Rain Drops ファーストフルアルバム バイオグラフィ
Rain Drops ファーストフルアルバム バイオグラフィ を購入しました。待ちに待ったアルバム。
今までのミニアルバムを超えるものだろうという期待のもとに聞きましたが、予想以上でした。
ではさっそく感想
一曲目:エンターテイナー
先日のレイドロちゃんのライブの雨天決行で初めて聞き、以後ようつべ君でずっと聞いてきた曲なので、感想はいらないだろうと思ってました。
しかし、これまた先日行われたOBSラジオにて、オントロジーなどのサック曲をした「じんさん」が語ったことでこの曲がさらに好きになりました。
該当配信
(あえた時間指定はしません。全編見てほしいので。)
その、じんさんが語ったこととは、歌詞わりについてです。
それが、にじフェスでオントロジーの終わりにジョーさんの隣が空いており(童田が休養中だったため)それを考えて、エンターテイナーの歌い出しが、童田とジョーさんからということです。
聞いたときマジで泣きました。本当にやばい。これだからレイドロちゃん大好きなんだよなぁ。
2曲目:formula
この歌は下記の動画でサビだけ聞いていましたが、かっこいいの一言だと思ってました。
しかし、これをフルで聞いたら(以下、個人的見解)もしかしたらVtuberのありかたについて歌われているのかなと思いました。
たとえば、「端末から引用する要出典の理想」、「あからさな言葉じゃ伝えきれない僕のリアリティ」など。他にもいろいろありますが、Vtuberってこういうものでしょ?君の活動って、こういう配信でしょ?などの世間からの目線(狂信)がある。しかし、当事者たちはそれ以外(正解不正解以外)にも手を広げたいと感じている。
そんな目線より「正解不正解以外だらけの僕を肯定したい」人たちと共振していきたい、する瞬間を望んでいる。
ってことを表現しているのかな?と感じました。
そもそも、バイオグラフィの全体を通してのテーマは「距離感」であり、この曲の日本語訳は「方式」。
まさに「狂信」(距離感が適正じゃない)と「端末から引用する要出典の理想」(その人の存在を勝手に定義づけている)などのp状態について疑問を投げかけているのかなと思いました。
3曲目:ブギーマン
最初聞いたときラップ!?と思いました。レイドロちゃんでラップといえば、オントロジーに収録されている「ミスティック/マインワルド」の冒頭のジョーさんのラップが思い浮かぶのですが、それも曲の一部で、一曲ラップということに驚きました。
この歌の感想ですが、曲順で考えてもアンチなど否定的な意見に対する反発なのかなと感じました。
「鬼の首とったようなたいどばっかね、と弁慶」とかネット弁慶って読めるのすげーと思いました。
4曲目:密ノ味(Re:ver)
この曲は、ファーストミニアルバム「シナスタジア」に収録されている曲の再録になっています。
この曲も先日のOBSで語られていたのですが、ジョーさんメインで一緒に童田とえるえるが歌っているというイメージらしいですね。
それを聞いてから聞くと、たしかに落ちサビの前の「不安も愛もすべてあげるから」などジョーさんが歌ってバックコーラスで二人がいますね。
個人的好きポイントは、一番の「可憐に揺れている」以降のえるえるですね。
5曲目:魅惑の花
「何も彼もが全部間違っているんだ」
このフレーズがマジで頭に残る曲。
フルで聞くと恋について書かれた曲なのかなーと思いました。そして歌詞にあるクレオメって花の花言葉を見て少しわかったかも。
「クレオメ」の花言葉は「秘密のひととき」「風に舞う胡蝶」「想像したほど悪くない」。らしく、失恋をしたが恋も悪いものでもないって曲なのかな?と考えました。
これってVtuberへのガチ恋に似てるのかな?
