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クネッケ/黒い愛情(秀香穂里/il.奈良千春)

こちらのnoteは特殊な性癖(噛んだものを食べさせる行為)に関する記述を多分に含みます。
私は独自の倫理観で食べ物を扱っている人間なので、一般の方が読まれた場合は不快感を与える場合がございます。
閲覧は自己責任でよろしくお願いします。



先日かかった病院で、リハビリ士さんに絡んでいる派手なシャツを着たおじさんがいて気の毒に思っていたらおじさんに診察室どうぞー!と呼ばれ、まさかの先生だったということがありました。
先生は明るいテンションのいい先生で、きれいな骨の写真を見て帰りました。とりです。






今日のBLごはんは、秀香穂里先生の『黒い愛情』から『クネッケ』とアフターエピソードの同人誌『あなたのすべては俺のすべて』から『受けが監禁されたのベッドの上で攻めに″食べさせてもらった″食事』を作りました。


黒い愛情は民間のカウンセリングルームに非常勤で勤めている精神科医同士のダークなエロスを堪能できる作品です。セクシャルな行為に嫌悪感を持つ精神科医の受けが同僚の精神科医にマゾヒズムを開花させられていくお話。
肉体的にハードなプレイというより精神的な部分が強めかと思います。乳首クリップをつけられて外出して露出させられるのはまあハードですが...。


この世の咀嚼行為が含まれる作品をジャンル、媒体を問わず読み(見)漁っているのですが、黒い愛情の受けがフラッシュバックでパニックを起こし受けの自宅に連れ帰ってめちゃくちゃに愛を交わしたあと、攻めが用意したクネッケを噛んで食べさせ合うシーンは商業小説の中でもかなり思い入れの強いシーンです。

アフターエピソードの『あなたのすべては俺のすべて』では、攻めが受けを足枷で繋いだベッドの上で、攻めが用意した食事を食べさせるシーンが長尺であり私のような常に飢餓状態の人間には大変ありがたい作品。
中々自分の思考と完全にマッチする作品と出会えることが少ないので自給自足して終わっていくことが多く、それはそれで楽しいけれど、人が作った美味しいごちそうたまにはよばれたいよね。という思いで日々血眼でインターネットの海を漂っています。

SMプレイとしての咀嚼行為はもちろん好きですがプレイではなく給餌としての咀嚼行為が特に好き。
自分が噛んで飲み込んで栄養にするはずの食べ物を自分の体に入れずに愛する人へ与える行為に絶大な愛を感じるので。
なるべく水分が少ない食べ物をよく噛んで与えるシチュエーションが最上級に心を射抜くので、クネッケブロートをとろりとする状態まで噛んで食べさせ合うあのシーンは本当に最高のシチュエーションです。
攻めから受けへ与えた後、攻めが受けに同じようにしてと命じて受けから攻めへ噛んだものを与える、相互に食べさせ合っているところも最高。


コーンスープ、トマトのサラダ、オムレツ、
三角に切ったトースト、氷水


あなたのすべては俺のすべての食事は今朝の朝食に作りました。
オムレツの味付けは普通に″うすめ″です。
トマトサラダは癖で胡椒をひいてしまい、唾液と混ざった後に甘みを十分感じるために胡椒邪魔じゃない?解釈違い!となり、地味に胡椒を避けましたが若干残ってます。味付けは塩とオリーブ油半回し。(胡椒)
コーンスープはコーン1缶とコーンの空き缶いっぱいの牛乳をミキサーにかける。ミキサーにかけたのをこす。コンソメ半分入れて鍋のふちにとろみが出るまで火にかけて、嫁ちゃんに大体ス⚪︎″ャータと言われました。

オムレツ、サラダ、スープは写真の通り2人分を1皿に盛ってるだけ作りましたが、パンは2枚焼いて各々で食べてます。
粘膜接触も口接もできない人間な癖にこのような癖があるのは魔法が使えないから魔法の世界のファンタジーに強く憧れるみたいな感覚と同じと嫁ちゃんに言うと、そうはならんのよ...と遠い目をされました。


クネッケはベストな形の市販のものをずっと探していたのですが、結局見つからなかったのでインターネットのレシピで作りました。

初見で水、多くない?と思ったのですがこのレシピの割合で少量作る分量を混ぜたらベシャッとしてしまい、焼き上がるまで博打状態でした。
美味しく焼けたのでよかったです。
奈良先生のイラストと通りに配置するのに1番時間をかけました。
嫁ちゃんも鳥のご飯っぽいと言いながらおいしいよといってくれたのでよかったです。


言葉責めとか乳首責めとか、お互いに精神負債を抱える受けと攻めの重すぎるラブとかもっと書くことあるんですけど咀嚼の話しかしてなくてごめんなさい…。
人によってはハードなプレイ、大丈夫でダークなラブお好みの方は名作ですのでぜひ。

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