アラフォー以上のための「つけま専科」
常識破りのつけまつげのつけ方
アラフォー以上にはアラフォー以上のつけ方がある!
こんにちは。畠山裕美です。
今回は「つけまつげに挫折したことのあるアラフォーからアラカン」の皆様に向けて「私はこうやってつけまつげを装着できるようになった」ということを発信したいと思います。
周囲にリサーチしてみると、大抵一度はトライして、玉砕、というパターンが多いのと、やはり年齢とともにまつげが減るのは事実なのです。
しまった、まつげがない!
15年程前、仙台に出張した際、ホテルのエステで「まつエクはじめました」という案内を見て、試してみるか、と試してみた。
まつエクフル装備の私を見て、周囲は「うわ、ケバい」とか「どしたの」言ったものだったが、三日も経つと慣れてきたらしい。
私自身は「すごいめぢからだ・・・」とまつエクにかなり感動した記憶がある。元々まつげは細いほうだったので、若い頃から「まつげ養毛」とか、マスカラは3本遣いとか、まつげにはかなり力をいれていたが、まつエクの威力にはかなわなかったのである。
そして10年くらい、月二回はまつエクのメンテをする日々が続いた。
まつエクは、一度やると「メンテ中毒」というか、「いつもキレイに保っていたい」気持ちになるので、月二回はメンテに通うということになる。ここで、地まつげの健康よりも、見かけのキレイが優先されてしまうのである。
ちなみに、アイリスト(まつエク施術者)さんから指摘されたこと。それは、私のまつげ、特に左目のまつげが、春と秋に真ん中だけ生えなくなること、ストレスが溜まったり疲れたりすると、右のまつげも生えなくなるということだった。
というわけで、2019年の6月に、まつエクを一時やめることにした。
さらっと書いているが、メンテしたいのにまつげがボロボロになってきて、まつエクを継続できないというジレンマに悩んだ挙げ句の結論だ。アイリストさんの凄ワザも、地まつげがスカスカでは効果は半減、いやそれ以下だ。
また、お世話になっていたまつエクのサロンが、建物改修のためクローズっしたのも後押しとなった。
まつエクをやめてみると、自分の地まつげの貧弱さに改めて驚いた。
積年のまつエクで地まつげが痛んでいる上に、謎の左目中央貧毛状態と、右目のまつげも薄くなってきたので、マスカラをつけるにも、つけるまつげがない、という状況になったのである。
この辺りは、周囲の女子から「メイク変えた?」(まつげがないと印象が変わったりする)と言われ、まつげの威力を思い知ったのであるが、いかんせんまつげがない。
そうこうしているうちに、目に違和感を感じ、眼科に行った。違和感はまぶたの裏にできた小さい脂肪の塊がコンタクトレンズと接触していたためだったのだが、その時検査をしたところ、30代のころから気をつけろと言われていた、眼圧が高くなっていることが判明した。
つまり、緑内障だ。
というわけで、点眼薬を使うことになった。
私はここで一瞬ほくそえんだ。というのは、「緑内障の薬でまつげが伸びる」という話を知っていたからだ。
私が処方してもらったのは「キタラサン」というもので、プロスタグランジン関連薬である。これが「まつげが伸びる」というウワサの緑内障の目薬なのだ。
なお、私の友人の母は、この手の薬でまつげがふさふさになったそうだが、私の場合、3年くらい点眼しているが、下まつげが少し長くなったかな程度で、肝心の上まつげにはあまり変化が見られない。いや、これはつけまつげをつけているせいかもしれない。
何度も挫折したつけまつげ装着
私はそれまでにも何度かつけまつげに挑戦したことがあった。しかし、何度も挫折していた。
Youtubeを見て研究したり、つけまつげメーカーの動画をみたり、様々なサイトをのぞいては色々なやり方をためしてみた。
しかし装着がうまくできないのだ。大抵はここでひっかかり、断念することになった。
つけまつげに、グルーをつけて、ピンセット(ビギナーはピンセットが便利)でまぶたにもっていく、ここから先がダメなのである。
一体何回トライしてはダメになったつけまつげを捨てただろうか。
そして、2000年4月。コロナ禍で緊急事態宣言となり、何だか時間ができた。その時に、もう一度つけまつげにトライしようと思ったのだった。
