上達ばかりでめちゃ楽しい!〜しあわせ刺しゅう時間2〜
こんにちは、ぷるるです。
レベル0からのスタートって、ほんと〜〜に、楽しいですよね。
だって、上達しかないんですもん。
わたしも最近、レベル0から刺しゅうを始めました!
ずっと興味はありましたが、学生時代から縫い物が下手だったので、迷っていたのです。
だから、刺しゅうをやると決めて針を持った時、とても謙虚な気持ちになりました。
「一歩ずつやる。ステッチからきちんと練習していこう!」
そして、ぬい始め10分で・・・
飽きました!!
だって、わからないんですよ・・・
これ、OKなの? NGなの? キュートなの? セクシーなの?(古い)
そこで、「習うより慣れろ」の精神に切り替え、モチーフをぬうことに。
初めてだから、シンプルな図案を選ぼう。
使う糸は1色がやりやすそう!
夏だし、さわやかさが欲しい。あと可愛さ!これマスト。
などと考え、この図案を選びました ↓
さっそくぬい始めると、今度はぜんぜん飽きません。ただひたすら楽しい!
無心に針を動かすことが、こんなにも心を満たしてくれるなんて。
ちょっとずつ形作られるツバメくんに、胸が熱くなります。
ああ、わたし今、人生を慈しんでいる気がする・・・
まるで、「ていねいに生きている人」になったみたい。
そうして、完成した作品がこちらです!
何かが、激しく、ちがう・・・
このツバメくんは、空を飛べない予感がします。
というか、ペンギンっぽくない?しかも泳ぎのヘタな。
性格だけは、良さそうな気がするけれど。
そこで、お手本と並べてみました。
お手本は、羽の生え方が正しい。風に乗ってる感じがする。つまり「ツバメ」がちゃんと、糸で表現されているのでした!
けれどわたしはただ縫っただけ。布を糸で埋めただけだったのです。そりゃ、飛べなくて当然です。
この2つを見比べているうちに、わたしの中にある記憶がよみがえってきました。
小学生の頃、わたしはお習字教室に通っていたわたしは、よく先生に同じことを注意されていました。
「お手本をちゃんと見てから、書きなさい」
「書いている間も、お手本から目を離さないでね」
しかしせっかちなわたしは、お手本を見ずに書くクセがとうとう治りませんでした。
あの頃は「もー、うるさい!」と思っていたけれど、先生が正しかったなあ。
するとしょんぼりしていた心に、フツフツと楽しさがわきあがってきたのです。
つまり、これからはお手本をちゃんと見て、ぬえば良いんですよね?
それは、
「次は今日より、上手にツバメがぬえる」ってことですよね!
だって、経験値が0から1になったんです。
しかも、次は1から2になるんです。
ときどき後戻りはするかもだけど、今日ぬった一針は、確実に飛べるツバメにつながっている!!
なんか、1年先、5年先、10年先が、ぐーんと輝いてきちゃいました。
これから刺しゅう、コツコツがんばるぞー。
当面の目標は、「刺しゅうしたTシャツを着て、お出かけする」にしたいと思います。
<おまけ>
わたしは、刺しゅう作家の川畑杏奈(アンナス)さんを、勝手に『我が師』と決めました。
なぜなら、アンナスさんの刺しゅうが、とても好きだから!
と言っても地方在住なので、師匠の図案をぬったり、YouTubeを見たりするだけなのですけどね。
さて師匠は、ご自身の動画で、このようにおっしゃっていました。
「最初はお花がぬいやすいですよ。一番むつかしいのは、リアルな動物ですね」
・・・おら、図案選び、間違ってるべ!!!
そもそも、なぜ、縫う前に師匠の動画を見ないのか!!
お習字の先生は、わたしの将来を予感して、注意をくれたのかもしれません。
そんなわけで、お花をさっそくぬい初めました。
完成が楽しみです。