シンガポール旅行記 1
思い出しながら書いていく。
まず、起床。
…はしませんでした。
前日、丸一日フリーの日。パッキングと心の準備と電子入国と、あと旅のしおりミニノートをこさえたりと準備を色々しておりましたところ、まぁそれまでが忙しくて久しぶりにゆっくり寝れる日だったことと支度を始めてからのテンションがすっかり遠足の前の日状態になってしまって、云々かんぬん。
要するに眠らなかったのです。
飛行機の中で寝ればいいやと思ったのもあり。
寝なければ寝坊の心配も無いネ!という気持ち(阿呆)もあり。結局その日はベッドには入らず。
時間ぎりぎりまでミニノートに書き込みをして、何度目かの忘れ物チェックをして、シャワー浴びて着替えてメイクして。
いざ出発。
5:49
成田空港行きの電車に乗る。
手前の駅から乗ってきていた友人(最愛の女)と合流。夜明け前だったからか覚悟していたよりかは寒くなく、空港に着いてしまえばコートも脱げるくらいだった。国際線のあるターミナル1に降りるのは初めて。そわそわしながら看板を撮ったり。海外旅行経験も無くそもそも飛行機が怖くて国内旅行では新幹線移動をこよなく愛す私を引き連れることになった彼女(ほんとごめん)は緊張の面持ちで手荷物預かりカウンターに私を連れて行ってくれていた。彼女は彼女で家族旅行や短期留学でしか海外に出ることがないため、自分たちだけで全ての手続きを済ませなくてはならない状況は初めて。私がしっかりしなくちゃ!(いつもしっかりしている)と意気込んでくれている彼女と、眠い目擦りながら呑気に看板を撮ったりきょろきょろしたりする私。まぁ、いつも通りではあるか。
7:17
無事に手荷物を預け、イモトのWiFiを借りて、搭乗手続きへ。数年ぶりの保安検査場で心臓がバクバクした。怖いので腕時計まで何から何まで外せるものは外してゲートをくぐったけど、そういうときって大抵なんにもないのよね。出国手続きはパスポートを画面に当ててピッ!ってするだけのやつ。こちらも困ったことはありませんでした。
保安検査場を抜けるとおっきい窓ガラスの向こうに飛行機がいっぱい。まっきっきが目印の飛行機を見つけて、あれに乗るんだよ〜と彼女が教えてくれた。そういえばホームページから何から黄色だったけど、機体もそうか黄色なのか。とぼんやり思う。(ちなみに機内のライトも黄色。間接照明だから良いものの…)
いよいよ出国したので、教えてもらいながらモバイル通信をオフにし、機内モードにする。そして朝ごはんへ。
7:53
マックさんもラーメン屋さんもセブンさんもどこも混んでた。混んでたというか行列!DiorさんやCHANELさんなんかのシャッターが開いていくのを眺めつつマックさんに並ぶ。グリドルはまじで美味い。ぼけぼけした頭がオレンジジュースでしゃっきりした。
さくさく食べ終わり、ごみを捨てて、いよいよ乗り場へ移動する。余裕を持って行動したわりには時間はぱつぱつめ。飛行機乗るときって思ったよりゆとりを持って動かないとだめなんだよね。
8:08
動く歩道でびゅびゅーーんと乗り場へ移動。課金シート(名称をわすれた)の人達が既にずらーと並んでいてちょっとびびる。遅れた…!?と不安になったけどまだ私たちの列は呼ばれていなかった。ひと安心でベンチに座ってみる。
この段階で既に「飛行機、乗りたくないなぁ…」の気持ちでいっぱいのわたし。鉄の塊が飛ぶわけないだろ!(飛ぶし、飛んだ)と小声で喚くのを彼女がなだめてくれているうちに、ご案内の放送が入る。
飛行機乗るところまで行かなかったや!
続きはまた明日以降書く〜