10秒で学ぶ!イギリス英単語フレーズvol.23「解決」
「〜のようなもの」と言いたいとき、私はすぐになんでもかんでもkind of..と言いたくなってしまうのですが、なぁんかイギリスの人たちって、代わりにsortって使うことが多いんですよねぇ。
まぁね、と言うときもやはりkind of..(good/fun etc)よりも
のように、やっぱりsort使用。この言葉、いろいろ使えて
のように、分ける、のような意味も。これは子供のお手伝い表の1項目ですが、洗濯物ってランドリー以外にwashingとも言うんですね・・。お皿洗いのようなイメージですが、washingのあとにupをつけるかどうかでお皿洗いか洗濯かが変わります。
皿洗いははじめ、wash dishesしか思い浮かばなかったのですが、なぁんか皆そう言わない・・。ちなみに、アメリカ英語だとdo the dishesで、やっぱり私はそっちの方がまだピンとくる・・。
sortは普通の英単語なんだろうけど、とある使い方が気になる。
これだけ聴き慣れないことをこっち来て頻繁に聞くようになるとは・・臭う!!怪しい。いつもお世話になっております、Weblio辞書さんで調べてみると・・出るわ出るわ、注釈(英口語)。
ですが、私が気になるのはこっちの使い方
③((おもに英口))(問題・状況など)を解決する,処理する👇
あー、あの件どうしよう→あ、できた、もう大丈夫、sorted!のように、done!っぽくもあります。
命令文の場合は「get ~ sorted」というパターンで使えます。そして、問題が解決できた暁には「It’s sorted」、これにて一件落着、メデタシメデタシ〜というわけです。
そう来たかぁ、こんな使い方もあるんだ!と目から鱗だったのは
この意味での「sorted」が気になる、耳につくのは私だけではないようで、この言葉を茶化す外国人ママもいたりして、あ、やっぱりイギリスっぽい言い方なんだ、と気づいたのでした。
観光客や留学生など、一時滞在の外国人でもなんとなく頭に刻み込まれてしまうのには、絶対とあることに起因していると思われます!それは・・
イギリス鉄道警察(British Transport Police)がもうずっと、少なくともわが家が滞在しているこの5年間は使い続けている、犯罪、テロを防止するための標語。
この「See it. Say it. Sorted.」が、ひとたび電車に乗るなり車内で、駅に降り立ったホームで・・耳タコなほどかなり頻繁に聞かされることになるのです。私のように英語が苦手な外国人でも、理解して覚えちゃうくらい簡単で、脳内リフレインされる実に秀逸なキャッチフレーズ!
なんですが、その鉄道が・・来週からイギリス全土でストライキを起こすようで・・。地下鉄や一部路線がまったく運行しなかったり、間引き運転、一定時間限定だったりと大混乱が予測されます。
鉄道だけでなく、空やバスなどもともとストライキは多い国で、最近はやけにゴミの収集が遅くなったな、と思ったら今週はついに収集車が現れず。やはりストライキが計画されており、最悪来月まで来ないかもしれない、と聞かされ戦々恐々としていたのですが、話し合いがもたれたのか翌日には一応来ました。
が、ブレグジットにウクライナ問題と、複合的な要因による物価高が異常なスピードで起きており、ゴミ収集車もいつまた来なくなるかわかったものじゃありません。目先の問題としては来週の電車といい、
Get SORTED!!
イギリスさん(政府?自治体?どこにお願いすればよいのやら)、お願いしますよ・・。