推しの結婚
2024年1月16日16時過ぎ
テレビで中丸雄一さん結婚の速報。
びっくりした。本当に本当にびっくりした。
心臓がバクバクして、手が震えて、呼吸があらくなった。
「え?え?え?」しか出て来ない。
ファンクラブメールも来ていることに気付いた。
中丸くんからの報告文だった。
けっこん、したんだ…。
そうか、ついに、ついに来たんだこの日が…。
中丸くんの沼に落ちた日からずーっと、毎日、頭の中でシュミレーションしていた。
いつか来るその時のショックを和らげたかったんだ。
いつか中丸くんは結婚する、いつしてもおかしくない、今日かも、明日かも、と。
その時はちゃんと祝福するぞと決めていた。
ただ正直、なるべく遅いといいな、とも思ってた。
その日が、ついに来た。
こんなにもあっさり…
でも、意外と大丈夫だった。泣いてもない。
びっくりしてめちゃくちゃ動揺はしたけれど、
おめでとうと思えた。中丸くん幸せだったんだね良かったねと思えた。
すぐにそう思えた自分に安心した。
来るな来るなと恐れていたこの日がついに来てしまって、もう怖いものがなくなったという安堵感すらあった。
Xにおめでとう!とポストした。
最初はこんなもんだった。
それからずーっと、とにかく落ち着かないので、Xを見たりネットニュースを見たりしていた。
その日の家事ヤロウを見た時、自分の変化にはっきり気付いた。
なんとも複雑な感情で、中丸くんを直視出来なかった。あれ?私もしかして冷めたの!?と焦った。おかしいな…ショックで今だけどうかしてるのかな…と、妙に客観的に自分を見ていた。
とにかくびっくりして頭がいっぱいになって、自分の感情がよくわからない、そんな当日だった。
寝て起きたらなかったことになってたらいいのに、と思いながら寝た。
翌朝。前日はわりと大丈夫だったのに、ダメダメだった。まずあんまり寝ていない。中丸くんの事ばかり考えてしまってなかなか寝付けなかったし、妙に早く起きてしまった。
心がざわざわして仕方なかった。ため息ばかりついていた。
ヤバい、ダメージがきた…
それからはもう、中丸くんの何を見ても聞いても、その向こう側を勝手に想像してしまって、辛くなっていた。
見えているものは何も変わらないのに。
中丸くんの顔、声、スタイル、手、歌、ダンス、考え方、生き方、優しさ、面白さ、へんてこさ、が大好き。
それは何も変わらないのに。
そもそもリアコではなかった。私結婚してるし。
でも…そういう問題じゃなかったんだ。
中丸くんの全てにときめいて、かっこいい可愛い大好き!って毎日思ってた。
日々のモチベーションになっていた。
リアルな恋ではないけど、恋愛感情にごく近い、また別の種類の恋だったのかもしれない。
レギュラー番組がたくさんあるから、発表後最初の回は必ず祝福されていた。それはそうだろう、何もないと不自然。ファンだけが見ているわけではないのだから当然。
出演者の慶事を温かく祝う、一般の人が見たらなんとも思わないだろう場面にさえ、些細な事がひっかかって、勝手に元気をなくしたりした。
そして、読まなきゃいいのに読んでしまう、ネット記事。チェックしてしまう、お相手の方の近況。
だけどいつも救われるのは、中丸くん本人の言葉たった。
テレビでも会見でも、ファンを気遣って言葉を選んでくれる。
アイドルとして言わない方がいい事は言わないでくれる。
周りの誰も傷つけずに、にこやかに、スマートに。
ますます好きになった。
振り返ればいつもそう。何かあった時の中丸くんの言葉で、好きが更新され続けてきた。
またそう思わせてくれて、中丸くんありがとう。
メンバーのお祝いは当日のSNSで1回だけ。
メディアに聞かれても答えない。
グループの冠番組では全くその話題に触れない。
そのグループとしてのスタンスにもしびれた。
KAT-TUNはこれからもアイドルでい続けてくれるんだ。
さすがKAT-TUN。ずっとカッコいい。
ずっと推すに決まってる。
恋愛は自分を映し出す鏡とよく言うけれど。推しの結婚も同じだった。
アイドルってなんだろう
推すってなんだろう
私は推しに何を求めているんだろう
色々な事を考えた。
感情が動く時の自分を客観的に捉えるようにしたら、何が自分を元気にして何が自分を落ち込ませるのか、わかってきた。
SNSやネットニュースとの関わり方も考えるようになった。
はからずも、現実世界での家族や友達や仕事のありがたさを改めて感じる事にもなった。
中丸くんには幸せになってほしい。
アイドルは結婚しないでファンに夢を与えなくちゃいけないなんて思ってなくて本当に良かった。
才能あふれる人だから、努力ができる人だから、周りを幸せにする人だから、誰よりも幸せになってほしい。
突然の発表が、病気で活動休止とかでなくて本当に良かった。忙しそうだからいつも心配している。どうか心も体も健やかに、毎日を過ごしてほしい。
そして中丸くんにとって大切な人達も、幸せでいてほしい。
アイドルでいる事とプライベートの幸せ、他者に邪魔されることなく、全部手に入れてほしい。
感情の波はまだある。
もう大丈夫!もう浮き沈みしない!と思ったそばから、些細な事で負の感情に押しつぶされてしまう。でもまた些細な事で、ポジティブになる。
でも最初よりも確実に穏やかな波になっているし、この繰り返しで、いつか凪の状態になるのかもしれない。
そしてそのうち、中丸くんを好きな要素の1つに、家族を大事にしているところ、が足されるんだろうと思う。
早くそうなりたい。
まだ悲しみの中にいるファンの方もいらっしゃる。それぞれのスピード、それぞれの方法で、いつか落ち着かれて、また一緒に中丸くんを応援できる日が来たら嬉しいなと思ってます。
私もきっとまた何かのきっかけで、ネガティブな
感情になってしまう事もあるだろう。
その時に読み返して、ずっと前向きに中丸くんを応援できるよう、書き留めておきたいと思います。
中丸雄一、一生愛す💜