その際、私の周囲のアラフォーからアラカンの女子達にリサーチしてみたが、大多数が「一度トライして挫折」の経験の持ち主だったのである。やはり、つけまは難しいのだろうか。。。と、思った矢先、2人の「つけまの先輩」から福音がもたらされた。
1人は競技ダンスをやっており、もう1人はミュージシャンである。この2人から聞くところによると、ダンス女子のほうは、年とったらまつげがなくなっちゃったので、つけている。慣れればぱぱっとできる、とのこと。
もう1人のミュージシャンは、エクステ好きだけど、ステージでは地味すぎるので、やはりつけま(普段もつけま)なんだそうである。
そして、この2人の共通した意見というのがあった。
それは「つけやすいつけま」という話だった。つまり、つけまつげを常に使っている人達にとっても「つけやすい・つけにくい」ものがあるのだ。
その二人が(その二人は互いに知っているわけではないので、すごい偶然と言えば偶然)「これがつけやすい」と言ったのが「D-UPの、ローラがプロデュースしているつけま」だったのである。
つけまつげ初心者がおちいりやすい間違い
ここで、私自身の反省も含めて、アラフォー以上の初心者がおちいりやすい間違いを示す。
1.若い子と同じ方法・お道具でつけようとしている(そもそもネットには、若い子向けの情報しか載っていない)
注)この場合の「若い子」とは、老眼が来ていないことを指す
2.ビギナーなので100均で売っているもので試そうとする
大きく分けるとこの2つとなる。
この2つについて説明する。
若い子と同じ方法でつけようとしている
注)にも記したが、この場合の「若い子」とは、老眼が来ていない人を指す。私の場合はド近眼のせいもあり、スマホが見にくいと思ったのは、50歳をかなり過ぎてのことだった。
Youtubeやつけまつげメーカーのサイトにも「つけ方動画」が紹介されている。私もその通りにやってみた。
その時わかったのは、目元が見えないということだった。大抵は、鏡をかなり下に置いて、伏し目がちにしながらつけまをつける。鏡が遠いと、手元がよく見えないので、つけまをつけるどころか、それだけでイヤになってしまい、そこで「もうやめた・・・」となるのであった。
なお、ここ数年はコロナ禍でチャンスを逃しているが、年に一度、スペイン(マドリッド)に行く機会がある。
最近は日本のホテルでも見ることが増えたが、海外のホテルでは、洗面所に、センターの大きな鏡以外に、顔の高さに、丸い鏡がついていることがある。イタリアのホテルでも同様だった。
これは、メイク用だと思うのだが、その丸い鏡は、普通の鏡と拡大鏡になっている。かなり拡大され、シミ、シワなどが無情にもよく映る。
何故、拡大鏡がついているのかというと、メイクする際見やすいからではないだろうか?つけまつげも、拡大鏡で見ながらつけるといいのでは?
そう考えた私は、まず近所の100均に行き、一面が二倍拡大鏡の二面手鏡を買ってきた。二倍でも顔に近づけると、かなりよく見える。その後、Amazonで7倍の拡大鏡を買ったが、これくらい大きいとかなり細かくチェックできることがわかった。
追記:その後10倍の拡大鏡を買ったが、下睫毛にマスカラを塗るのに重宝している。7倍よりもかなり見えます。
そう、アラフィフ、アラフォー、アラカンは、拡大鏡の手鏡を用意すべきなのである。
よく、ハウツーサイトには「置き鏡」と書いてあるが、それは老眼になっていない若者向けの話。
我々は、拡大手鏡を使って、細部を確認しながらつけていこう。
2.ビギナーなので100均で売っているもので試そうとする
これは、私もやった。一回と言わず、懲りずに五回以上はやっている。
周囲のつけま挫折女子達に聞いても、やはり同様のことをやっている。2ペア1200円のつけまをいきなり買うよりも、100均のほうが買いやすいのは当然である。
しかし、試しているうちにわかったのは「100均で売っているつけまつげは、難易度が高い」ことがわかった。
難易度が高いとは、
・フルサイズなので、長い場合はカットする必要がある
・芯が固い(つけにくい)
・ケバいのが多い
このサイズ調整は、ビギナーにはハードルが高すぎる。
それでは、どうすればよいのか?
