リアル生イギリス英語 vol.2<こんな言葉にも違いが>イギリスの秋
「この人こんな事も知らなかったの?」と思われて恥ずかしいですが、どんな些細な単語でも、私個人が知らなかったイギリス英語をご紹介します。
最近、私の中で「秋」が止まりません。
街路樹の葉がバッサバッサ落ち始め、日がどんどん短くなっていくこの季節が大っ嫌い、と言い毎年あえてこの時期に一時帰国をする知人もいますが、なんと勿体ない。
私は特にこれまで秋が好きだった訳でもなく、むしろ夏好きで冬の次に嫌いなくらいでしたし、こちらで暮らすようになっても初めは何も感じなかったのですが、在英3年目と心の余裕が出てきたのでしょうか。なんだか今年はやけに紅葉が気になり、毎日、違う木の紅葉を見るとつい写真に収めてしまいます。
その「秋」という単語ですが、これまで私はずっと英語で
fall
と言ってきたので、オータムという言葉そのものは知っていましたが、こちらに来て皆
autumn
と言っていたので「ホー、そうなのか・・」と思ったら
autumn はイギリス英語、fall はアメリカ英語だったのですね。
また、公道や公園などあちこちに立派な栗のような物がやたら落ちていて、クリ好きの私は「え、これ、もしかして食べれるの⁈」とテンションが上がったのですが、どうやらこれは栗 chestnut ではなく、
conker
というセイヨウトチの実、らしいです。日本では見かけないですし、やはりこれもイギリス特有の単語のようです。見た目はイガグリのようで、本当に栗ソックリなんですが、食べられずイギリスの子供達がよくこれで遊ぶそうです。
けれど、その公園で遊んでいる子供達が盛んに「コンクーン」と言うので concoon あるいはドングリの acorn のように concorn かな?と、微妙にスペルをわからないまま放置していたのですが、先日文書で目にする機会があり、3年目にして初めて conker と綴ることに気付き眼から鱗でした。
因みに殻は conker shells で 松ぼっくりは pine cones です。
私の課題:自信のない単語はきちんと調べよ!