10秒で学ぶ!イギリス英単語フレーズvol.5「1ポンド通貨の俗称」
イギリスに来る前は「ユーロじゃなくて独自通貨だなんて、面倒だな」と思っていましたが、昨年2020年1月31日、3度もの延期を経て、4度目の正直でやっとこさEU離脱を果たしてしまった今、イギリス通貨のユーロへの道は半永久的になくなりました。
普段はクレジット・カードを利用するので使うこともありませんが、たまに青空市場やお祭り、フェアなどで現金が必要なことがあります。来たばかりの頃は小銭の区別がつかず、年配者が支払いに手間取る気持ちがとてもよくわかりました‼︎
イギリスの通貨単位はpound ポンド(£)で、補助通貨がpenceペンス(p)です。発音は「パウンド」、複数形は「パウンズ」となります。
アメリカでドルのことをbuckと呼ぶように、イギリスにもこの「パウンド」には別の言い方がありますが、それがこちら。
俗称で「quid(クィッド)」と言うことがあります。複数形は「クィッズ」。 5ポンド紙幣、10ポンド紙幣をそれぞれFiver(ファイバー)、Tenner(テナー)と言うこともあります。いずれも、カジュアルなお店や市場といった場所、友人同士で使われる言い方です。
ペンスはペニー pennyの複数形なので、1ペニーのときだけがペニーで、それ以外はペンスを使うことになります。このあたりも始めは違いがわからず、混乱のもとでした。ペンスのことを単に「ピー」と言うこともあります。たとえば「10ペンス」の代わりに「テン・ピー」と、こちらはむしろペンスより頻繁に耳にします。
50ペンスや2ポンドはサイズが大きいので記念硬貨がよく発行されるようで、私の財布にも「くまのパディントン」が刻印された50ペンス硬貨がありました。
有名なものではほかに「ピーター・ラビット」なども出回っているそうなので、皆さんももし見つけたら要保管ですね!