活より全然落ち着いて過ごせたのでそこはとてもよかった。
飲食持ち込みOKだとは思うので、今度こそセブンで好きなものを買い漁って乗り込んだら最高に楽しめると思う。また来よう。


銀と金は置いていなかったので、本来読むべきであった天を読むことにした。

いや、天も天でおもしろいんかい。

まず絵柄が結構好きだ。
あと福本作品安定のイケおじがたまらん。沢田って名前もちょうどいい。
眠気に負けて結局4巻までしか読めなかったので、また読み進めたい漫画が増えてしまった。ありがたい悩みだね。



天おもしろいんだけどさ、今読んだ中で一つだけ引っかかっているところがあって。

福本伸行「天-天和通りの快男児」 第3話 傍若無人 p.9


これどういうこと???

知らない方にも説明すると、1話で主人公の天は複数の女性と同じアパートに住んでいるような描写がある。
関係性において特に詳しい説明はないまま(私が読んだ4巻までには)、ちょこちょこその女性たちが出てくるが、私は茶髪?の女性が2話の表紙で天と腕を組んでいるところや、単体での出番が多かったところから、この人が天のパートナーなんだと思っていた。
なので、上記のコマを見たとき、3人でしていることは確実なのだが、黒髪の女性の説明的にもしかして近親…?という可能性が否めなかった。

調べてみたところ、天には妻が二人いるらしい。
あまり調べるとネタバレに会いそうなので深く掘っていないが、色々と検索をかけてもすぐに出てこないところを見ると、やはり特に深い説明は描かれていないようだった。
とりあえず先ほどのシーンは私が思っている可能性は0になったようでよかった。そんな意味わからない描写しないよね、さすがに。


今読み進めているところは、もうこんな楽し気なシーンはないんだけど、またこういうどうでもいい日常もたまにみたいな。

全18巻。
また家に帰りたくない気分の時に、快活クラブを自分ちのようにできる環境を整えて読み切りに行こう。






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