恋しても絶対叶わない。恋すること自体間違っているんだ。でも君に合わないで過ごす世界よりは断然いいってやつ。
こう聞くとなんか切ない曲だなと感じたり。
でもレイドロちゃんネタにしてるの好きw何かを間違ったときに歌うらしいw
6曲目:Butterflies
これもOBSで語られたのですが、えるえるが大人の方と話したことが反映されている曲だそうで、、、
えるえるのことを頭に思い浮かべて聞くと、えるえるって孤高のエルフ美少女ってことを感じさせる歌詞が少しずつちりばめられていたり。
えるえるって今の配信形態になるまで何をしたいか不明確だったと言っており?(聞いた覚えがある)そんなえるえるが、自分は何者なのかなど、今までを振り返ったものなのかなと考えました。
「主役にはきっとなれないと告げられた者たちのLullaby」
僕はにじさんじにいる人は全員一人一人が主役だと思ってるし、えるえるは僕の中で最高の主人公に見えてるよ。いつもありがと。好きです。
あと歌詞カードのこの曲のページえるえるがニッコニコで泣いちゃう。
7曲目:明日は日曜日
この曲は一番最初に公開された曲ですよね。
最初はただのラブソングかーーと思っていたのですが、MVみたら印象がガラッと変わりました。
これレイドロちゃんの距離感について書かれてるのかなと思いました。特にアッキーナについて。
アッキーナはレイドロで一番デビュー時期が遅いということもあり、それを思い浮かべてMVと曲聞くと感慨深い?です。
8曲目:きこえ
この曲を聴いたとき、ライブで聞いたら本当に泣いちゃうと思いました。
だって童田のソロ曲で、歌詞に「貰った大きさはわかっている」だよ!?
これって、にじフェスのこと言ってるよね?とおもって、、、
そのほかの歌詞も、「手に掛けていた傘はもういない」がオントロジーのこと連想できるし、「一人よりいいや」はレイドロちゃんと一緒にいたいってことだと考えられるし。
この曲は童田目線のレイドロの活動なのかなとかんがえました。
これもなのですが、歌詞カードの童田がかわいい。
好きなポイントは、ラスサビの「声の震えは今も」の今もが少し高音になるところです。
9曲目:ジュブナイルダイバー(Re:ver)
この曲も密ノ味同様、ファーストミニアルバム「シナスタジア」に収録されている曲の再録になっています。
この曲は、みどりちゃん、勝君、アッキーナの三人で歌っています。
「主役ぶっていた狭い世界で 怖いものなんてありはしなかった、何者にだってなれるはずだって 疑いもしなくて」
この歌詞めちゃ好きなんですよね。そこから、成長して最後に夢を見つける。
自分自身になんか当てはまってそうで好きなんですよね。
10曲目:リフレインズ
この曲は、2021年4月1日にYoutubeで行われた「開花宣言」で披露された曲だったはずです。この曲は、ジュブナイルダイバーの続編にあたる曲で、ジュブナイルダイバーの主人公が成長した姿が描かれているとか、、、
卒業ソングだよね。。。何年たっても、たとえ、何千泣いても、よみがえるサクラノリフレイン
一人で孤独に生きてきた主人公が、成長してリフレインズでは、誰かとの思い出、記憶を同じ蒼色の雨上がりの空の下で共有しあっている。
この曲は、「君が泣いた理由、聞かなくても解るほど」って部分の、みどりちゃんとアッキーナの歌い方が本当に好きで、ここだけで泣けるし白米8合食える。
11曲目:オントロジー
言わずも知れた神曲。Rain Dropsといえばこの曲といえるほどの曲。
これも「じんさん」が作詞作曲している曲です。
この曲は、寄せ集めだった一人一人が集まり、絆を育んで、本当にRain Dropsになっていくことを描いてる曲だと思ってます。
実際に、にじフェスで歌ったとき、開花宣言で歌ったとき、雨天決行で歌ったときを比べ、どんどん親密度が上がり、ひとつのグループとして完成していくのが見れました。
