私をチームの一員にしてくれて、感謝しています。 誰にも経験することができない経験と、スペインの家族(La familia)ができました。
5月30日、日曜日。マドリードでセミファイナルがあり、15人制シーズンが終わりました。
今回は土曜日にセビージャからマドリードまで、途中こまめに休憩を取りながらバスで約8時間かけて移動しました。
マドリードに到着後、小グループに分かれてアクティビティを行いました。私のチームは「セビリアーナ」。
フラメンコの替え歌を歌って踊りをチームのみんなの前で発表しました。
(左から: ロレ、ジェシー、サンチョ、カステ、ブランカ)
みんなセミファイナルにいい緊張感でいい準備をしてのぞめたと思います。
(みんなが日本語を頑張って書いてくれたことに感動しました)
今回も、スペイン代表が拠点としているグラウンドが会場なので、その近くの合宿所に泊まりました。
日本のラグビーをする環境は本当にいい環境でやらせてもらえてるんだなと思いました。
試合当日は暑くてとても天気が良かったです。
試合は、80分間際で同点に追いつき、10分ハーフの延長で勝敗を決めることになりました。
そして延長の後半10分。終了間際で逆転負けしてしまいました。
みんなが全てを出し切った、とても苦しい試合でした。
いつも試合後はネガディブになることが多いですが、今回は向上心が強くて、次に向けて前向きに捉えることができました。
今日のコンディションの中、100%でできたことが良かったと思います。
これで15人制シーズンが終わりました。
引退する選手、チームを離れる選手やコーチがいます。
家族のようなチームで、このチームで良かったと思いました。
私をチームの一員にしてくれて、感謝しています。
(チームのマスコットと、前の週の州代表試合で怪我をしてしまったヘマへのメッセージTシャツ)
誰にも経験することができない経験と、スペインの家族ができました。
日本から応援してくださった皆様、ウェアを提供してくださったasics様、個人スポンサーになって支援してくださった皆様、私を送り出してくれたYOKOHAMA TKMの皆様、ありがとうございました。
いろいろと難しい時期があり苦しい事もありましたが、そんな苦しいことも皆様のおかげで楽しめました。
さらに感情を表現するところやメンタル面など強化されたと思います。
スペインの家族にも成長した姿を見せれるように、世界で活躍できる選手になりたいと思います。
最後に改めて、私を迎えてくれたチーム、現地で取材してくださった對馬さん、日本からの応援やご支援ありがとうございました。