ベターへの道
その頃、仕事で仙台に行く機会があった。仙台は面白い店が多い。私がよく覗くのは、仙台のロフトとドンキホーテだ。当然ながら、足はつけまつげ売場へ向かう。そこで私はある商品を発見した。
つけまつげの老舗、コージー本舗の「ドーリィウインク イージーラッシュ」というものだ。
これは「部分用つけまつげ」をうたっており、大きくふたつ、目尻用と真ん中用に分かれている。ワンペア入りで税込550円と、ビギナーにも手をだしやすい価格となっている。嬉しいことに、グルーまでついている。
現在後発の「DOLLY WINK SALON EYE LASH」が出ている。
私は「ライオン」を愛用中。
「イージーラッシュ」カールブラウン
この商品が仙台のロフトで展示されており、設置されたタブレットで、装着の仕方のイメージの動画を流していた。そのコピーが「10秒マツエク」というもので、モデルがぱぱぱっと着ける様子が写っていた。かなり簡単そうにつけているように見える。この「カールブラウン」というのは、目尻タイプで、手にとってみると、かなり短めのつけまつげである。
結果を言うと、私はまずこの「カールブラウン」を買って、これで練習した。結果的に、これで練習をして正解だった。
・長さが短くてつけやすい
というのが一番の理由である。
また「できた!」という成功体験は、次のステップへチャレンジするモチベーションとなる。
利き手でつけてOK
「つけまつげの付け方」のサイトをみると、「右目は右手でつけて左目は左手でつけるのが基本」とあるが、私はどちらも利き手の右手で、ピンセットを使っている。
渡辺直美ちゃんのメイク動画を見るのは結構好きだが、彼女のように、ビフォー老眼の時からつけ慣れていれば、手でぱぱっとできるが我々は「拡大鏡とピンセットで利き手でつける」で行こうではないか。
必要な道具
早速だが、必要な道具を挙げてみよう
つけまつげ本体(目尻用、中央用など、カットしなくてもよいもの
グルー(アイラッシュ・フィクサー)
・EYELASHES GLUE 501(のりがはがれるタイプ)
・EYELASHES FIXER EX 552(超強力 透明)
★どちらも細筆タイプ
ピンセット(D-UPから使いやすいものが出ている)
アイライナー(ブラウンブラック程度が良い)
手鏡(拡大鏡)7倍くらいあっても良い
下まつげ用マスカラ
順番としては、アイメイクを済ませて一番最後につけまつげをつける。
まつげがある(笑)人は、ビューラーでカールしておこう。私の場合は、貧まつげなので(悲)、ビューラーを使う必要はないのだが。
しかし、まつげがない方が、自然に見えたりする。貧まつげだからといって悩むことはない。
なお、これはアラフォー以上に言える話だ。
ある程度の年をとると、下まぶたにもシャドウがあったほうがナチュラルだ、というのである(長尾かおりさんや他のメイク研究家も言っている)。つけまつげをつける場合は、下まぶた(下まつげライン)に、軽くブラウンのシャドウを乗せておくとバランスが良いと思う。
たまに、上まつげだけが「いかにもふさふさ黒々のつけまつげ」で、下まつげラインはノーメイクという人をみかけるが、あれは「上が目立ちすぎ」で、不自然な感じがする。
私の場合だが、眉毛を描いてから、アイシャドウにはいる。
一般には、アイメイクを終わらせてから眉毛だと思う。
メイク全般で参考にしているのは長井かおりさんの「必要なのはコスメではなくテクニック 」という本だ。
まずは、ブラウン系のシャドウで「ホリ」を作ってから色系に入る。KATEの「ザ・アイカラー」39番(茶系)を使っている。
ホリをつくったあとは、同KATEの「パーツリサイズシャドウ」BR-2(ローズブラウン)を使う。これは、「下まぶた」に重心を置いた色が入っている。
これで、目の周りを作ってから、つけまつげに入る。
このシャドウの説明書には、一番上の明るいカラーをまぶたに。真ん中の色を下まぶたのラインに入れ、一番下の濃い色を、目尻の上と下に「く」の字に入れるとあるが、そうすると、上まぶたが少し寂しくなる。なので私は真ん中の色、つまり下まぶたに塗っているものを、上まぶたのキワにも乗せている。これからリキッドでアイラインを引くのだから、これくらいやっても
