建設業界採用の現実②
前回の記事で、建設業界の採用の現状についてお話ししました。今回はその続きです。
福利厚生の強化で学生の関心を引く
弊社としては、現状で完全な週休2日制を導入するのは難しいと判断しました。そのため、福利厚生として「奨学金支援月額20,000円」を掲げることにしました。
書面上で「週休2日」とうたうことも可能ですが、実際に入社してもらった際に現実とのギャップが生じてすぐに退職されてしまっては、会社側も社員側も幸せにはなりません。そのため、給料面を他社より高めに設定し、差別化を図る方針です。
週休2日と年間休日のギャップ
取引先のゼネコンも「週休2日」を掲げて求人広告を出していますが、実際には祝日は出勤になっているようです。このように、たとえ「週休2日」と記載しても、年間の実質的な休日が少なければ魅力は半減するのではないかと思います。
採用広告の具体的な条件
弊社の求人広告では、以下の条件で掲載を予定しています。
• 年間休日:110日
• 転勤なし
• 基本給:220,000円
• みなし残業代:30,000円
• 奨学金支援:20,000円
これが功を奏するかは分かりませんが、現時点で出来る対策を打ち出してみます。
新卒の、福利厚生を良くすることで、現在働いているメンバーに対する手当も検討しなければいけません。
すぐに結果は出ないかもしれませんが、また進展があればご報告いたします。
本日は以上です。