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ロラパルーザのコロナ感染者数発表される

米国のシカゴで行われた音楽フェスティバル『Lollapaloozae』。今年は開催30周年で、7月28日からの4日に約40万人が集まり、そのうち、新型コロナウイルスの感染者の陽性が判明したのは203人だそうです。

フー・ファイターズポスト・マローンタイラー・ザ・クリエイターマイリー・サイラスがなどがヘッドライナーを務めた『Lollapaloozae』ですが、世界的なコロナ渦の中で、フル・キャパシティ、もしくはそれに近い形での開催が当局に許可されました。

入場の条件として

・フェスの2週間前までにワクチン接種2回を終えている
・フェス開催の72時間以内に検査を受け、その結果が陰性であること
・上記2点の証明書の提示

となってました。

結果として

・ワクチン接種率は90%以上
・約40万人の人がマスクなし
・600人は2つの条件の証明書がなく入場不可
・陽性は参加者の0.05%

フェスの2週間後の検査によっての数字だそうですが、かなりの封じ込みと見受けらえます。

また、5月には英国の音楽アワード『ブリット・アワード』が開催されましたが、こちらはワクチン接種をした医療従事者が4,000人以上集まり、感染者がゼロだったそうです。

この数字を見れば、ある程度の想定はできたと思いますが、だからと言って楽観視はできないです。少なくとも国内・東京では、現在の逼迫する医療現場の状況を考えても、軽率な行動は避けたいものです。

それと、思うに海外と日本での医療現場や保険制度の違いがあるので、上記の記事に対して、慎重に判断したいですね。


野外フェスといえば、国内では8月20日からの3日間、新潟苗場スキー場で『フジロックフェスティバル '21』 が開催されています。『Lollapaloozae』の様なワクチン接種が完全に終了している人たちが入場できるとの条件はありません。現在のところ、国内でのワクチン接種率は16日時点で人口の37.6%が2回の接種が完了という数字です。しかもワクチン接種の多くは60歳以上の高齢者である事から、個人の感染予防への取組が重視されます。

フジロック はライブ観戦以外に、宿泊所・交通機関・キャンプ場など「密集」が予想される場面があります。飲食をする、キャンプ場・宿泊所での感染症対策は個々の判断に任されます。楽しかったフェスから数日後に発熱となっては大変悲しいので注意しましょう。

フェスティバルのライブ配信中なので公式サイトをチェックをお勧めします。


そして、9月18・19日の2日間、国内最大級の野外フェス『SUPERSONIC 2021』も開催されます。このフェスティバルは東京五輪開催に伴い、会場の確保が困難となった『SUMMER SONIC』に替わってのスピンオフ的な限定フェスティバルです。『SUPERSONIC』は昨年の2020年9月からの順延で、THE 1975LIAM GALLAGHERなどが最終日に出演を予定されていました。

開催地は、千葉県・ZOZOマリンスタジアム会場、大阪・舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)です。感染症対策のガイドラインも公式サイトに注意書きがありますので、来場予定の方はこちらをよおく確認し、万全の体制で臨んで欲しいです。


ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』の直前での開催中止以降、かなりのフェスの開催が中止となっているが、今年の音楽フェスの現状です。確かに「五輪はやるのに!」「五輪ばっかり」と見えますが、ロッキンに関していえば開催地の医療関係からの申し出という事なので、他の懸念要素もあると考えたいです。

ロッキンは8月7日からの3日間と、14・15日の開催予定でした。当時の天気は水戸は雨で気温は前節は30度、後節は20度前後でした。ざっと10度も違います。懸念された熱中症よりも、14日前後は関東地方では大雨でした。オープンエアーであれば感染のリスクが少ないとも思っている人もいますが、密集してしまったり、マスク未着用ではどうなのか?と考えてしまいます。

確かに考えてシュミレーションばかりではとも思います。

仮にクラスターが起きなかったのであれば、それは幸運かもしれませんし、すべてのフェスが同じ条件になるかは疑問です。またワクチン接種も秋ぐらいには国民の8割が終了とするとの発表もありましたが、イスラエルの例もあるので、決して楽観視はすべきではないと私は思います。やはりある程度、世界規模での終息が見えなければとも思うし、コロナ 以外にも、ここ数年の環境問題、夏は熱中症、インフルなどもあるわけで、個人を含め、危機的な事への対策は引き続き行っていかなければと思う次第です。

今回は一人の考えをズラズラと書きましたが、あくまで、今回だけという事で、次回は引き続き、ブラックメタル ほか、音楽私的考察など続けていこうと思っております。

ご清聴ありがとうございました。





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