リアル生イギリス英語 vol.3<グレタさんに続け>現地の学生が環境デモ「街角デモから学ぶ英語での掛け声とリズム」
昨日スーパーの雑誌コーナーに、日増しにメディアに取り上げられることが増えてきた、環境活動をしているスウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん(16)の肖像画を表紙にした雑誌を見つけ、「とうとう雑誌カバーを飾るほどに認められてきたか・・」と驚きました。
と言うのも、私は世界の子供達に抗議される側の大人にも関わらず、縁あって今年3月15日にロンドンで行われた大規模デモ行進に参加したのです。以来、彼女の行動を陰ながら見守ってきました。9月23日、米ニューヨークで開催された国連気候行動サミットにグレタさんは参加しましたが、日本でも「涙ながらのスピーチ」といった見出しで報道されていたので、どこかで目にした人も多いのではないでしょうか。
How dare you! (よくもそんな事を!)
と、スピーチの合間に挟み込むキャッチーなフレーズ。聴衆に拍手をさせる機会を与える絶妙な間合い。大人でも耳を傾けずにはいられない人を惹きつける話し方は、次世代を担う今の若者、世界中の子供達が何故これほどまでに彼女を支持するようになったのか、よくわかった気がします。
グレタさんに賛同して組成されたイギリスの子供達による団体 UK Student Climate Network (UKSCN)
ここイギリスでも、気候変動に対する具体的な措置を取ろうとしない政府に業を煮やした、主に18歳以下の子供達がそれに抗議する団体を立ち上げました。グレタさんが始めた、毎週金曜日に学校を休んで街角に座り込んで抗議する、というスタイルをイギリスでも各地で始めるよう呼びかけたのです。
普段はそれぞれが訴えやすい適当な場所で活動をするのですが、これまで3月と9月の二回に渡り、規模を拡大した大型デモ集会、通称 Youth Strike 4 Climate https://ukscn.org/ys4c が全英各地で繰り広げられました。なお、抗議、デモ活動自体のことは
protest
と言います。
ただ、この活動は金曜日に学校を休んで抗議をするので、デモをする日の集会名はいつもストライキ
strike
です。
グレタさんが始めたFridays for Future https://www.fridaysforfuture.org/
以下、ストライキ当日の様子と、実際に現場で使われていた英単語、言い回しを写真付きで紹介しています。よろしければご一読下さい。
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