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The Policeの未公開MVについて思うこと
The Policeの未公開だった「Don't Stand So Close To Me」のクリスマスver.、リマスターHDがYOUTUBEにアップされました。
The Police - Don't Stand So Close To Me (Official Christmas Version)
サムネは楽しそうな雰囲気が満載です。いかにもイメケン・スティング、おちゃらなコープランド、ちょっとビビリなサマーズという感じですね。
最近、スティングは以下のようなことを言う記事を見たばかりでした。
「ヘヴィメタル・シンガーはあの音域で歌っているから僕はメタルシンガーだよね」
自ら「Roxanne」の音域について、アピールしていました。メタルシンガーは多分、ロブ・ハルフォード、クラウス・マイネ、グラハム・ボネットあたりでしょうか。他にもロニーやディッキンソン、ジェフ・テイトとか。
いずれにしても、誰もが高音域が素晴らしいメタルヴォーカリストです。
PUNKなのにメタラーなヴォーカルというのは画期的です。たしかに、当時からスティングの高音域の歌声は定評がありました。
The PoilceがパンクバンドでありながらもBillboardをはじめ、多くのチャート・ランキングでNo.1となったのも、音楽的な評価が高かく、かつ、優れた楽曲も多かったのだと思います。
PUNKの特徴としてハッタリがありますが、それが怒れる若者、反骨、パワーとなって英国の若者から支持されたわけです。日本でもこの動乱を憧れに思った若者は多いと思います。
中学生の私もロンドンに憧れ、腕章や勲章バッジなど、怪しい小物を集め、こっそりつけてみたものの、ちょっと不安なので、大事にしまったなど懐かしい思い出です。
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思うに、全アルバムで世界的なセールスを打ち出した英国のパンクバンドはThe Poilceぐらいかなと思いました。ただ、Nirvana、Green Dayあたりが90年代に出たことで、どうなのでしょうかね。また、セールスでいうと、BlondieもNYパンクですが売れました。
時期同じくしてBlondieも「Rapture」のMVがHDリマスターということでYOUTUBEに公開されたそうです。
今回のThe Poilceの「Don't Stand So Close To Me」のクリスマスver.のMVを見た感想としては、らしいというか、常にこういう和気あいあい的なふざけあっているシーンが多かったので、これでもよかったです。「オクラ」の理由としては、例えば、教室ver.が見慣れてしまってクリスマスシーズンでも印象が変わるかもしれないので見送ったとか?わかりません。
それにしても3台のスノーバイクに分乗し、バリバリに乗り回しているのは見てて爽快ですし、女子ファンにはドキドキだったことでしょう。
PUNKは若者のパワーとして台頭した流行なので、当時の英国の若者の姿を写していると思います。その中でThe Poilceの立ち位置はハンサムな金髪の三人組がおシャレな音楽と男らしいスタイルでカッコいい音楽を奏でるといういかにもイケメン枠です。
日本でも人気が高く、極端な目で見られる様なバンドではないので、友人に聞いていることを言っても平気なバンドの1つでしたね。
The Police - Don't Stand So Close To Me
こちらが多く見られたMVで、パンクロッカーっぽくBEATのTシャツを着てみたり、物を投げ合うとか、悪ガキ風な出来です。
『高校教師』と言う放題からもわかるように、教師と生徒の禁断の関係という、当時の硬派パンクのような「俺はアンチキリストだぜ(Anarchy In The UK)」とか「宣戦布告、戦争が始まった(London Calling)」というメッセージ性のない、おちゃらな3人バンドのThe Policeの売りが存分に出ている楽曲と思います。
この曲の中間部にギターシンセサイザーを使っています。ここでキーボードでもなくギターシンセを使って、音を増幅させる様なテクニックを持つ、ギター歴が長く、有名バンド出身のアンディサマーズならではです。
センセーショナルな歌詞で疑惑な物語ですが、サビに明るい展開でコーラスはThe Poilceの楽曲多くに見られますね。
それにしても、クリスマスver.でも、教室ver.でもスティングは途中で服を脱ぎます。当時のスティングはかなりのモテモテでしょうから、しょうがないでしょうけど、何もそんなに見せなくてもいいですよっていうほどアピール君です。
とはいうものの、私はThe Poilceは全アルバムを持っていて、一番好きなのは「So Lonely(ソー・ロンリー)」です。「Every Little Thing She Does Is Magic(マジック)」もよかったですね。やはり初期の頃の方が良かったですが、「De Do Do Do, De Da Da Da(ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ)」や「Synchronicity II(シンクロニシティー II)」もまあまあですね。
The Poilceは一番おすすめはやはり『Reggatta de Blanc(白いレガッタ)』ですかね。後は『Synchronicity(シンクロニシティー)』で「Every Breath You Take(見つめていたい)」が収録曲です。
思い出したのは「Every Breath You Take(見つめていたい)」で、スティングがウッドベースを弾いてて、「カッコつけしい」とか「あいつ弾けねー」などボロクソ言われてました。
当時、ライブでも「やつ、弾いてねー疑惑」があり、サマーズ一人で演奏しているので、「スティングいらねー説」がありました。急にいらんことを思い出して笑ってしまいました。かなり今、ツボで笑いが止まりません。
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「Every Breath You Take(見つめていたい)」はMVが当時流行りのGodley & Creme担当でMTVで賞を受賞して、当時の80’s MVの総決算みたいなMVでした。
懐かしいですね、Godley & Creme。元10ccで『Consequences(ギズモ・ファンタジア)』です。名曲「I'm Not in Love」はこの二人がいないければ、あの多重録音の声はなかったのです。
てな感じで脱線しましたが、12月なんで、今年のクリスマスは、The Poilceの「Don't Stand So Close To Me (Official Christmas Version)」で締めくくりましょう。
次回は待望のBLACK METALか、80’s、時事ネタ、メタル、はじめしゃちょーのどれかです(最後のは冗談です、やりません)。 BLACK METALはちゃんとやりたいので、今しらばくお待ちください。
ご清聴ありがとうございました。
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