いいのだ。
一番上の明るい色を「ホリ」の上とまぶたの目頭側に塗る。
目頭側は、何か塗りたい色があれば他のシャドウの色を持ってきてもいいと思う。私はよく「KATE(ケイト) ヴィンテージモードアイズ PU-2【メーカー生産終了品】、こちらのオレンジを目頭側にのせている(メーカー生産終了しているが、似たカラーはあるはず)オレンジはかなり馴染む。
まずは、リキッドタイプのライナーでアイラインを引く。細すぎるとつけまつげに負けるのと、後述するが、アイラインの上に「はがれるタイプ」のグルー(アイラッシュフィクサー)でラインを引くので、適度に太くてもよい。私の場合だが、セザンヌの「極細アイライナーEX ブラウンブラック」を使っている。真っ黒だと重たいためだ。ブラウンだとちょっと軽いので。このブラウンブラックが丁度良い。
拡大鏡を使って引くとわかりやすい。
グルーを二種類用意する
私の場合、グルー(アイラッシュ・フィクサー)を二種類使っている。
ノリがはがれるタイプと、超強力タイプである。
ノリがはがれるタイプ(アイラッシュグルー スーパーフィット501)は、使い道が2つある。1つは、つけまつげにファースト・コートとして塗るため、もう一つは、アイライナーの上に、補助グルーとして塗るのである。
超強力タイプ(D.U.P アイラッシュフィクサー EX 552)は、つけま界?では定番中の定番だ。
ファースト・コート似ついて説明する。つけまつげはノリ(アイラッシュ・フィクサー、あるいはグルー)をつける。その際、強力なグルーをつけると確かに接着力は上がるが、つけまつげ自体にもグルーがつき、それが残ってしまう。いくらきれいに取ろうと思ってもなかなか取れにくいのである。そこで、最初に「ノリがはがれるタイプ」を塗っておく。それが乾いてから、超強力タイプを塗る。こうすると、あとでノリがきれいにはがれるうえ、つけまつげ自体が長持ちする。
これはあるサイトにヒントとして載っていたものだが、確かに良いアイディアである。
そして「ノリがはがれるタイプ」には、もう一つ大事な使い道がある。
それは、アイラインを引いたあと、アイラインの少し上に、この「ノリがはがれるタイプ」のグルーの細筆で、アイラインの上に、ラインを引く。
勿論つけまつげ自体にもグルーをつけるが、アイラインの上にもグルーでラインを引いておくことによって、接着力が強力になる。
試してみるとわかるが、つけまつげとまぶた、両方にグルーがついているので、しっかりくっつくのである。また、まぶた側には「はがれるタイプ」を使っているので、メイクオフの時も簡単である。
これについてだが、最初私はまぶた側も「強力タイプ」のグルーでラインを引いていた。これはよくくっつくのでよいのだが、メイクオフする際に、なかなか取れなかったりすることがあった。微弱なまつげが取れてしまうこともある(汗)。そこで思い立ち、「はがれるタイプ」でラインを引いてみたら丁度よかったということだ。
なお、慣れていれば、黒いアイラッシュ・フィクサーで、グルーとアイラインを兼用することも可能だ。私の友人はそうやっている。私の場合は黒のグルーできれいなラインがひけるかどうかナゾなので、アイラインを引いてから、「はがれるタイプ」で接着補助ラインを引いている。
アイラインを引いたら、アイラッシュフィクサーでラインを引く
アイラインを引いたら、アイラッシュ・フィクサー(グルー)の「ノリがはがれるタイプ」の細筆を使い、アイラインの僅か上に、ラインを引く。
そのグルーが乾く間に、つけまつげには「強力タイプ」のアイラッシュフィクサー(グルー)をつけ、少し乾かす。
補足 先日、渡辺直美ちゃんのメイク動画で見たこと。
直美ちゃんは私同様強力タイプ(552)を使っているそうだが「完全に乾く前につける」と言っていた。というのは、完全に乾いてからだと「一発勝負」になるが、半乾きだと「2ラウンドOK」なんだからだそうだ。
