Taylor Hawkins Tribute concertsについて(熟成下書き復活)
今回は前回の予告「XTC サブスク・全スタジオアルバム登場!」を書く予定でしたが、追加されていた作品は予告前に問題があり、消えていました!
原因は「違法アップロード」といわれていますが、なんか怖いと思いました。一応、Spotifyに問い合わせをしましたが、同様の現象と回答され、原因は不明と言われました。要は数多い登録曲の中で1つ、1つ対応することは難しいとのことでした。
ということで、正直、驚きと、困ったなぁという気持ちですが、『珍しくプレイリストを作成し、1曲づつ選んだ理由を解説・説明』という方法はなんらかの形で記事にしてみたいと思います。
この件は、筆者、かなり驚いている次第となりましたが、代替えに、よくnoteで「熟成下書き」と言われてる、長らく放置したままの下書きを、この際、完成させ公開という形にしたいと思います。
この記事は2022年9月27日に開催された『FOO FIGHTERSのドラマーTaylor Hawkinsのトリビュート・コンサート』について、2022年8月18日と10月1日に書いた2つの記事をまとめ、当時の私がコンサートをYouTubeのプレミア配信をみた後の感想などを書き記したものとなります。
ご了承ください。
今回は2022年9月27日に開催された『FOO FIGHTERSのドラマーTaylor Hawkinsのトリビュート・コンサート』について書こうと思います。
このトリビュート・コンサートは今年3月25日にFOO FIGHTERSの人気ドラマーのTaylor Hawkinsがツアー先のコロンビア、フォーシーズンズ カサ メディナ ホテルにて、救急が呼ばれましたが、その場での死亡が確認されました。
日本でもそのニュースはすぐに伝わり、死因は不明ではあるものの、体内からは10種類以上の薬物が検出されたというショッキングな全容が伝えられました。
Taylor Hawkinsは、FOO FIGHTERS以前にアラニスモリセットのバックバンドで演奏していました。
Alanis Morissette - You Oughta Know (Official 4K Music Video)
1995年にAlanis Morissetteは大ブレークをしますが、このMVに登場する、サングラスのいい男系(笑)がTaylor Hawkinsです。このバックバンド時代からTaylorはライブでも活躍できるドラマーでもあり、またAlanisのステージでありながら、Taylorが歌うパフォーマンスなども行っていました。とても、アーティスト性が高く、歌えるドラマーでした。
Taylorの「歌う」パフォーマンスとして、話題になった演奏として、このようなレジェンドとの共演もありました。
Foo Fighters - Rock And Roll (Live At Wembley Stadium, 2008)
これは2007年にLed Zeppelinが再結成された翌年にFoo FightersのWembley Stadium公演でのライブですが、DaveとTaylorが交互にポジションチェンジをしたという、見応えのある激アツなライブでした。
Jimmy PageもJohn Paul Jonsesもステージで演奏すると、本当に化けるというか、次元が変わるって感じがします。この2人でもとんでもないって思います。
それにしてもTaylorもDaveも、こういう好きなアーティストと共演すると、嬉しさ全開です。見てる方も、気づくと口もとは笑っていて、手はグーになってて、気合い入れてみていました。
そしてTaylor Hawkinsには、こんな素敵で可愛いMVもあります。
Taylor Hawkins & The Coattail Riders - Middle Child (Official Video)
2019年11月8日『Get the Money』からの曲で、MVにはTaylor Hawkinsの娘(Everleigh Hawkins)と息子(Oliver Shane Hawkins)さんが登場します。家族が出てくるバンドのMVってたまに見ますが、Taylorが子供たちと仲良くしているアットホームでほんわかした映像になっています。
また、この時には、QUEENのRoger TaylorとTHE YARDBIRDSの「Shapes Of Things」のカバー曲で、Taylorはドラム・バトルをするなど、レジェンドとの共演もバリバリ行ってます。
また、2021年には、Jane's Addiction(ジェーンズ・アディクション)のDave Navarro(デイヴ・ナヴァロ、G)とChris Chaney(クリス・チェイニー、B)と"NHC" (Navarro、Hawkins、Chaney)というバンドを結成し、シングル、MVをリリースもしていました。
NHC - Lazy Eyes (Official Video)
このバンドの音は70年代のグラム〜プログレとサイケデリックとバブルガム的なエッセンスも入ったポップなパワーロックという感じ。
私はこの音楽や曲は好きですね。しかもロゴはSABBATHっぽいー!!
