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Windows11に自分のPCは更新できるのか!?
最近マイクロソフトがWindows11を発表。今年の秋にリリース予定だ。
この話を耳にしたとき、「Windows10は最後のOS!」って聞いた気がするんだけど気のせいか?
前回Windows7から10に移行するとき特に条件もなく10に更新できたので今回もそんな感じなのだと思っていた。
ところがガジェットの生配信を見ていたら
「現在使ってるPCがインテル第6世代なのでWindows11に更新できないから新たに自作PC作ろうと思うんだよね」
なんて言っててびっくりした。
あわててどういうことなのか調べてみたら、マイクロソフトは2018年インテル第8世代、AMDはzen+のCPU以降からWindows11に移行できる対象としておりそれ以前の2017年インテル第7世代、AMDはzen1のCPUは対象外となっている。
Windows11でサポートされているIntelプロセッサ
https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/design/minimum/supported/windows-11-supported-intel-processors
Windows11でサポートされているAMDプロセッサ
https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/design/minimum/supported/windows-11-supported-amd-processors
私がメインで使っているPCのCPUは昨年発売されたryzen5 1600afである。名前からして第一世代で対象外のようにみえるが中身はzen+と言われいる。なので余裕で範囲内だよねーなんて思いながらマイクロソフトが出している対象のCPUの表をみてみると……ない!対象のCPUに載ってない!
ただryzen5 1600afはスポット的なもので発売1週間で手に入らなくなったレアもののCPUだ。中身はryzen5 2600の選別落ちとも言われている。その素となってるryzen5 2600は対象なのでWindows11に移行できるのではと私は踏んでいる。
対象外ならCPUだけを交換すればいい話ではある。とはいえryzen5 1600afは評判通りめちゃくちゃコスパのいい性能もそこそこいい優秀なCPUである。Windows11に更新して継続して使いたいところではある。
さて、私はもう1台メインの前につかっていたPCを持っている。
それがインテル第7世代のPCである。マイクロソフトからWindows11に更新お断りされたCPUである。
しかし、しかしだ!マイクロソフトが「インテル第7世代、AMD zen1も検討してみるよ。とりあえずテストして使えるかどうかみてみるわー」なんていうてくれてる!
Windows 11の最小システム要件が緩和、第7世代Core/Zen 1のRyzenも対象に
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1334629.html
インテル第7世代Windows11に更新できるやんって勝手に解釈しちゃったんですが(てかタイトルが誤解を生むよね!)、マイクロソフトがWindows11にふみこんだのって2017年におこったスペクター、メルトダウン問題じゃないかといわれている。
Windows 11にアップグレード可能なCPUは基本はやっぱり第8世代/Zen+以降になりそう?
スペクター、メルトダウン問題ってなんやねんって調べてみると、どうやらスペクター、メルトダウンはCPUの性能を指すようでその性能の特徴を活かしたやり方で暗号をちょろまかされるという問題が発覚。めっちゃセキュリティ甘々であかんやんってことである。
CPUの脆弱性『スペクター』と『メルトダウン』について超簡単に解説してみた
https://www.youtube.com/watch?v=TAPIQeuA1Tw&t=186s
この時期に出荷されているCPUがインテル第7世代、AMD zen1とされている。バリバリ問題抱えてるCPUなんですよ。そして改善されたのが翌年2018年に発売されたインテル第8世代、AMD zen+のCPUである。
だからマイクロソフトはインテルは第8世代、AMDはzen+以降のCPUからWindows11の更新できまっせというてるのである。
マイクロソフトからしたら「スペクター、メルトダウンのサポートもうめんどくせーわ!時間かかるわコストかかるわ、もともとCPU会社の問題なのになんでこんな泥をかぶらなあかんねん!新しいOS出してこの問題からおさらばしてやる!」という感じにみえる。
じゃあ問題かかえてるインテル第7世代、AMD zen1検討するよ!の真意は?PCメーカーが問題のあったCPUのBIOSを対策をされたものに更新されているかどうかの調査ではないかと予想されている。つまり安易に検討されているCPUだから大丈夫な状態ではないということだ。
なんかインテル第7世代、AMD zen1まで緩和されたのだからもっと範囲は広がるのかもと期待してたのですが案外道はきびしそうだ。
そして対象外の自分のPCはWindows11に更新できるのだろうか……