私の場合は、上まぶたに「はがせるタイプ」でラインを引いているので、一度貼ったら「2ラウンド」は難しいと思う。
ここから、装着に入る
私は右利きなので、ここでは右利きの場合を書いておく。
よく、右目は右手で、左目は左手で、と書いてあったりするが、右利きなら右手でつければよい。私は両目を右手で、左目からつけているが、全く問題はない。
そして、これもよく「つけまつげのつけ方」的なサイトに書いてあるのが
「手鏡ではなく、置き鏡を使おう」ということ。
これは、若い子(笑)で、老眼ではない場合にはOK。しかし、アラフォー以上アラフィフ、アラカンになってくると、置き鏡では見えにくい。
我々は、手鏡、それも拡大鏡(少なくとも5倍、私は7倍を使っている)を使わないと見えないのである。
左手で拡大鏡を持つ。右手でピンセットを持ち、「左側のつけまつげ」を取る。挟むのは、目頭側。
★重要なポイント。ピンセットをもった右肘は横に張ること。肘が下がっているとうまくつけられない。
★鏡は顔より下に置き、あごを上にあげて鏡を覗きこむようにする
あごを上げ、鏡を顔に近づけると、グルーを塗ったアイライン付近がよく見えるから。
ピンセットを持ちあげ、つけまつげをアイラインに沿って乗せる。
★この時、肘は張ったままで、手首を返して張るのがポイント。
小指で、下からつけまつげを押さえる
★ここが一番大事なところだが、つけまつげが成功?するかどうかは、目頭側にかかっている。特にハーフサイズや目尻用の短めのものは、目頭側がずれていたりすると、実際のところ目に違和感を感じたりする。
つけまつげを置く順番は、つけまつげの真ん中、目頭側、目尻側がよい。
最初はフルサイズではないほうが良い、というのはこのためである。
最初は「目尻用」「真ん中用」で、充分練習してから、フルサイズや自分で切るものにすすめば良い。
小指の先でつけまつげをちょんちょん押したあと、目に違和感がなければ、ちゃんとついている証拠。
もし、目尻や目頭に違和感があったら、いさぎよく付け直しすること。
右のつけまつげは目尻側をピンセットで挟む。左とは若干持ち方が違うが、短めのつけまつげならば大丈夫。すぐ慣れる。
こちらは、つけまつげの真ん中、目尻、目頭の順番になることがあるが、取り敢えず真ん中から行けば良い。
ポイントは「目頭」の着地点。
つけまつげが不自然に見えるのは、目頭の着地点をあやまった時だ。
こうなると、目頭側に違和感が起こるのですぐわかる。
特に右目の目頭側着地点は要注意。
ピンセットを使って自然な着地点に持って行こう。
おすすめのつけまつげ
色々使って見て、これはつけやすい!というものを紹介する。
選択ポイントとしては「あまりにもつけまつげ」っぽいのは避けた。
まつげが密で短いものは、つけまつげ感が出すぎる場合がある。むしろ、密でなく長めのもののほうが、自然に見えるような気がする。いずれにせよ、最近のつけまつげはナチュラルに見えるものが多いので大丈夫。
また、固すぎるもの、やわらかすぎるものは避けた。100均で売っているようなものは、固すぎるか、やわらかすぎるのだ。ワンペア500円くらいから選ぶとよいだろう。
そして「カットしなくてもOK」のものを選ぶのがポイント。
なお、私の目の形状もあると思うのだが「中央用」がどうも合わない。
中には「目尻用」より「真ん中用」の方が合う人もいるかと思う。この辺りはお好みでどうぞ。
ちなみに、目尻用は「目の横幅」を大きく見せる。「中央用」は、黒目の上が濃くなるので、目の縦幅を大きく見せる効果がある。
★短めで、まず失敗しない。これで練習すると自信もつく。私もこれで練習した(現在これらは入手しにくいかもしれないので、「DOLLY WINK SALON EYE LASH」がお勧め。こちらは2ペア入っており、グルーもついている。
★普段遣いにベスト。カールブラウンよりも若干幅があるが、つけやすい。
イージーラッシュの中では一番好みかも。
上記二種類は、ワンペアで550円、小さいグルーもついている。この小さいグルーは、携帯にとても便利だ。エントリーモデルとしては、これが一番のお勧め。
