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Twitter婚活を始めた時の話

去年の秋頃、31歳の私はマッチングアプリをやめた。
沢山の人とお茶したり食事に行ったけど、人種がちがうというか、合う人がいないと感じた。
ざっくり言うなら、不真面目な印象の人と、真面目すぎる印象の人、2極化しているように感じた。
不真面目な印象を受ける人とは、話すこともなかったので、必然的に「真面目すぎる印象の人」と沢山出会ったけど、全員、深い仲になることはなかった。

私の結婚願望としては「いい人がいれば」という感じ。
子供についても「結婚した後、環境が整った時、身体的に可能であれば」という考えで、これは今も変わらない。
結婚というより、好きな人と好き同士になって、余生を共に過ごしたいという気持ち。老後を一人で生きるのは嫌だという気持ち。
私みたいな人、多いと思う。
恋人がほしい!絶対!とかではなく、
結婚したい!絶対!とかでもなく、
子供産みたい!絶対!とかでもなく、
一人でも生きていけるけど、でも永遠に独りだと思うと怖い、って人。

そんな中で、マッチングアプリは色々手を付けたけど合わず、結婚相談所なんかに入るほどの結婚願望もないので、まぁ、私みたいなのは、一人が向いている人間なのだろうなと思った。そうなると、35歳までに転職とか住居について考えないといけない。
そんな時友人に、「31歳で諦めるの早いでしょ。Twitter婚活とかやってみたら?マッチングアプリより人種合いそうだよ。それで無理なら諦めることにすれば?」と言われた。
Twitter婚活について何も知らなかったので、友人に見せてもらうと、Twitter(現X)の中で、「#Twitter婚活」のハッシュタグを使って行う婚活ということだった。
基本的に皆、自分の婚活用プロフィールを固定ツイートにしていて、年齢や住居地、身長や趣味がすぐに分かって良かった。
なにより、日常的にツイートをしている人も多かったので、「人柄がわかる=会う前に、ある程度気が合うかどうか、マッチングアプリよりはわかる」と感じた。
マッチングアプリでは、まずお茶でも、となるのに対して、Twitter婚活では、まず相互に、から始まるのが良いと思った。

こうして友人の助言により、私はTwitter婚活を始めた。

例に習って、プロフィールを作成し、固定ツイートにした。
項目は、
年齢、住居地、勤務地、職業、身長、体重、趣味、好きな食べ物
くらい。

変な人に絡まれると面倒なので、いつもよりも丁寧な文章で、ツイートしていくことにした。
ハッシュタグの効果はすごくて、すぐに100件以上のいいねがついて、リツイートして広めてくれる人もいた。
こうして「#Twitter婚活」に飛び込んだ私のプロフィールを見てくれた人たちが、フォローしてくれたりメッセージを送ってくれたりした。
中には、同世代の女性もいて、活動の中でのお話がツイートされてたりと、様々な情報収集にもなる。
私はとりあえず、近くに住む人や同世代の人、女性、にフォローを返し、色々な人との交流を始めた。

ツイートは、内容に迷って無難に、食べたもの、出かけたところ、作った料理、買ったもの、ぐらいの薄い内容のものしかできず。
その代わりというか、匿名で質問ができる質問箱(マシュマロとか?)を設置している人が多かったので、それも設置して、来た質問には答えていた。
匿名で聞けるので、沢山の人が質問してくれて、面白い。

やりづらかった部分は、DMがたくさん来る中で、返さずにツイートとかコメントとか動かすのが、気まずかった。
追いメッセージしてくる人もいるし、DM返事してない人からコメントが来たら、返さなきゃとか・・・
これが面倒なので、序盤で、この人とは仲良くなることはなさそうだという要素を見つけたら、その人とはそれ以降関わらないようにした。
(後日これが原因で?問題になったこともあった)

その要素は、ツイートやコメントで口悪いなと感じる内容をみかけた、とか、DMでの誘いがあまりにも早い、とか、はじめからタメ口、とか、変なRTが多い、とかそんな感じ。
1ヶ月も経つと、どんどん関わる人数は減っていった。


なんか赤裸々で恥ずかしいので、ここまでにしておく・・・。

てか、去年の秋頃はTwitterがXになってすぐだったので、まだ「#Twitter婚活」として皆活動していたけど、今はどうなったんだろ。
「#X婚活」になってるのかな。


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