「あぁ 追いかけ続けた 僕たちの場所は」
「あぁ 見つけられないまま 不確かになる」
けど、
「振り返らずに 歩き続けていく 同じ傘を開いたまま」
この歌詞でそれが読み取れるかなと思ったり。
MVが公式で出てるので是非聞いてください。
12曲目:シャロウ
この曲はアッキーナのソロ曲です。シャロウは浅瀬という意味です。
Twitterでチラッと見た感想なのですが、ラブヘイトへのアンサーソングなのかな?というツイート
確かにそうかもしれない。
「愛を待っている」、「愛されたりないの」、「探す探す正解点」
浅瀬って意味と一緒に考えると、もっと愛してほしい、三枝明那を好きになってほしいって意味なのかなって思いました。
だからこそ、大嫌いで大好きになってしまうリスナーと、もっと好きになってほしいライバーの対比ができるから、アンサーソングなのかなと自分なりに考えてみました。
歌詞とか考えずに聞くと、サビのハモり?とかがきれいだし、OBSでみどりちゃん言ってたけどこんなに優しい歌声が聞けるとは思っていませんでした。
13曲目:TAKE OFF
これってライバー目線の曲なのかな?単純に、一般的な自分の好きな人に対して想う曲でもあると思う。
でもレイドロちゃんが歌うとリスナーとライバーの関係を描いてるように感じてします。
「叫ぶ心の苦しみさえも はるか遠くに消えていくように」
「微笑む君に掻き消されていた」
「他愛ない日常に宙ぶらり」
日常でいろいろ抱えている人も、何気ない日常にいる微笑む君のおかげで、悩みは消えていく
二番だったら、傷つけてしまった人との仲直りしていきたい気持ち。
ラスサビでは、大事な君が離れていくことを考えて後悔がないように全力で行動する。
正直、僕がいつもえるえるなど好きな人に抱えている感情とも似ている。笑っている君を思いだしては、気持ちが溢れてくる。とか
リズミカルな曲調とは裏腹に、歌詞はそれぞれの葛藤などを描いているギャップがすごい曲だなというのが印象。
14曲目:僕らの月は多角形
開始が戦闘BGMかな?でもライブ映えしかしない。
Rain Dropsのこれまでとこれからの曲なのかなと感じました。そして、レイドロからの感謝の曲。
一番では、レイドロのみんなの出会いや、レイドロと僕らリスナーの出会いについて感謝をしてて。。。
二番では、ユメの痛みを感じながらも成長していくことを約束し、宣言しているレイドロ。
「もっと近くにいよう」
「ずっと先まで行こう」
「僕らが連れていくさ」
連れて行ってくれ。見たことない景色を見せてくれ泣
そして、ずっと一緒にいてくれ。それ以外を考えたくない。
歌詞には感謝の言葉が多く入っていますが、感謝しているのはこっちだよという思いが本当に強い。レイドロのおかげで生きているまである。
また、歌詞で「いつのまにか僕たたちは惹かれあってた 不思議だよね」というものがありますが、本当にレイドロを好きになった「きっかけ」が思い出せない。これが運命なのかなって。
そして最後の歌詞。
「ページはまためくられていく そう、その続きを共に描きに行こう!」
アーティストから、みんなでこれからを作ろうって直接言われるのってVtuberならではなのかなって思いました。
アニメとかリアルのアーティスト、アイドルだと、やっぱ接する機会が限られている。それに対してVtuberは配信のコメントなどでよく接することができるからこそ、この歌詞が出てきたのかなって思いました。
って感じでアルバムの感想を書いてみたのですが、感情になって文章ぐちゃぐちゃかもね。
総じて、アルバムめちゃよき。これでこの価格はもはやゼロ円まである。
レイドロちゃんいつもありがとう。大好きです。
特にえるえる。いつもの配信で元気もらってます。えるえるの歌本当に大好きです。レイドロでいてくれてありがとう。
Thank you, and I love you.