「好き」以外の感情を持て余す日々
この記事は、書くかどうかめちゃくちゃ悩みました。
なぜならばSixTONESファン(特に大我さんファン)にとっては、「は?何を言ってるの?」と思われかねない内容だから。
でもXではポスト出来ないことも書きたくてnoteを始めたし、この感情を供養しないと、この先、楽しく推し活できないなぁと思ったので、書くことにしました。もしかして、私と同じような気持ちになった人もいるかもしれないしね。
とはいえ、ポジティブ100%の記事じゃないから、自己判断で読んでくださいませ。ちなみに、この記事もこれまでもこれからも、私がnoteで書くことは私の主観であり価値観です。誰かにその考えを押し付けたり、私の意見が正しいと主張したりしたいわけではないので、「私はそう思わない」と言う方もいて当然です。
ただ、意見が違う方々と議論するつもりはないです。
前置きが長くなりましたが…
「あぁ、そっか…」が最初に生まれた感情
9/4にSixTONESの京本大我さん(以下、大我さん)が個人プロジェクトをスタートさせました。それが「京本大我 from ART-PUT」
大我さんといえば、SixTONESのメインボーカルや井上芳雄さんに「公認プリンス」と言われるほどのミュージカル俳優として有名ですが、実は楽曲制作も意欲的に行なっているんですよね。
私は話で聞いたことしかないのですが、ジュニア時代から作詞作曲を手がけ、2022年に主演したミュージカル『流星の涙』では劇中の曲も制作されたとか。2023年8月にリリースされたSixTONESの『CREAK』初回盤には全員のソロ曲が収録されていますが、大我さんは自作の曲を歌っています。これがまた良い曲なのよ。
さらに今年の1月からは、「見習いアーティスト」の名前で、Instagramも始めています。アイドルのインスタには珍しく、自分は一切登場せず、彼が撮影した写真だけが投稿されているアカウント。
大我さんの写真は、被写体の切り取り方はもちろん、光と影のコントラストがとても素敵。光だけでも影だけでもない写真を見るたび、大我さんの心を垣間見せてもらっているみたいで、アップされるのを楽しみに待っているのです。
アイドルという枠には収まらない多才なアーティストという言葉がピッタリな人。
そんな大我さんが満を辞して始めたのが「ART-PUT」なのだと思います。
そして「ART-PUT」のスタートがXで流れた直後、ソロMusic Video『Prelude』のお知らせ&プレミアム公開、12/3のお誕生日に行うソロイベントの情報が次々に流れてきたのです。
私のXのタイムラインは「おめでとう」「待ってた」に代表される喜びの声で埋まっていきました。
そんな中、私の最初の感想は「あぁ、そっか…」で、そこからXを開けなくなり今に至ります。
「やるなら今じゃない」と思ったわけじゃない
私は直接そのポストを見ていないのだけれど、「今じゃないよね」と意見もあったとか。
私自身は、ソロ活動をやって欲しくないと思っているわけでもないし、「今じゃない」と思っているわけでもありません。
「今じゃない」と言うのはきっと、2026年の5月1日までの2年間は、SixTONES結成10周年&デビュー5周年のお祝いイヤーで、TeamSixTONES皆で盛り上がろう!ってことだったから、なんでそこでソロ活動?ってことなんだと思う。
それに関して私は、「いつやるかは本人(と周りのスタッフ)が決める」と思っていて。だから彼らが「今」だと思うなら、「今」が正解なんだよ。
結果どうこうじゃなくてね。
結局いつやったって、何かしら言う人はいるし、「ここだ!」と言うタイミングは、実際に仕事をしている人たちが一番分かっていることだと思うのです。
SixTONESを軽く見ていると思ったわけでもない
大我さんがソロ活動をやることでSixTONESじゃなくなるとか、ソロに力を入れるんだろうなとか思ったわけでもないんです。
きっと自分の幅を広げることが、SixTONESの幅を広げることになると思っているんだろうと思うし。
SixTONESだから出来ることもあれば、SixTONESだから出来ないこともある。その出来ないことをやって、それをまたSixTONESに還元するんだろうなと。
だからソロ活動して欲しくないって言うのとも違うのよね。
だけど、ずっとモヤモヤする。「あぁ、そっか…」と言う気持ちのまま前に進めず、MVも1回しか見れてない。
これは何だ??とずっと考えて、いまだにその答えは明確にならない。
明確にならないまま、100%ど真ん中じゃないけど、モヤモヤの原因を少し書いてみたいと思う。
小さなモヤモヤ:6人の活動が減ってしまうかも?と言う寂しさ
大我さんがソロ活動をすることで、SixTONESを蔑ろにするのでは?という心配は一切してないんだけど。
例えばこれからソロツアーとかするのかな?とか、本格的にソロデビューするのかな?とか考えると、ちょっとだけ寂しい。