ディーアップ アイラッシュ × ROLA
https://d-up.co.jp/eyelashes/rola/
こちら、私の「つけまの先輩」二人が揃って「つかいやすいのはこれ」と言ったもの。
私は目尻タイプの「03 SEXY」を愛用している。長さも丁度良い。
03は「地まつげタイプ」でナチュラル。
「04 COOL」は、イベントなど「盛りたい」時によく使うが、少し長いので、練習が必要かもしれない。なお、こちらは「エクステしてるみたい」な感じを狙っているらしい。
D-UPからは多数のつけまつげが出ているが、Natural Sexy Cool Mode Sweet などの名称がついており、芸風?は似ていると思う。
エアリーカールラッシュ
こちらは最近発売されたもの。コンセプトは「まつげパーマをかけたようなカール」
このシリーズのよいところは、軽いところと、まぶたのカーブが合えば、ぴたっと決まるところだ。私はこの中の「07 Rich」(盛れるのに華やか)を使っている。
仕上げ
先にも書いたが、オトナのアイメイクには「下まぶた」のアイシャドウが必須である。私がいつも参考にしている長井かおりさんの記事がある。
先にも書いたが、私は普段、KATEの「パーツリサイズアイシャドウ」のBR-2(ローズブラウン)を使っている。このシャドウは、下まぶたに重きを置いたカラーが入っている。長井さんもこの記事で、今まで目の下を明るくしていたけれど、オトナメイクはくすんだ色」と言っている。
下まぶたにもシャドウがはいっていることを前提にして、下まつげには、軽くマスカラを塗る。
私の場合、下まつげが細いから。上まつげがフサフサしているのに、下睫毛がない、というのは不自然。というわけで、これ。
塗りやすく、涙袋につきにくいです。ほんのちょっとかするだけでも「なんか違う」感が。
「見えないまつげも際立てる」というキャッチコピーはウソじゃない。
使った後のお手入れ
私の場合だが、帰宅したらまずつけまをはずすようにしている。
その時、紛失防止に使っているのが、コンタクトレンズの保存容器だ。フタがついているので紛失防止になる。または、ペットボトルのキャップに水をいれて、はずしたつけまを入れておく。グルーが水でふやけて剥がれやすくなる。
このまま一晩ふやかしておいて、朝、アイメイクが終わり、またつけまをつけるぞ!と言うときに、取り出してタオルで水気をとる。グルーはふやけているので簡単にとれる。
そして、その後に「はがれるタイプ」のグルーを塗り、つけまのケースに貼り付けて、形くずれを防ぐ。
私はD-upの「アイラッシュ バリューパック」のケースで保存している。
まとめ
アラフォーからアラカンにつけまつげをお勧めするのは、
・地まつげが年齢やホルモン的に減る(汗)
・慣れると早い
・最近はナチュラルなつけまつげも多く出ている
・気分転換になる(気分をアゲるにはもってこい)
という理由がある。
まつげが変わるだけで気分はかなり変わる。
また、今はマスク姿が多いので、アイメイクに凝るというのも1つの愉しみだ。
ポイントは
・若い子とアラフォー以上は、お道具が違う
・拡大鏡を顔に近づけて、よく見えるようにする
・最初は、フルサイズではなく、目尻用とか真ん中用、つまり自分でカットしなくてもよいモノを選ぶのがポイント
・拡大鏡を顔に近づけて、アゴを出し(上むき加減)、ピンセット必須
・ピンセットを持った右手は、肘を張り、手首を返してつけまを装着
・左目は真ん中、目頭、目尻の順番が基本。右目は真ん中、目尻、目頭がやりやすい。
・目頭側が不自然でなければ大丈夫
・貼り付けたら、小指の先やピンセットでちょんちょん押さえる
もし、つけまつげをつけた後、どうもまつげが下がってくる、左右均等にならないという場合は「まぶたとのカーブがあっていない」のだ。
ご存知のようにつけまつげ装着ラインは、緩やかなカーブを描いている。カーブに対して、まっすぐ貼り付けてしまうので、つけまつげが下がるのだ。
あとは、たのしみながら練習あるのみ。