ハッピーバースデーのそのあとに
どうも、ひなたです。『×卵通信』も3回目になりました(正確には4回目)。とりあえず三日坊主にはならずにすみましたね、よしよし。
今日は友人宅で誕生会をひらいてもらいました。
といっても友人とその旦那さんの三人でこぢんまりとお昼を食べ、お気に入りのディズニーイベントのブルーレイを流し、眠かったら寝てもいいよ、というフリースタイル誕生会です。
サプライズとか騒ぐことが苦手な私には居心地がとてもよい、ありがたいものです。
気持ち的にはいいとこの飼い犬になったようなそんな気分でした。
食事の用意も後片付けも引き受けるよ!と旦那さんが言ってくれ、久しぶりに友人とのんびり話す時間も作ってもらいました。
『議題:風呂掃除について』
何故そんな話題になったかというと、あまりに旦那さんがかいがいしいのでそういや家事の分担ってどれくらいの比率とか決めてるの?と私が聞いたからです。
結果的にいうと、できるほうがやる、というある種理想的な答えが返ってきました。多分、このふたりはひとりでも生きていけるだろうけど、ふたりのほうがほんの少しゆかいだから結婚という手段を選んだんだろう。
外野的にはそういう感想でした。でもやはり、そこは他人。不満がゼロってわけでもないようです。
「ひなちゃんはお風呂掃除するときどうやってするの?バスタブの中に入って磨く?」
むしろそれ以外の方法がある?
きょとんとする私に旦那さんが言いました。
「うちの奥さんさ、バスタブに入らないでお風呂洗いするの」
「だって腕が届くんだもん」
これ、実際帰宅後検証したんですが、確かに届きます。友人は私より数センンチだけ小柄なだけなのでやってやれないことはないでしょう。
しかし、しかしだ。
それってもしもバスタブの縁が濡れていたら服が汚れない?
「そういう恐れのあるときは服を脱ぐ」
届いたとしてもゴシゴシは無理じゃない?
「できるよ、だって実家でもずっとそうやってきたし」
掃除の時お風呂場用スリッパ履かないの?
「あれ、なんだか嫌いなんだもん」
でも、でも……。頭に浮かんだあらゆる疑問をぶつけてみましたが、とっくにその議題については旦那さんと話をつけていると思われる友人はびくともしません。
「平行線だね」
「そうだね」
学生の頃からずーっと付き合いを続けてきた私たちが初めて話し合いを放棄した記念すべき瞬間でした。
「まあ、掃除してくれるから僕はなんでもいいんだけどね。でもさ、バスタブに入ってまでやらないくらい濡れることを嫌がるんだよね」
ほほう……。
「友人よ、正直に話してほしい」
伸びる体(推定)、履き物が嫌い、そして何より濡れることを厭うこと。
「猫なの?」
そんなわけあるか!と言ったはずの言葉が「シャーッ!」っていう威嚇に聞こえたのは果たして私の気のせいだったのでしょうか。
本日の学び:宗教と政治と野球、ついでにお風呂掃除のやり方について話すことはやめたほうがよい。