個人の活動が増えれば増えるほど、必然的に6人での活動は減るよね。
でもよく考えてみればSixTONESは、年の後半はソロ活動が多くなるらしいのよね。例えばソロツアーなんてやらずに、SixTONESのツアーを増やしてと言ったところで、スケジュールが合わなければできないんだよね。
だからこのモヤモヤはお門違いなんだよなぁ。(ちなみにこれを書いている時点でソロツアーもソロCDの話もない。私の妄想)
中ぐらいのモヤモヤ:音楽はSixTONESでやって欲しいという気持ち
自己紹介にも書いたけど、私はSixTONESの音楽が好きで彼らのファンになったので、基本的に6人で歌うのが最高だと思っている。
だから大我さんの声の魅力を最大に引き出すのは、SixTONESでパフォーマンスしている時だと思ってる。(これは大我さんに限らず、他の5人についても同じように思っている)
彼はミュージカル俳優でもあるからミュージカル楽曲も歌うわけだけど、ミュージカル楽曲はあくまでも演目ありきなので、私の中ではそれは純粋な「音楽」とはちょっと違った位置付けで捉えているのよね。
以前、何かの番組だったか雑誌だったか忘れたけれど、「SixTONESはやりたいことがバラバラで。でも音楽をやるなら6人でだよな」みたいなことを言っていて、まさに音楽をやるなら6人でやって欲しいと言うワガママな気持ちは持っているんだよね。
ただ元々SixTONESってそれぞれやりたい事がバラバラで、でも外で磨いた武器をSixTONESに還元して成長していると思っているので、ドラマや映画、舞台やMC、モデルは良いけど、音楽はやって欲しくないってのも、我ながら酷すぎやしませんか?とも思っている。なので、これもど真ん中とはちょっと違う。
一番大きいかもしれないモヤモヤ:SixTONESの大我さんでいて欲しい気持ち
これが一番大きいかもしれないなぁ。
以前、『音色』が発表された時だったと思うけれど、こんな声を見かけた。
曰く「京本大我はSixTONESで蔑ろにされてる」
曰く「さっさとソロデビューした方が良い」
曰く「SixTONESは京本大我をもっと大切にするべきだ」
京本大我に感謝しろみたいなのもあったと思う。きっと昔からのファンにしてみたら、思うことはたくさんあるのかもしれない。
そこはファンになったばかりの私には、想像できない思いがあるんだろう。
でも私は、『音色』に限らず、SixTONESの歌割りは最高だと思っているし、もしも大我さんが本当に嫌だと思っているなら、自分からきちんと行動できる人だと感じているから、そういった声は好きじゃないなって。
だからソロプロジェクトが始まった時に、そう言った声がもっと大きくなったり、「ほら、やっぱり」みたいな声を見るのが嫌だったのかもしれない。(ちなみに、私のTLにそんなポストは流れてこないので、これも私の妄想かもしれない)
もう1つは、ソロプロジェクトが発表になった後、「個人のFC(ファンクラブ)を作ればいいのに」と言う声がいっぱいあったこと。
私はそこに賛同できないなーって思ったんだよね。
個人のFCを作ったら、SixTONESの大我さんとは一線を引かれてしまうような気がして。何でSixTONESの大我さんがソロプロジェクトをやるっていう形じゃダメなんだろう。SixTONESのFCでいいじゃんって(ちなみに、これまた、これを書いている時点で個人FCの話はない)
書いてみると、私のモヤモヤは、ほぼ私の妄想で出来上がっているのね…
妄想族もここまで来ると酷すぎる(苦笑)
勝手に責められているように感じて、Xから距離を置いた
たくましい妄想でモヤモヤした私は、Xに溢れる「おめでとう」「良かったね」「皆、待ってたよ」と言うポストを見て、そう思えない自分が責められているように感じちゃったのよね。
おめでとうポストの中に、多分モヤモヤを感じたであろう人に向けた「何でそんなこと言うの?そんなこと言う人は◯◯を見てから言って」みたいなポストを見て、さらに「あっ、無理」ってなった。
誰も私を責めてないんだけどね、同じように感じられない自分はダメな気がしちゃったの。そして言葉にはエネルギーがあるから、たくさんのエネルギーに自分が押しつぶされそうな感覚になったのです。
だからXを見るのをストップしようと思ったんだよね。
今もほとんどXを見ません。
だからたまに開くと、色んな情報が解禁されていて、「なんだ、なんだ」となっている(笑)
こうやって書いてみて、私のモヤモヤは、ほぼ私の妄想で出来上がっていることが分かったし、大我さんもSixTONESも好きで応援したいことに変わりはないし…
Xをボチボチ再開しつつ、また楽しく推し活しようと思います。
人の気持ちはずっと同じじゃないから、私の気持ちもまた変わるかもしれないしね。ただXとの距離感を測るのは大事だなーって思ってる。
無理してやるものじゃないしね。
それにしても推し活すると、ただ「好き」っていう気持ちだけじゃない、さまざまな感情が湧き上がってくるのね。これもまた新たな発見でございます。