もう33歳なんだから|ぼんやりノート
子どもが1歳になった頃、ある文章をみつけた。
1歳を過ぎたことで、ママやパパに「もう1歳なんだから」という気持ちがめばえていることもあるでしょう。
態度や声で自分の意思を主張しはじめたこどもを見ていると、つい以前よりきびしい態度で接してしまい、抱っこなどのスキンシップが減っているかもしれませんね。
今のところ、「もう1歳なんだから」の気持ちはない。
けど、子どもが3歳とか5歳くらいになったり、その子より小さい子どもがいたり、自分の余裕があまりなかったりしたら、その気持ちもめばえそうだ。
なんなら本人に言ってしまいそう。
もう5歳なんだから、しっかりして
おにいちゃんなんだから、絵本かしてあげて
親から子どもへのセリフとして、よくありそうなものだ。
これを自分がだれかに言われたとしたらどうだろう。
もう33歳なんだから、しっかりして
おかあさんなんだから、本かしてあげて
そんなこと言われると悲しい。
33歳だからしっかりしろと言われても、できないものはできない。
電車に乗り間違えることもあるし、忘れものもする。
料理も下手だし、育児もままならない。
不得意だったり、不慣れなことは、むずかしい。
お母さんだから今読んでる本を子どもに貸してあげてと言われても、正直にいえば貸さずに自分が読みつづけたい。
先が楽しみで読んでる本を、途中で突然手放すのは、つらい。
子どもにしろ大人にしろ、年齢や立場を基準にして、あれこれ言われるのは、心地いいことではない。
そのことを忘れずに子育てしていきたいと、寝かしつけ中に子どもに踏まれながら、考えた。
あとは、夫にもこれを適用したらいいと思うのだが、できずにいる。
30超えた大人なんだからしっかりしてよ。明日言ってしまいそうだ。
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