Jesus Jones(ジーザスジョーンズ) 来日公演レポート
「元祖デジタル・ロック」と呼ばれるJesus Jones(ジーザスジョーンズ)の、12年ぶりの来日公演が開催されましたが、今回はその公演レポートを、お伝えします。
前回書いた『【来日記念】Jesus Jonesについて』もありますので、まだの方も、もう1度の方も合わせてどうぞ!
Jesus Jonesの日本公演は今回で通算5回目(2004年のSonic Maniaを含む)となります。
今回のツアー日程は以下です(単独)。
11月1日(水) 下北沢 シャングリラ 東京
出演:Jesus Jones / 東京ハニートラップ
11月6日(月) 新宿 MARZ 東京(追加公演)
出演:Jesus Jones / 東京ハニートラップ / NÖCTÆ
そして、今回はさらにスペシャルで、Sigue Sigue Sputnik Electronic(ジグ・ジグ・スパトニック・エレクトロニック)」とのライブ・デュエル(決闘)が大阪/東京で開催されるという、何だかとんでもない事になりました。
ライブ・デュエルの日程は以下です。
11月2日(木) 味園ユニバース 大阪
出演:Jesus Jones / Sigue Sigue Sputnik Electronic / 東京ハニートラップ
11月5日(日) 渋谷 WOMB 東京
出演:Jesus Jones / Sigue Sigue Sputnik Electronic / 東京ハニートラップ / NÖCTÆ
11月7日(火) 新宿 LOFT 東京
出演:Sigue Sigue Sputnik Electronic / 東京ハニートラップ / NÖCTÆ
1日の下北沢シャングリラに行きました。このライブは来日前には「完売」となっていました。下北沢シャングリラは500人程度のキャパシティのライブハウスで、以前は下北沢GARDENがあった場所です。
当日は1時間前からグッズの販売を開始していました。グッズを購入すると、購入金額によってメンバーとのサイン会、または撮影会という特典つきでした。グッズの売れ行きもよく、最終的にはアパレルは会場での予約という形になっていました。
当初は行く予定になく、先の記事を書いてしばらくして、「一応、行こうかな‥」と思って行きました。というのも、当時、Jesus Jonesは好きでしたが、日本では「アイドル」的な紹介であったことから、ライブに行きませんでした。とはいえ、バンドの音は早めにチェックしていて、CDの他にCDシングル、変形ジャケットのCDなどを購入し、仕事をしながらよく聴いていました。
「デジタルロック」という言葉は知らなかったのですが、最近になって、Jesus JonesがMusic Magazine誌で表紙を飾っていた事を知り、音楽的な評価、カルチャー的な評価が高かったのかなとも思った次第です。(まだ雑誌の内容を見てないので、どういった扱いだったのかは不明ですが)
という経緯からで、熱狂的なファンではなかった私ですが、実際には、単刀直入にいうと「非常に素晴らしい!」ライブでした。こんな良かったのなら、追加公演も行けば良かったと思ったのですが、色々ありまして、かなり後悔した次第です。
初日のsold out Showは「日本公演で一番長く演奏しますよ」とのアナウンスもあり、サイン会も撮影会もあり、グッズもまだよりどりみどり、アンコールでは、まさかのサプライズ!もあった、超盛りだくさんで「行って良かったなー」としみじみと思った次第です。
ライブ・デュエルも行ってみたかったなーとも思いました。
サイン会に移る時に、帰る観客の方々の話や熱気の「熱さ」を感じました。話が弾み止まらない人達、感動しきりな友人達、「いやーすごかった」という声や、興奮さめやらぬ人達ばかりでしたし。
セットリストは以下です。
Zeroes and Ones
International Bright Young Thing
Are You Satisfied?
Bring It on Down
Caricature
Never Enough
Song 13
Stripped
Two and Two
The Devil You Know
Right Here, Right Now
Move Mountains
Who? Where? Why?
