見出し画像

出会えたきっかけ

こんにちは、うおです

皆さんは「好きなアーティストと出会ったきっかけ」って覚えているでしょうか?

音楽番組でたまたま、知人の紹介、ジャケットが気になって、などいろいろあると思います。

僕も思い出深い出会いがいくつもあるのでその中から特に印象的だったものについて話そうと思います。

サカナクション

時期:中2
初めて聴いたアルバム:834.194

YouTubeで新宝島のMVを見てから虜になった。MV前半でステップを踏み続けるダンスの面白さと楽曲後半でメンバーが楽器を持ち演奏する姿を見せるギャップが決め手でした。その後、近くのゲオで新宝島が収録されている「834.194」を借り、ウォークマンに入れてひたすら聴いていた。それが2019年頃の話。

そして、2024年6月15日、サカナクションのライブに初参戦します!!

長年の夢だったので本当に楽しみです。5年前の自分もライブに行ってみたいと思っていたので、5年後夢が叶うのだと教えてあげたい。

東京事変(椎名林檎)

時期:中3、体育大会
初めて聴いたアルバム:東京コレクション

これは僕の人生における一大事なので鮮明に覚えている。中学3年生、最後の体育大会(運動会のようなもの)の閉会式を待っている時の事。

僕含め体育大会があまり好きではなかった友人と「疲れた」「面倒だった」と駄弁っていた時、流れていたBGMに衝撃を受けた。ありえない事だが、実に頭に電撃が走ったような気分だった。その曲こそ、東京事変の「能動的三分間」だった。

特徴的な艶のある声、サビの語呂の良い歌詞、それら全てが初めて味わうものだった。「これは絶対忘れてはいけない、家に帰ってすぐ調べなくては!」と思い、うっすら聞こえた歌詞を覚え、それを頼りに無事この曲に辿り着けた。

それからは何もかもが一瞬で、公開されているMVを見漁り、ゲオにCDを借りに行った。その時は何も知らなかったため、「東京コレクション」というライブ盤を単純に好きな曲の多さから選んだ。その後も少しずつアルバムを集め、何度も聴く日々だった。あの頃ほど1つのバンドに集中した事は無いんじゃないかと思う。中3から高1あたりまでの青春だった。


次に紹介する2組はYouTuberのみのさんが「邦楽名盤100選」という企画の中で紹介していたアルバムのうち、特に印象的な2組に関する話で、この辺りからマイナーな音楽にも手を出し始めた。

くるり

時期:高2、5月頃
初めて聴いたアルバム:アンテナ(断念)

なぜ断念したかというと、初めて「アンテナ」を聴いた時に1曲目の「グッドモーニング」が余りにも静か過ぎて聴くのを途中でやめてしまった。

当時はラウドロックやダンス、ファンクなどの踊れる音楽が特に好きだったため、タイミングが悪かったのかなと思う。今はフェスで聴いたのをきっかけに一番好きなバンドになり、アンテナとも無事仲直りできた。

ゆらゆら帝国

高2、5月〜7月あたり
初めて聴いたアルバム:ミーのカー

これも頭に電撃が走ったバンドのひとつ。

最初は「ゆらゆら帝国」という聞いたことのない組み合わせの言葉に困惑しつつジャケがかっこよかったので再生。

「またくるりみたいな感じか…」と1曲目の「うそが本当に」を聴いて少しがっかり(今はもちろん好き)していると、2曲目に爆音で「ズックにロック」の冒頭が流れ、「このバンドは一生聴き続けよう」と心に誓った。また、その時は授業中で片耳イヤホンで聞いていたが、「このアルバムは集中して聴きたい!」と思い真面目に授業を聞き、落ち着いた後に再度再生。

やはりこのバンドは何か違う…!

叫ぶような声にドスの効いた低い声、ジャキジャキと鳴る音数の多いギター、土台を支えつつ暴れるベース、手数の多さと迫力が魅力のドラム、そして簡単な言葉で紡がれた難解な歌詞。その全てがこれまでに聴いてきた音楽とは全く異なるもので、この辺りから音楽の面白さにだんだん気付いたんだと思う。今日久しぶりにミーのカーを聴いたけどやっぱり格好良かった。

Red Hot Chili Peppers

時期:高2、冬頃
初めて聴いたアルバム:Carifornication

レッチリとの出会いはYouTube。ベースを弾くチャンネルの動画を見ているとその人が過去に挫折した曲を紹介していた。それが「Right On Time」という曲。16分音符でひたすら弾き続けるというベーシストにとっては地獄のようなフレーズだった。

そのフレーズに魅せられた僕はこの「Right On Time」が収録されているアルバムを始め多くの曲に触れ、大好きなバンドとなった。僕にファンクやラップを教えてくれたのは紛れもなく彼らだった。

最後に

いかがだったでしょうか。皆さんも音楽に衝撃を受け、虜になった経験というその衝撃ひとつが人生を大きく変えることだってあり得るため、音楽の力は侮れないと執筆しながら改めて身に沁みて感じています。

いいなと思ったら応援しよう!