エモ・スクリーモを語る
「エモ・スクリーモを聴くと懐かしい感覚になる」
このジャンルにハマるキッカケがそれだった
ボーカルもサウンドも、なぜかノルタルジー
初めて聴くはずなのに、どこかで聴いたような
まるで前世でも聴いていたかのような
(歴史を振り返ると絶対そんなワケないのだが)
そんな感覚が、エモ・スクリーモにあったのだ
そう感じる理由を自分なりに分析してみた
時は遡り、あれは小学生の頃に体験したスキー教室
(雪国の学校は山に行ってスキーをするのである)
あの時に鳴り響いていたBGMの反響
少し音がこもったような、リバーブの浮遊感
それに限りなく近いと言える
高音のクリーン、低音のクリーン
激しいサウンド、哀愁が漂う美しいサウンド
そのどちらにも懐かしさを感じる部分があった
そう考えると、好きになるのは必然的だった
以下、オタク特有の早口になります
・高音クリーン
基本的に何を聴くかはその時の気分で変わるのだが
高音クリーンのバンドを聴くことが多い気がする
マイナスイオンを感じるクリーン、そしてその少年のようなクリーンが強調されるサウンドが魅力的だ
まるでアイスブラストみたいに強烈なメンソール
清涼感たっぷりで、夏の晴れた日にピッタリだ
中でもAaron(Underoath)のクリーンは伸びやかで芯があり(しかもドラム叩きながら)、大好きである
金色のガッシュ!!で例えると他のバンドがザケルなのに対してザケルガって感じだ
名盤 「Define The Great Line」(2006)より
Shayley Bourget(ex Of Mice & Men)も大好きだ
Aaron(Of Mice & Menの方ね)のクリーンも好きではあるんだけど、俺の好みはShayleyです
Of Mice & Menは初期スクリーモで後にメタルコアへ移行したバンドなのだが、それがあったから俺が今メタルコアをやっていると言っても過言ではない
いつまで経っても色褪せない名曲ですね
・低音クリーン
落ち着きたい時は低音クリーンを聴く(夜とか)
前述したスキー教室とはまた種類の異なる懐かしさ
それが間違いなくある
Epitaph, Sumerian, Rise, Fearless, Hopeless
この辺りをチャンネル登録して漁ってたあの頃
傑作「Page Avenue」(2003)より
3:08〜辺りのアクロバットでクソ笑った記憶
↑とSilversteinのMy Heroine
これをキャンプで弾き語るまで俺は死ねない
・好きなサウンド
オクターブ、タッピング、アルペジオ
不協和音と複雑なコードの響き
これが大好物であります
※音楽理論についてはよくわかってません
少し前に「スクリーモでも作ってみるか!」と思い初めてオリジナルの曲を作ってみたのだが、これがSilverstein, Story Of The Year, Underoathをブレンドしたパクリにしかならなかった
その後、Asking Alexandria(Stand Up and Scream期)をリファレンスとして曲を作ろうとしたがアスキンがアスキンすぎて何してもアスキンになってしまうので断念した
AをBにするのではなくCにする
その大変さを身を持って知りました
作曲が出来る人全員にリスペクトを送ります
・他に受けた影響
①ファッション
音楽だけじゃなくファッションにも影響を受けた
とりあえず髪を伸ばしてましたね(笑)
ずっと黒スキニー履いてました
(誰しもそういう時代がある…あるよね?)
②スクリームへの影響
正直、これはかなり大きい
自分ではハイとローに強みがあると思っているが、ハイに関しては完全にスクリーモ由来だ
個人的にスクリーモとデスコアのハイはかなり近い部類にあると思っている
(Alesanaのハイとか、もはやデスコアだからね)
だからこそメタルコアをやる時にミドルの経験値が極端に浅く、ハードコア由来の迫力があるミドルが出せない時期が長かった
本人の適性とルーツ
今まで何を聴き、何を練習してきたのか
それが今日のスキルに大きく影響するのだろう
逆にレンジが広くなって良かったのでは?
・終わりに
いやぁ〜スクリーモって、本当いいですよね〜
曲名がやたら長いのすら様式美なのです
周囲に語れる人が少ないのでnoteに書き殴りました
ここまでお付き合い頂いた方、ありがとう
まだ書き足りないので第二回あるかも?
本日のエンディングテーマ
From First To Last - Emily
それでは、また