What Would You Know?
Idiot Stare
Encore:
Where Are All the Dreams? (with Tomoyasu Hotei)
Real, Real, Real
Info Freako
演奏については私のようなものが語らなくても、YouTubeでも観ることができるので、そちらの方が体感しやすいので確認してください。
またどの日もSNSで確認しましたが、メンバーも特に淡々と、熱く、かつ、ロックで、安定のパフォーマンスでした。
1曲目というか、すでに、イントロ直後から、過去から今になったような、蘇った観客の湧き上がる歓声と熱気。2曲目から4曲目までのアップテンポの曲が続き、グルーヴと演奏との一体感。2ndアルバム『doubt』からの曲が多く、ついで『Lquidizer』、『Perverse』という感じで、まさに黄金のセットリストでした。
こんな楽しいライブだったなら、もっと前にも、というか、前回は行こうと思っていたのですが、1 Daysで見損ねて、その後、全く遠ざかってしまい、コロナ禍になってしまったので、思えば、この日が来るとは夢にも思っていませんでした。
そう思いを巡らせながらも、あの曲、この曲と、年月を感じることなく、終演となりました。
そしてアンコールに何があったのかというと、「サプライズ」と書きましたが、新聞やネットのニュースなどで、すでにご存知の方も多いと思います。
アンコールに「布袋寅泰さん」が登場しました。
確かに盟友は出てきて当然かと思いますが、もっと別な人かと考えていました。こんな大物というか本命がギター1つでやってくるのかと衝撃でした。
きっとメンバーも布袋さんも、楽しい、至福な時間だったのでしょう。
SNSでもありましたが、布袋さんが出てきた時、確かに、これまでにない盛り上がりをした人が結構いて、スマホを急に構えた人が多すぎ!って思いました。
それと、隣の人がずっとこっちを見てるようで、顔がこっちに向くので、すごい気になっていまして、怒っているのかなーと。私が踊りーの、歌いーのの炸裂で、ただごとならぬマニア感を出しすぎていたので、激怒しているのかなと気づいた時はビビりましたが、この様な方でも布袋さんが出てきたらスマホを急に。ちょっとこの人、本当のファンじゃないかもーと、恐ろしくなりました。
最後は「Info Freako」の大合唱で締めました!
以下はBARKSのライブレポート
そして、その後、サイン会に参加して、メンバー全員のサインを貰いました!演奏後でしたが、みんなフレンドリー。Iain(と、Gen)には「今日は素晴らしかったです!」って言ったら、喜んでくれました!
ああ、言えて良かった!
以上です。
追加情報として、前回に全米ツアーが無くなった?とありましたが、この3ヶ月の間に復活し、2024年3・4月に北米ツアーが8ヶ所で開催されると、公式WEB SITEにニュースで発表がありました。
↑デジタルロックという感じでおしゃれな引用になりました。流石です。
今年の12月23日にロンドンの老舗ライブハウスのThe 100 Clubでクリスマスにライブがあります。チケットは販売中。いいですね、イギリスは。
最後に、来年また日本に来ます!という言葉をライブで耳にしましたので、今回「あー!」と思った方は是非!
アンコールの映像のリンクで、今回の記事を終わります。
https://www.youtube.com/watch?v=3DKGH6cYmac
※声は私ではありません。私は「Hotei!」のマークのMCに「マジかー!」と連呼していましたので。ジーザスの場合は、常に「3連呼」にしています。
最後にメンバーシップも始めています。
次回予告ですが、80年代や、90年代や、または別なバンドのニュースとか、追悼シリーズ、もしくは来日シリーズ、などなどの、どれかが濃厚という予告と思いましたが、そうです12月なので、今年の総決算的な話題を書きます。
もう年末なので、書くことも色々溜まってきてしまっていますが、まだ、1ヶ月あるので、引き続き宜しくお願いします。
ご清聴ありがとうございました!