MMD制作に明け暮れたお話①
こちらにて、MMD作りたいな~とかさらっと言っていたのですが、
作りました。(即行動のおかゆ)
前置き:「MMD」とは何か
「MikuMikuDance」の略称ですね。なんとなくニコニコ動画でミクちゃんとかキャラクターが踊っている動画などを拝見したことある人もいらっしゃるのでは。あれのことです。そう、私もその程度の知識でした。
創作の神的存在の方がMMD作った動画を上げていらして、「す、すごい!!!自キャラが踊っている快感を私も味わいたい!!!・・・でも、どうやって・・・?」
フォロワーさんからの鶴のひと声「有償依頼はどう?おすすめ様いるよ」
それだ!!まずは他力本願。自分も出品者としてお世話になっているココナラでのMMD動画で検索。あれぇ・・・?ない。
それもそのはず、有償依頼でのMMD動画制作依頼は規約でNGになっているそうで、MMD動画で動いている人形の基である「vroid」制作なら可能だとのことです。へえ・・・
しかし・・・・・・・・・・・申し訳ないけど専業主婦に払える値段じゃ・・・ねえ・・・!!(挫折)
昨年、ケツが死んだことにより(前記事参照)いろいろと家電をそろえたのもあり一気にはとても払えない。イラストレーターというお仕事は常にそんなものです(もちろん個人差があります)
困りはてた私に再びフォロワーさんからの鶴の一声「こちらをダウンロードすると、なんとなくだけどすぐに作れますよ」
依頼がだめならそうだ、作ればいいじゃない!!!!
そして私はまず教えていただいた「vroidstudio(正式版)」をダウンロード。
プリセットにヒナタの片目前髪もあってテンション爆上がり。ところが・・・
違う、そうじゃない。
なんかヒナタなようでヒナタではない。なんか違うびみょーなニュアンスだけど私の中の鈴木雅之が踊り狂っている。
ヨシノの方もプリセットに可愛いモデルがあったのでそのまま使ったけど、これ服の読み込みとかどうするの?瞳も書き換えられないの・・・?事前に調べた情報と違う。
vRoidばかりには時間割いてられないしやっぱ無理だなーと思い、水面下で有償依頼をしようと思い、動こうと思っておりました。
と、ここまでが年明けすぐ~1月半ばまでのお話。
2月初め。子どもがCOVID-19に感染しました。
当然うろたえましたよ、そんなものです、所詮はわが身に降りかからなければ対岸の火事だと思います。思ってた。
2週間以上の停滞を余儀なくされたおかゆ一家。幸い娘は1日で回復し、すぐ元気になりました。そしてあと2日ほどで自宅待機とけるやったーーーと思っていたら・・・
今度は自分が感染しました。
いや無理だよね、隔離なんて無理だよね。家族内感染防げるわけないよね、陰性だったけど多分夫もなってたよあれ。
私も症状自体は大したことなかった。でもね。自宅待機期間が延びて、外にも出れなくて、家族以外誰にも会えなくて。私割とインドアだからいいけど娘なんて3学期始まってからほとんど幼稚園行けてねーぞ!いい加減にしろ。症状出るならもっと早く出てくれ。
そして何もかもに希望を失い、やけくそになったおかゆがとった行動は。
vroidのベータ版をダウンロードしてました(なんでだよ!)w
というわけで、前置きが長かったですがMMD制作までの健忘録になります。
①vroid:衣装テクスチャ編
正式版のが性能がいいかなって思ってたんですけど、これに限ってはそんなこともない。明らかにこちらの方がカスタマイズしやすいです。
そしてvroidstudioは、株式会社pixivの管轄なので、BOOTHでvroidを検索すると・・・
す、すごい!!!めっちゃある!!!しかも無料のもある。
ただ、ひとひねりあって、衣装テクスチャにも着せれるのと着せれないのがあります。
上着と一口に言っても「ロングコート」なのか、「ワンピース」なのか。
素体がもともと着ている白い服の形の種類のことなんですが、大体の形をベースにして制作者さんは改変し衣装を作られているので・・・
それに合うやつをアップロードしてこないとうまくテクスチャが反映されません。
これを理解するまでに私はすごい時間がかかった。
ヒナタとヨシノは制服&着物なのですが、うまいこと組み合わせて・・・
懸念事項はありますが形になってきました。
ちなみに目をつぶっているのは仕様です。
②vroid制作:衣装改変編
ベータ版のテクスチャ画面で直接変えることもできるのですが、ブラシ機能が非常に使いにくい。
というわけで、クリスタの出番です。クリッピング機能も使えるし、色改変も楽々です。(素材は改変可能かどうか規約をよく読みましょう)
ポイントはインポートとエクスポート。
インポートは素材を入れますが、エクスポートは逆に元の素体の着ている服や肌のテクスチャを自分のPCファイルに保存します。これで服から肌が貫通する場合も、クリスタで上半身を消して対応します。
着物を変更したりいろいろすっ飛ばして衣装テクスチャが完成!
きっと誰もが陥るであろう、プレビュー画面での「衣装テクスチャから肌の貫通」トラブル。例にもれずうちのヒナタも脇を露出する変な性癖に目覚めてしまいました。
ヨシノはさすがに女の子なので治してあげます。お勧めの素材がありました。
③vroid制作:ラスボス「髪型」編
勝手な推測だけど、vroid制作においては髪型はラスボスだと思っています。
プロシージャルヘアー?マテリアル?意味が分からないんですが
とりあえずこちらの動画を見てみた。
ヘアプリセットの登録方法としてこちらの2分ちょいすぎあたりに隠しファイルの設定解除ってのがあるんですが、これが全く分からず、(もはやMMD関係ないPCの操作方法の話)
これだけではわからずどうやったら表示されるか調べに調べ、一度何を間違えたのかデスクトップのデータが全部消えました(実際には見えなくなっただけだった)何が・・・どうなった・・・???
これだけでこの日は一日終わり。私は何をやっているんだ。
これがあったので髪型を一番作業の最後にまわし、後日落ち着いてやり直したらすんなり場所がわかりました。あなた疲れていたのよ。
ヒナタの髪型を精密に再現したいから、一応こちらの記事と動画を見ながらやりました。
この画像だとよくわからないと思うんだけど自分で追加した部分の髪の揺れが大変気持ち悪くなり収集が付かなかったので結局またヘアテクスチャをダウンロード。便利だね。
陽太君、パンツ見えてます?
一方、ヨシノさんもこのままではトレードマークのサイド三つ編み&リボンがないので、なんとか書き足せないかとあくせく。
リボンはこれでなんとかなりました。
うん、やったね!
あとは瞳を少しテクスチャいじったりして完成。データをエクスポートします。
自分絵に似せるとかはもはや考えてない。むしろこちらのモデルの方がかわいいから。逆輸入していくスタイル。
この時点でヒナタの髪型の揺れを失念し、あとで修正を余儀なくされるのであった。
次回予告:MMD制作その②
MMDにする前のひと手間、「PMX」ってなーに?さらに「VRM」???
ダウンロードするものがいっぱい!修正もいっぱい!何を入れるのか入れてないのかしっちゃかめっちゃか!サービスサービスゥ!
※ヨシノの幼児体型では何もサービスになってません
くそ長い記事ここまで読んでくれた方ありがとうございました。