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あけまBLACK METAL Xmas-私的考察
2022年、謹賀新年から、もう1週間過ぎました。もうあけましてではないので、あけまにしてみました。
なんと、今年は有言実行の新年からBLACK METALネタ登場です。
こんなめでたい日に登場するBLACK METALネタは昨年12月のクリスマスに考えていた、BLACK METALのクリスマスについての記事です。
BALCK METALにクリスマスなんてあるのかって?
ありました。海外で記事になっていましたので、今回はそれを見てブラックな新春福笑いでいきましょう。(注:筆者は至って真面目にやってます)
昨年、ここまで書いていたら、NHKが30日にQueenのTV放送をする事が判明したので、Queenに書き直して、入れ替えました。はっきり言ってQueenの記事は人気が高いです。特にライブ記事は人気です。
昨年のクリスマス、BLACK METALの人達のクリスマスはどういうものだろうと考えました。多分、正月まで休暇のはずで、家族と一緒に過ごす程度かと思いました。
BLACK METALは悪魔を崇拝する集団とも知られていますが、必須ではないと思います。悪魔崇拝は信条で重要なファクターとなっていると思います。キリスト教を偽善と言っていたり、悪魔を崇拝すると言っている人達という程度の解釈というか「そんな定義らしいっすよ」という風なぐらいの受け止め方をお勧めします。
BLACK METAL発祥の地と言われるほどの、北欧は古くはキリスト教ではない神話があった国々でした。また国家産業としてBLACK METALは存在しています。他にも南米、インドネシアとか、各国にBLACK METALをやっている人が多く、元々宗教が違いそうなので、宗教だかイデオロギーだか、その辺は特殊な話はないだろうと思っていたところ、、、以下の記事を発見しました!
2018年の記事ですが、ブラックメタラーにもクリスマスは普通にあるという記事です。クリスマスの時期にブラックメタラーは不機嫌とか、周囲からは厄介者的な扱いをされるなどのインタビューが読めます。
この記事も実際には2008年が最初のようです。記事のジャンルは「カルチャー」なので決して音楽ではないのですが、見ていきます。
逆に海外からは日本人は無宗教という人が多い事を恐れらたりもしますね。日本人は仏教徒のはずなのに、クリスマス祝う事をイベント化している不信心者と思われるのでしょうか?
たしかに、もみの木にはALL 100均一の装飾やライト、何故か七面鳥ではなく、ケンタッキーフライドチキンにピエールエルメのクリスマスコレクション。子供はサンタという父親が寝ている間にそっとクリスマスプレゼントの任天堂スイッチを置いていっていくというストーリーです。これが、ほぼ定番の日本のクリスマスという感じでしょうか。
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たしかに筆者もクリスマスをアイスケーキを食べるイベントにしていました。1日中ガタガタ震えながらアイスケーキを食べた時もありました。
それ違うやん!っていうのも分かります。私のが誰よりも一番邪道なのは分かります。しかし、気持ちが大事!気分が大事!雰囲気が一番なのです。
ブラックメタラーの人たちや海外の人たちにとっては、家族と祝うものではない日本人の食イベントに悪魔崇拝よりもずっと無節操で不気味だと思う気もします。(私の食イベントの方が無節操ですね?)
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ちなみに、この記事のインタビュー後半には、DIMMU BORGIRのメンバーShagrath(Vo.)がEuronymousのレコードショップ「Helvete」でMayheMの『Deathcrush』を購入したかったなど、色々語っています。(限定だったので購入できなかったと言ってます)
他には、BehemothのNergal、Cradle Of FilthのDani Filthなどがクリスマスやその時期の社会風潮、キリスト教について、BLACK METAL的な見地から色々語っています。
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サンタクロースはシンタクラースが元だそうで、シンタクラースは「いい子か悪い子か」とか記録しているんだそうです。ズワルトピートという顔を黒く塗ったピエロ風のお供がいるとか、クランプスっていう魔物を連れているのだそうです。何かイメージが違いますね。
BLACKなXmasソング
さて本題に戻って、BLACK METALでもクリスマスの曲があるので紹介します。
VENOMの「Black Xmas」は、1987年の5作目の『Calm Before the Storm』に収録されています。
Venom Black Xmas
3人から4人編成になったアルバムで、この曲はキャッチーな曲で、疾走感もあって、当時のNWOBHMにあるスラッシュとかデスなどのミクスチャー的ならしいサウンドです。歌詞もブラックです。
Black Xmas - Devils Eve
The whispers in the breeze
Black Xmas - Devil's wine
The river bleeds in time
因みに、この曲にはファンが制作した動画がPromoとして公開されています。どこまで本当かは不明ですが、1974年のカナダのサスペンス・ホラー映画の「Black Christmas(暗闇にベルが鳴る)」とのミックスした映像です。内容と歌詞が符合してない印象です。レコードの解説などに由来かあるかもしれません。
BLACK METALはいい子じゃないから、サンタさんは来ない?
