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ファンカ・ラティーナ:ニューウェーブとポストパンクの80'sサウンド/Funka-Latina 80's

今回は久しぶりの80年代の英国ロックの記事を書きます。

なぜ、英国の80年代ロックが今も多く語り継がれるのかと考えると、この時代は「第二次ブリティッシュ・インヴェイジョン」と呼ばれ、英国ロックが世界の音楽を席巻した時代でした。1960年代の「第一次」に次ぐ「ビッグウェーブ」として現れたのが、80年代の「第二次」ブリティッシュ・インヴェイジョンです。

第一次ブリティッシュ・インヴェイジョンは、The Beatlesを筆頭としたムーブメントで、従来の音楽スタイルを刷新する出来事でした。The Beatlesが結成されて以来、彼らの登場がそれまでの音楽から一気に斬新な音楽やスタイルへと急激に変化させたと思います。

もちろん、長年の研究によって、スタイルやイメージ作り、宣伝などがマネージャーやメンバーによって考えられたものであることが解明されてきましたが、彼らの功績や社会現象は世界を変えるほどのインパクトがありました。

このエネルギーが音楽と共に世界を駆け巡った衝撃が「第一次ブリティッシュ・インヴェイジョン」と言われる所以です。

今回は、80年代の「第二次ブリティッシュ・インヴェイジョン」に見られた音楽群の「ファンカ・ラティーナ」と呼ばれるバンドを紹介します。

実は、この「ファンカ・ラティーナ」について調べてみると、英語圏の文献が少ないというか、ぜんぜん見当たりませんでした。言葉の意味はあるので、そちらを記載ます。「ファンカ・ラティーナ」意味は以下の通りです。


ファンカ・ラティーナ[funka latina]

語源となった「ファンク」と「ラテン」が表すように、アメリカのディスコ・ミュージックにラテンのフレイバーを加味して'80年代初頭に流行した、イギリスのニュー・ウェーブ系ダンス・ミュージック。ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク、ヘアカット100などが有名。

https://x.gd/7RXiZ


と言うことで、ラテンとファンクの融合。そしてスカ・ビート、ブラスに楽しいし、ちょっと大人で、おしゃれなムードのバンドばかりです。



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