わすれもの
どうも、秋はどこへ行ったのでしょうか。お久しぶりです、ぷりんです。冬のプリンっていっそう美味しいよね
sumika専門noteになってきつつあるが、今回はわすれものという『AMUSIC』に収録されている曲から派生させて自分語りをします。
私は今大学四年生だ。中学からの友人もいれば、高校からの友人もいれば大学からの友人もいる。
ある程度のコミュニティがあって、ある程度友達がいるのになぜか、『わすれもの』を聞くたびにある一人の友人を思い出す。
その子(Aちゃん)とは高校からの友人で、高校1年生の時から3年生の時までずっと一緒にいた。
昼休みはずっと一緒にご飯を食べていたし、移動教室は必ずAちゃんと行動していたし、修学旅行の班ももちろん同じ、登下校も毎日一緒にしていた。
いま振り返るとそんなに同じ時間を過ごして何を話していたのかすごく気になるが、それは今は置いておこう。
そんな Aちゃんとは大学が離れ離れになってしまった。
高校の卒業式では、『大学にいってもずっと一緒だよ☆LOVE』などといった感動的な(?)内容の手紙を交換したまでだ。
「3年間ずっと一緒にいたんだもん、大学に入っても少なくても月1は遊ぶでしょ!」
そう思い込んでいた私だがところがどっこい、大学に入ってからはお互い連絡も取り合わず、年に2回誕生日を祝うだけの関係になってしまった。
当たり前に生きてて
当たり前に笑ってて
当たり前を前提にしてどこから考えていたのだろう
そして私が先に生まれたために、AちゃんからのLINEが誕生日に来るだろうという甘えをしていた。
ありがたいことに、Aちゃんは毎年LINEをくれていたのだが、先日『毎年メッセージを送ることに対してすごく悩んだ』という内容の手紙をくれた。
また会えるさって気を抜いて
いつかが永遠に変わる
A子ちゃんが嫌いになったわけではない。むしろ大好きだ。だけどどこかでどうせまた会えるし、また誕生日近くに会えるし、という甘えをしていた。もしA子ちゃんが連絡をくれなかったら永遠に会ってなかったかもしれない。
私の受け身的な性格が環境を変えてしまったことに本当に情けなく感じた。
sumikaは"縁"というものを大事にしている。出会ってくれてありがとう。それはバンドに対しても、だが現実の友人に対しても抱く気持ちは同じだ。
縁というものは偶然紡がれても勝手には続かない。双方が続ける努力をしない限り、途切れてしまう。
私はとても受け身な性格だ。
〇〇しよう!と言われることを前提に行動していたり、〇〇しよう!と言われてそれに乗っかることで友人関係が築けてこれたのだとA子ちゃんのお陰でやっと気づいた。
相手にどう思われるかな、相手が嫌じゃないかなを考えながら行動したり、相手の出方に合わせて自分の意思を決めるではなくて、『相手が好きだからこそ私はこうしたい!』という自分軸で動くことでその気持ちは相手に伝わるのではないかなと最近は思う。
まあそれで無理だったら無理だったで仕方ない。
期待して待ってる時間と気力の方がもったいない。
そうやって大事な時に大切なこと自分に欠けていることを教えてくれる人のことを一生大切にしたいなと思うし、自分が関わる人全員に幸せになって欲しいな。
過ぎてしまった4年間はもう後戻り出来ないけど、気づかせてくれた新しい自分であの教室にわすれものを取りに帰ろうか。
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