なんとなく、この3人もだけど、Taylorが好きそうな音楽かなっていう気もします。
Taylorは仲間や家族と共に楽しく音楽キャリアを着実に確立しているように見えましたが、2001年にヘロインの過剰摂取により昏睡状態で2週間入院していた経験などもあります。また、舞台恐怖症(パフォーマンス時に発作が起きたりするような病)や、睡眠時無呼吸症候群、さらには心臓がランナーのように大きいという特徴もありました。
会社員の中にも睡眠時無呼吸症候群を持つ人がいますが、これはストレスや緊張が原因で起こる睡眠障害の兆候とも言われてもいます。Taylorは外から見ると順調にキャリアを積み重ねているように見えたのですが、私たちからは見えない不安や葛藤があったのかもと思いつつも、私には知る由はありません。
【筆者注】この文章は2022年8月18日に書かれたものです。
Taylor Hawkinsのトリビュートコンサートが配信される事が決まりました。
配信は日本時間9月3日(土)深夜24時30分(4日午前0時30分)からだそうです。記事からでは米国内では、Paramount+、他は、pluto TVの配信、MTVのYouTubeチャンネルでグローバル・ライヴストリーミング配信だそうです。
以下は英文ですが、さらに詳しく書かれています。
日本からはMTVのYouTubeチャンネルでの視聴が可能と思われます。とりあえず、pluto TVにアクセスしましたが、「This feature is coming soon.」ということでしたので、MTVのYouTubeチャンネルで視聴しましよう。
【筆者注】この文章は2022年10月1日に書かれたものです。
Taylor HawkinsのトリビュートコンサートにはTaylorが生前に一緒に作品を作ったミュージシャンのほか、日頃から憧れていたミュージシャンほか、ゆかりのある錚々たるメンバーが集まっての6時間のライブの配信でした。
LONDONでの出演:Nandi Bushell(12 years old, Kids Drummer)、Travis Barker(Blink-182)、Krist Novoselic(Nirvana)、Stewart Copeland(The Police)、Liam Gallagher(Oasis)、Joshua Homme(Queens of the Stone Age)、Chrissie Hyde(The Pretenders)、Violet Grohl(Dave Grohl's Daughter)、Omar Hakim、James Gang、Brian May and Roger Taylor(Queen)、Geddy Lee and Alex Lifeson(Rush)、John Paul Jones(Led Zeppelin)、Supergrass、Nile Rodgers(Chic)、Mark Ronson、Wolfgang Van Halen
L.A.での出演:Sebastian Bach(Skid Row)、Travis Barker(Blink-182)、Geezer Butler(Black Sabbath)、Phil Collen and Joe Elliott (Def Leppard)、Miley Cyrus、Krist Novoselic(Nirvana)、Violet Grohl(Dave Grohl's Daughter)、Joan Jett、Gene Simmons(KISS)、Stewart Copeland(The Police)、Joshua Homme(Queens of the Stone Age)、James Gang、John Paul Jones(Led Zeppelin)、Nikki Sixx(Mötley Crüe)、Chad Smith(Red Hot Chili Peppers)、Geddy Lee and Alex Lifeson(Rush)、Omar Hakim、Lars Ulrich(Metallica)、Brian May and Roger Taylor(Queen)、PiNK、Alanis Morissette、Wolfgang Van Halen
6時間もの間は大変長い配信となりましたが、複雑な思いがありました。
当初のTaylor Hawkinsの死因について、死因の特定に至っていないこともありましたが、報道発表の10種類ものという内容は衝撃でした。
また昨今のSNSなどでレジェンドが亡くなる際への「賛美」「美談」を出し「R.I.P.」と投稿するのが定番投稿とされ、最初は私もやっていたのですが、だんだん、投稿のために持ち出すのが「卑しい」というか、「可哀想という、私は美しい」という白白さが、目につき、やめました。
しかし演奏内容は素晴らしく、短期間でこれだけの準備や大勢のレジェンドを集めたことはTaylorの生前の人徳だったのではないでしょうか。
なんとなく、「Freddie Mercury Tribute Concert」を彷彿するような、素晴らしい内容でした。この映像は現在も配信のみとなっています。配信はロンドンでの演奏のみで、のちのLAでは、生配信はありませんでした。衣装などや、オーディエンスショットから判断して、英国よりはグッと身内的なホームといったムードを感じます。配信がなかったからもあってなのか、リラックスした演奏なのかもしれません。
Foo Fighters ft. Shane Hawkins Perform "My Hero" | MTV
Taylor Hawkinsのトリビュートコンサートで一番涙を誘ったのは、16歳
(若干11歳)である息子、Shane HawkinsがFoo Fightersの「My Hero」をドラマーとしてステージ上でFoo Fightersのメンバーともに演奏したことではないでしょうか。
(11歳という年齢を考えると)、ステージ上で演奏することもプレッシャーだったのではと思いましたが、演奏w見る限り、大人よりも逞しく、頼もしい、演奏で、このトリビュートコンサートでの一番の見せ場とも言えましょうか。
※16歳です!年齢間違えてました。MVを見て年齢あってないなって思ってはいましたが、先を急ぐばかりにテキストままでやってました。すみません(20250119)
この時、Dave Grohlはメンバーと共に、Shane Hawkinsの演奏中は心配そうに見守ったり、演奏後にはまるで旧知のメンバーの様に安心した顔を見せるなどしていましたが、自身の娘さん、Violet Grohlのパフォーマンスの時には、ちょっと父の顔をしてVioletを見る厳しい姿になっていたりと、ニコニコして見てしまう場面もありました。
James Gangの再結成もあり、Joan JettとTravis Barker、RUSHからと、世代も近いからか、見ていてもとても感動的で、きっと、見ていた人たちも、私以上に頬を赤くし、感動し、Taylorことを深く思ったことでしょう。
この記事は3回の予定で作成され、どうやら2回までしか書かれていませんでした。1回目が亡くなった直前で、内容が衝撃的であったことや、文中にもあった「R.I.P.」投稿に疑問をもち、未完のままとなり、2回目は「配信が決定した」ことを記事にしていた時に時期を逃したと思い公開しないままで、最後にライブ配信の感想を書く予定だったのを、書かかなかった。
1回目、2回目を、ほぼ完成としていたので、なんとなく記事ができているものと思っていた様です。あと、すごい憤慨したり、頭が痛くなるようなことがあったらしく、下書きにはそうしたことも書かれていました。
感想も書く予定だったと思うのは、今もトリビュートコンサートの詳細な記憶があり、この記事を書くために幾つか調べていた時に「あー、そうだ」「あった、あった」とやってしまったので、書く予定だったんだろうと、自分の中で納得した次第です。
より深いものを書きたかったのでしょう。
ということで、最後のライブ配信の感想を書くはどうかは、未定ということで、今回は終了です。
昨年予定していた以下も記事予定も継続中です。
この先もまだまだ続きます
最後にメンバーシップも始めています。
ご清聴ありがとうございました!