コンピに参加しました
こんばんは、ぷろくらです。
この度、デカ竹林さん主催の楽曲コンピ「少女未名」に参加させて頂きました。
こちらは匿名コンピという中々特徴的なスタイルだったのですが、「自分の曲について公表するのはOK」というルールでした。
なのでこの場では自分の曲についての軽い所感と歌詞を書いておこうと思います。
匿名原理主義の方は以下は見ない方がいいかもです。
[※下記に私の曲を掲載しています]
曲について
私の曲です。
歌もののオリジナル曲として作詞作曲を行いました。
ボーカルは 廻歌しと さんに歌って頂きました。
歌詞です。
girlUndefined
Music: /** purocura */
Vocal: 廻歌しと
全く謎だね 気がついたらこうで
視界埋め尽くす 赤と青の洪水
一気に溢れる文字とエラーコード
何この人生？なんて言いたいだけかもね
遠い声 伸びる影
髪を揺らす風
あいも変わらず あなたとも
感じられるものだね
思いがけないはじまりで 私だけが抱える不整合
明け方の空揺れる窓 流れる景色がぼやけてく
別環境に分けられた 説明不能なコミットログ
人と世界の矛盾点 私にも現れるなんてね！
この日々が続いても 案外すっと馴染めそうで
唯一きっとあなたとだけ 競合するけど
知らないままでいて
エクスポートされない感情
非同期で繋ぐ幻想
およそずっとは続かないの
なんて塩梅で 息をして
フィクションショー 諸行無常
いつの間にかぐちゃぐちゃのコード
透き通った世界の差分だけcherry-pick
絡まって 散らばって
至極厄介な衝動性
閉じたドアの向こうでの記憶は
未定義にしよう
もうね手遅れ あるいは常識捨てた転生
とか言って慣れてきて
意識にものぼらなくなって
洗脳完了
何も変わらない元の日々 動いてるみたいだからヨシ
破綻するのはレアケース また流れる景色が溶けていく
目立つアラートは消えたけど あなたというE2Eテスト
本当のことはいつでも直視しない方がいいからね
この日々が終わるのなら 何ならいっそ悲しいかもね
そっと抑えた心の奥 声が聞こえた
罪と共に踊れ
生まれながらに持ったチャーム
スタイリングで色が付く
私刹那を生きてるけど いつも理性には
あなただけ
フィクションショー 諸行無常
いつの間にかぐちゃぐちゃのコード
透き通った世界の差分だけcherry-pick
絡まって 散らばって
至極厄介な衝動性
閉じたドアの向こうでの記憶は
未定義にしよう
所感
今回が私にとって初のコンピ参加となりました。
今回のコンピでは「美少女」がキーワードでした。
そこで私にとっての「美少女」の概念、私が思い描くイメージをサウンドと歌詞に込めました。
また匿名コンピということで「匿名」「謎」「秘密」といった要素も意識しています。
たぶん「美少女」→「美少女ゲーム」という想定が前提だったと思うんですが、そこに限らない美少女概念を追求しています。
そのため生身の人間にボーカルを担当してもらうのも、表現のために非常に重要な一要素でした。
現時点の私が作れる最高の作品が出来たと思っています。
また制作に関して言うと、今回から Bitwig Studio というDAWを使いはじめました。
私はこれまでメインDAWを Cubase, FL Studio, Ableton Liveと彷徨ってきたのですが、完全にBitwigで落ち着きました。
ボーカルディレクションのみ VariAudioを使うために書き出しましたが、基本的に打ち込みからボーカルレコーディングまで全てBitwigで行っています。
今回のプロジェクトを開いてみるとこんな感じです。
Ableton Live のトラックタイトルが右に並んでるやつを左に持ってきたような、整然としたUI。
クリップランチャー (左に見えているパネルエリア的なとこ) もあり、アイデアを絵を描くときのパレットのようにストックしておけるのが非常に便利です。
プラグインが一覧できるミキサー画面もちゃんとある。
他にもプラグインが落ちてもDAW落ちないとか、メリットデメリット色々あるんですが総じて素晴らしいDAWです。
Bitwigのトレンド、まじで今後来ると予言しておきます。
またBitwigの解説記事も今後書こうと思います。
おわりに
こちらのコンピ「少女未名」、
各制作者のエネルギーに溢れた大注目のコンピだと思います。
soundcloud:
bandcamp:
このサムネから伝わる雰囲気が好きな人には、本心からお勧めできます。
是非聴いてみてください。
それではまた。