見出し画像

0163 ポール・ヴァーホーヴェン監督『トータル・リコール』聖地巡礼

2024年12月31日(火)にメキシコのメキシコシティ州メキシコシティでポール・ヴァーホーヴェン監督『トータル・リコール』(Total Recall)の聖地巡礼をしてきました。

原作はフィリップ・K・ディックの「追憶売ります」(We Can Remember It for You Wholesale)。

そう遠くない未来の地球。ダグ・クエイド(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)は美しい妻ローリー(シャロン・ストーン)と共に、平凡だが満ち足りた生活を送っている。彼を唯一悩ませているのは、毎晩魘される火星の夢だった。深紅の空、灼熱の原野、宇宙服を着た自分の腕の中には、ブルネットの髪の魅力的な女。次の瞬間、バイザーは破裂し、クエイドは減圧していく。どこまでも、どこまでも…。
人工的な記憶移植によって疑似旅行を体験させてくれる〈リコール社〉の存在を知った彼は、早速ここを訪れる。彼が選んだプログラムは勿論〈火星旅行〉。だが、記憶移植は失敗に終わり、彼はかつて実際に火星にいたことがあり、クエイドとしての記憶は、すべて何者かによって人工的に造られたものだったという思いもよらぬ事実が判明する。
この時から、彼は命を狙われ始める。すべてを解く鍵は火星に。クエイドは本当の自分を求めて火星へと向かうのだった…。

という訳で、リコール社としてアーノルド・シュワルツェネッガーが訪れたのはメキシコシティの地下鉄7号線バランカ・デル・ムエルト Barranca del Muerto 駅に近い労働者のための国民住宅基金研究所(INFONAVIT:Instituto del Fondo Nacional de la Vivienda para los Trabajadores) の本部。
Instituto del Fondo Nacional de la Vivienda para los Trabajadores - Wikipedia, la enciclopedia libre
映画本篇は昼間のシーンでしたが、日没後の聖地巡礼となってしまいました。

ちょっぴりシュワルツェネッガーの左足な感じ
ちょっぴりアーノルド・シュワルツェネッガーの顔な感じ

事態を全く理解できてないクエイドはリクター(演:マイケル・アイアンサイド)率いる謎のグループによって追跡されます。リクターとその部下による地下鉄駅での一般市民を巻き込んだ大殺戮はメキシコシティ地下鉄チャバカノ Chabacano 駅の2号線と9号線の乗り換え通路およびエスカレーターで撮影されました。
Chabacano (estación) - Wikipedia, la enciclopedia libre
※チャバカノ駅には8号線も乗り入れてますがロケ地ではありません。

このエスカレーターでは、かつて恐ろしい虐殺事件があったんですよ…
じゃなくて…遠くない未来に恐ろしい虐殺事件が起きるはずなんですよ
ちょっぴりマイケル・アイアンサイドな感じ

リクターらの追手を振り切って地下鉄に乗り込んだクエイドは、メキシコシティ地下鉄インスルヘンテス Insurgentes 駅で下車します。
Insurgentes (estación) - Wikipedia, la enciclopedia libre
※インスルヘンテス駅は1号線の駅なのでチャバカノ駅から乗車した場合、ピノ・スアレス Pino Suárez 駅で乗り換える必要があります。
Pino Suárez (estación del Metro de Ciudad de México) - Wikipedia, la enciclopedia libre

残念ながら現時点では、火星に聖地巡礼できておりません。

©2024 プッチー・ミンミン
©1990 STUDIOCANAL All Rights Reserved.



いいなと思ったら応援しよう!