続いて、デンマーク出身のハイトーン・ヴォーカリストのKing Diamond主宰の北欧メタルバンド、King Diamond Band。1985年の企画物のシングル「No Presents For Christmas(ノー・プレゼンツ・フォー・ザ・クリスマス)」です。
King Diamond- No Presents For Christmas
クリスマスにプレゼントはナシはキツイですね。良い子にするは重要です。
ブラックメタルはクリぼっち?
こちらは昨年末に投稿された動画です。
Depressive Black Metal Christmas
Depressive black metalはブラックメタルのサブジャンルという事です。鬱なブラックメタルって事です。Verstorbenというドイツのバンドという事ですが、イメージMVかと思われますが、詳細不明(詳しく調べればわかるかも)。2012年の 『Begräbnis der Hoffnung』から。
それにしても、この時期のぼっち、、さっ、寂しい。
ブラックメタル・パロディ 3選
"All I Want for Kriegmas Is You" Black Metal Parody | MetalSucks
この正体は私は知らないのですが、2016年ぐらいにYOUTUBEの動画が公開されていて、一時期人気があったようです。※サムネが表示されていませんがクリックしてYOUTUBEに移動すると動画が見れます。
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この動画はMetal Hammer誌で記事になってました。
こちらはパペットのパロディの記事です。
MVはこちらです。
Immortal Christmas IV - The Banishing feet. Philip H. Anselmo as Krampus
コメント欄にはかなり大喜びの声がありますが、私はちょっとわかりません。こちらは2017年。同チャンネルでは、2019年にもパペットでのBLACK METALのクリスマスパロディをやってます。
パロディの最後は日本でもご存知な方が多い英国の音楽誌『Kerrang!』からの動画です。
Black Metal Santa
2018年のYOUTBEチャンネルの動画です。やはり肩身は狭そうですが、本とか読んでて、ぼっちではなくフレンドはいます。ファーストフードがご馳走なのかは分かりませんが、今、ポテトを食べるのはポテト不足の国から見るとちょっと楽しそうです。
まとめ
BLACK METALの思想のあるバンドのクリスマスに対して、どう考えているのか、歌はあるのだろうかと調べてみた今回の記事。
いろいろ探してみましたが、定番のクリスマスソングをブラックメタル風に演奏するというものが圧倒的に多かったです。BLACK METALは、やはり安易な商業的な成功を否定するがお約束なので、マライヤキャリーやワム!のようなシーズン曲っていうのは安易には発表しないようです。
元祖のVenomは、おどろおどろしている感じで、歌詞など「ブラック・クリスマス! 悪魔のワイン!」と韻を踏んでいたり、世界観がちゃんとあり、確固たる思想やイメージが定義づけられていると思います。
思想や信仰としてのバンドもあるので、あまり表に主義や信仰を出さないことの方がもっともらしいかと思います。
現在のBLACK METALのバンドの人達の多くはネットで見る限りは、プライベートでは普通に家族写真もあるので、現実には「クリぼっち」がBLACK METALっていうのは、最近のイメージで、BLACK METAL風のピエロという表現がエモいという気がします。
最後に
BLACK MEATLをはじめ、様々なメタルバンドも盛り上がっています。80年代後半から比べるとBLACK MEATLも社会的な認知度が上がってきている昨今です。BLACK MEATLは1995年以降から、ここ最近まためざましいブームとなっているようです。
次回は80's、90's、noteお題、時事ネタ、そして、そろそろBLACK MEATLのバンド編に行こうかと思っています。多分、これらのどれかだろうと思います。
ご清聴ありがとうございました。
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